夢亞
「そういえばみんなテストどうだった〜？」

雹牙
「…、小生は大丈夫でしたよ、
　…文系科目は、」

雪
「俺は赤点はないにしろ文系科目が...ちょっと」

刈魔
「本当に君達って真逆なんだね…」

雪
「匕首先輩！」

夢亞
「そういう刈魔先輩はどうだったの〜？」

刈魔
「あ、あー…、
　何時も通り全てにおいて平均だったよ…、」

夢亞
「やっぱりそっかぁ〜」

雪
「憂楽先輩はどうだったんですか？」

夢亞
「僕〜？僕はねぇ、いい感じだったよっ♪」

雹牙
「憂楽先輩は完璧そうですよねぇ、」

刈魔
「本当に、羨ましいよ…
　俺ももう少し点取れればいいのに…、」

雪
「なんか、匕首先輩は惜しい間違え方してそうですよね」

夢亞
「あははっ♪雪くんにも言われてる！」

刈魔
「うぐぅ、本当にしてるから反論出来ない…、」

夢亞
「まぁ１年生の内容ぐらいだったら僕たちわかるから気軽に質問してねっ！」

雪
「ありがとうございます」

雹牙
「有難う御座います、まぁ
　この状態であれば雪と小生で
　教え合った方が早い気もしますが。」

雪
「俺たちの得意科目正反対だもんな、」

雹牙
「えぇ、教え方が上手いかは置いておきますがね、」

刈魔
「そう考えると君達って凄く相性が良いよね…」

夢亞
「確かにー！2人ともめっちゃ相性いいよねぇ」

雪
「そうでしょうか？
　雹牙はたまに小難しい言葉を使うので
　会話が成立しないこともありますし、」

雹牙
「小難しい言葉、ですか？
　小生使ってますかね？」

雪
「筋書きを早急に進めるとかどうたら」

雹牙
「あぁ、…、え、？貴方分かってなかったのですか、」

雪
「うっ､､､悪い､､､」

雹牙
「いえ、もう少し噛み砕いてお話しましょうか、
　…煙に巻く時以外は、」

雪
「頼んだ､､､」

夢亞
「刈魔先輩と雹牙くんはおんなじタイプっぽいね♪」

刈魔
「え゛…、こんな子と俺一緒か…？」

雹牙
「やい、こんな子とはどんな子であろうか、」

刈魔
「ぇあ、ごめん…、」

夢亞
「刈魔先輩が雹牙くん落ち込ませたー！」

刈魔
「え⁈ほんとにごめんね？！」

雹牙
「およよ〜、妾心に傷を負ったのでおじゃる〜」

雪
「え、あ、えっと､､､き、気にしなくていいと、思う、ます」

雹牙
「何処ぞの心の読める子供ですか、」

雪
「あ、え、あ、えっと､､､」

夢亞
「雪くん困惑しすぎ！w
　揶揄いがいのある後輩くんだぁ！」

雹牙
「本当に急な挙動不審ですね…、
　揶揄いも小生のは通じなさげですし、」

雪
「うぅ､､､仕方ないだろ、苦手なんだから、」

雹牙
「まぁ完全理系脳の貴方に文学を教えるのも一興、というものですか、
　雪、後で理系科目教えなさい、小生も教えるので、」

雪
「ま、まかせろ！」

刈魔
「なんか、相性より雹牙君に振り回されてるだけな気が…、」

夢亞
「まぁ、大丈夫でしょっ♪」

刈魔
「はは…、取り敢えず解散、かな、？」

夢亞
「そうだねぇ♪もう時間も遅いしっ！」

雪
「了解です，お疲れ様でした」

雹牙
「えぇ、お疲れ様でした。」