僕がつくる残酷な世界
どれほど描き続けていたのだろうか。上にあった陽はいつのまにか沈みかけて空も真っ赤な夕焼けになっていた。
柊斗は急いでノートを鞄に入れてその場を離れた。
家に帰り玄関で柊斗が目にしたのは母の靴と柊斗のものではない男物の靴だった。
柊斗は嫌な予感がした。いや、もう悟っている。
柊斗の母は一度離婚をしている。離婚した理由は教えてもらっていない。だが、その離婚は母を狂わせていった。今まで働いていた看護師の仕事を辞めてアルコールに依存するようになった。さらに最近は男を家に連れ込んでいる。
今日も連れてきたのだろう。この靴がその証拠のようなものだ。
男が来た日は帰るまで家には帰れない。正確には柊斗が帰りたくないだけだ。
柊斗は父親の顔を知らない。というよりも覚えていないと言ったほうが良いのかもしれない。離婚したのは柊斗が小学校2年生のとき。覚えていないが、母によると柊斗は父の方に懐いていたらしい。だからかもしれない。父が家を出て帰ってこないことを理解した柊斗は泣きながら母を責めていたらしい。
柊斗は急いでノートを鞄に入れてその場を離れた。
家に帰り玄関で柊斗が目にしたのは母の靴と柊斗のものではない男物の靴だった。
柊斗は嫌な予感がした。いや、もう悟っている。
柊斗の母は一度離婚をしている。離婚した理由は教えてもらっていない。だが、その離婚は母を狂わせていった。今まで働いていた看護師の仕事を辞めてアルコールに依存するようになった。さらに最近は男を家に連れ込んでいる。
今日も連れてきたのだろう。この靴がその証拠のようなものだ。
男が来た日は帰るまで家には帰れない。正確には柊斗が帰りたくないだけだ。
柊斗は父親の顔を知らない。というよりも覚えていないと言ったほうが良いのかもしれない。離婚したのは柊斗が小学校2年生のとき。覚えていないが、母によると柊斗は父の方に懐いていたらしい。だからかもしれない。父が家を出て帰ってこないことを理解した柊斗は泣きながら母を責めていたらしい。