むる（ここは…病院！？）
母「産まれたわ！」
父「おおー！」
むる（誰…？）
母「初めまして」
父「俺達は君の親だよ」
むる（は！？そんなわけないじゃん！！もしかして…誘拐犯！？でもここ病院…）
母「名前は何にする？」
父「うーん…」
むる（僕は寝無良むるだよ！？）
母「この子全然喋らないから喋無はどう？」
父「いいじゃないか！よろしくな喋無」
むる（むるですよ！？）
母「この子いつ喋るのかしら？」
むる（もう気持ち全部しゃべろ！）
むる「君達誰？僕は寝無良むる勝手に名前付けないで？」
母父「喋った！？」
むる「君達誘拐犯？僕家に帰りたいんだけど？」
母「なんのこと言ってるのかしら？まだこの子赤ちゃんよね？」
むる「僕は中学生赤ちゃんなわけないじゃん」
父「おかしな子だな」
むる「お前らがおかしいんだろ」
7年後
むる（はぁ…やっと7年経った小学校行くか天然とたくさんしゃーべろっと！）
ﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸ
むる「おはよう」
むる（ってあれ？天然が居ない…？そんなはず…ないよね？）
むる「天然！！！」
浜「君何言ってるの？天然って名前の子学校に居ないよ？」
むる「そんなはず…」
浜「夢かなんかで見ただけじゃない？」
むる「…君は…？」
浜「浜の名前は[漢字]海光浜[/漢字][ふりがな]かいこうはま[/ふりがな]だよ」
むる「浜…よろしく」
6年後
むる「やっと中学生…でもいじめっ子居るじゃん」
ﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸ
むる「おはよう」
若芽「おはやよ！」
むる「君は…？」
苦芽「僕の名前は[漢字]夏麝若芽[/漢字][ふりがな]のむじゃにゃめ[/ふりがな]」
むる「そうなんだ…ていうか荒練さんとめめさんは…？」
若芽「そんな子この学校に居ないよ？」
むる「え…」
帰り
ﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸ
むる「なんで…？知ってる人が居ない？そんなはずないよね…？」
神様「居ないに決まってる」
むる「神様！？どうして？」
神様「君は死んで人生をやり直したんだ。だからもう13年後で知ってる人は卒業してるよ」
むる「え…お願い神様戻して！！」
神様「だから言ったじゃん[太字]後悔[/太字]するって」
むる「…ｯ」
神様「じゃあね」