二次創作
静かにできない国々たち
「おめぇら!北欧会議始めっぞー!」
にぎやかなダンの一言で始まる北欧会議。
いつも通りの場所、いつも通りの恰好。
そうだよね、これが会議だ。
前のやつはおかしかったんだよな。
フィン「いやー天気もいいし会議日和ですね~!」
フィン「こんな日は外でフィーカとかしたくなっちゃうなぁ…ね、スーさん?」
スヴィー「んだなぃ。」
ダン「まーなんにせよ今日も元気に北欧会議だっぺよぉー!」
ノーレ「となりのあんこがうぜぇ…」
アイス「…」
なんで誰も気づいてないんだろう…
ノーレ「ん?アイス、どうしたべ」
前みたいにパーティとかになると思ってたのに。
だって今日、ちょうどノーレと僕の誕生日の真ん中だし。
アイス「[小文字]別に期待してなかったからいいけどさ…[/小文字]」
[水平線]
ダン「よーしもういい時間だっぺなぁー!解散だべっ!!」
フィン「今日はなんだかいろいろ決まってよかったですね!」
スヴィー「だな。……[小文字]フィンも頑張ってたなぃ[/小文字]」
フィン「えっ!?(アァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!)」
…うん、いつも通りに終わる感じかな。
まぁ、この年になって祝われるのもうざいし、いいけど。
ノーレ「アイス、ちょっとこっち来」
アイス「え?何」
[水平線]
アイス「ねぇノーレ、何か言ってくんない?!」
ノーレ「アイス、今日は何の日だべ?」
アイス「……」
ノーレ「…真ん中fødselsdag、おめでとう」
アイス「…!」
アイス「何、急に…バカみたい」
アイス「おめでとうって言ったって、二人とも別に誕生日でもなんでもないでしょ?」
ノーレ「けんど、俺たちの特別な日に変わりはねぇべ?」
アイス「意味わかんない」
なんでおじさんたちってこうして記念日にこだわるんだろう。
……
アイス「…ノーレ」
ノーレ「どうした?」
アイス「…takk fyrir」
ノーレ「!…めんげぇな」
アイス「うるさい。こんなにしてもらって申し訳なかっただけだし。」
「僕がどれだけ歳を取ろうとみんなとの歳の差は縮まらない」から。
どうせほんとの誕生日になったらおじさんたち、またはしゃぐんだろうし。
その時は絶対お礼なんか言ってあげないから。