この広い広い世界の中で
私って
夜空の中の星屑一つの存在にすぎない
ひかってるよ
今日も生きてる

でもね

それは目に見えないほどに小さくて
誰も私に気づくことはないのかもしれない

自信なんてない
周りからの評価が怖いし
今日も社会というレールの上を歩いていくしかない
どれだけ虚しいことかと
何度考えただろうか

だけど　この小さな体には
虚しさだけが詰まっているわけじゃない
悲しさもある　絶望もある
でも　そこに確かに
かすかな夢がある

そんな私のつぶやきを
綺麗事だと笑う人がいるかもしれない
そうだと思う
もしかしたら　このまま
見つけられることもなく消えてしまうかもね

だけど
こんな私を
誰かが望遠鏡で見つけてくれたのなら
こんなちっぽけな星屑を
確かに見てくれたのなら

明日も生きてみようって
思えるかな

「みつけた」