♪プンプンと私♪
前・回・の・続・き・か・ら・で・す!!
どうぞ!
学校に行ってみんなと会って、お話すればきっと仲良くなれるポリよ!
よし、頑張るっポリ!
ガラッと扉を開けると、騒めいていた教室はシーンと静まり返り、沈黙のち涼架に悪口を吐き捨てていく。
「お~い寄生虫―!算数のプリント返すよ。」
ほのかが、涼架に昨日の算数のプリントを差し出す。
―――――――グシャグシャだっポリね……
ビリビリに破られていて、大量の落書きもある。
「………」
「じゃ、バイバイ。せいぜいこのプリント先生に出せよこの野郎!」
「………」
……あ、そのせいで涼架ちゃんは自殺しちゃったんだっポリか?
宿題を破られて、涼架ちゃんは死んじゃう……?
そんなの駄目だっポリ!
「は~い、じゃあ国語の授業始めるぞー。みんないるか?」
「いまーす!」
「じゃあ始めるぞ。まずはこれね。『キツネとウサギ』。丸読みで音読してくから、教科書持ってない人は隣の人に見せてもらえよ?」
「……涼架ちゃん、教科書ないポリねえ。何処行ったっポリ?」
「先生ー!如月さん教科書忘れちゃったんだってー。」
「なんだそうなのか?」
ほのかが、手に涼架の教科書を握り締めてそう言った。
「じゃあ、隣の人に見せてもらえよ。」
だが、涼架には見せて、と言う気力もない。
そんなこと頼んだって、どうせ変わらないからだ。
このままじゃまずいっポリ!
教科書を奪われたのが悲しくて、涼架ちゃんは死んじゃう……!
そして、プンプンはポリポリカメラを使用し、過去の時間軸に巻き戻る。
「…プンプン、どうしたの。急にカメラ持って固まっちゃって。」
「あ~、えっと!教科書と算数のプリントがこれから必要になるポリから、ランドセルじゃなく別のところにしまっておくべきだっポリ!」
「……え、なんの話?まあいいや、じゃあ私そうするね。」
涼架は、ランドセルではなくお道具箱の中に教科書を入れ、算数のテスト勉強をし、それをプリント代わりに提出することにした。
「次のテスト四捨五入だからさ、私勉強しておこうと思って……」
涼架は、元々頭が悪いわけではない。
だが、ほのか達に先程と同じように教科書やプリントを奪われることで、勉強をすることができなかったのである。
「じゃ、バイバイ。私、今日キャッピーとお散歩行ってくるね。」
「キャッピ―…?」
「…そうだよ、キャッピ―は私の飼い犬なの。キャッピ―が居れば何も怖くない。どんなに辛いことや、痛いことだって……」
「そうだっポリか!じゃあ、明日は涼架ちゃんの通ってる学校に連れてって欲しいっポリ!」
「…来てもいいけど……プンプン見つかったら保健所行きだよ?」
「大丈夫だっポリ!」
~翌日~
「ほのかちゃーん、寄生虫の教科書奪おうよ。」
「だね、いつもあいつランドセルに入れたら奪われるってわかってんのに入れてるから丸わかりなんだよなー。……あれ?」
「どうしたの?ほのかちゃん。」
ほのかがランドセルを漁っても、教科書は出てこず、それどころかランドセルの中身は複雑に丸められた紙くずだけだった。
「…ないよ?」
「えっ、あいつどっかに隠したのかなあ?」
「クソッ…!」
ここで終了ですね!皆さんも虐めはやめるか止めるかで阻止しましょう!
バイバイ!
どうぞ!
学校に行ってみんなと会って、お話すればきっと仲良くなれるポリよ!
よし、頑張るっポリ!
ガラッと扉を開けると、騒めいていた教室はシーンと静まり返り、沈黙のち涼架に悪口を吐き捨てていく。
「お~い寄生虫―!算数のプリント返すよ。」
ほのかが、涼架に昨日の算数のプリントを差し出す。
―――――――グシャグシャだっポリね……
ビリビリに破られていて、大量の落書きもある。
「………」
「じゃ、バイバイ。せいぜいこのプリント先生に出せよこの野郎!」
「………」
……あ、そのせいで涼架ちゃんは自殺しちゃったんだっポリか?
宿題を破られて、涼架ちゃんは死んじゃう……?
そんなの駄目だっポリ!
「は~い、じゃあ国語の授業始めるぞー。みんないるか?」
「いまーす!」
「じゃあ始めるぞ。まずはこれね。『キツネとウサギ』。丸読みで音読してくから、教科書持ってない人は隣の人に見せてもらえよ?」
「……涼架ちゃん、教科書ないポリねえ。何処行ったっポリ?」
「先生ー!如月さん教科書忘れちゃったんだってー。」
「なんだそうなのか?」
ほのかが、手に涼架の教科書を握り締めてそう言った。
「じゃあ、隣の人に見せてもらえよ。」
だが、涼架には見せて、と言う気力もない。
そんなこと頼んだって、どうせ変わらないからだ。
このままじゃまずいっポリ!
教科書を奪われたのが悲しくて、涼架ちゃんは死んじゃう……!
そして、プンプンはポリポリカメラを使用し、過去の時間軸に巻き戻る。
「…プンプン、どうしたの。急にカメラ持って固まっちゃって。」
「あ~、えっと!教科書と算数のプリントがこれから必要になるポリから、ランドセルじゃなく別のところにしまっておくべきだっポリ!」
「……え、なんの話?まあいいや、じゃあ私そうするね。」
涼架は、ランドセルではなくお道具箱の中に教科書を入れ、算数のテスト勉強をし、それをプリント代わりに提出することにした。
「次のテスト四捨五入だからさ、私勉強しておこうと思って……」
涼架は、元々頭が悪いわけではない。
だが、ほのか達に先程と同じように教科書やプリントを奪われることで、勉強をすることができなかったのである。
「じゃ、バイバイ。私、今日キャッピーとお散歩行ってくるね。」
「キャッピ―…?」
「…そうだよ、キャッピ―は私の飼い犬なの。キャッピ―が居れば何も怖くない。どんなに辛いことや、痛いことだって……」
「そうだっポリか!じゃあ、明日は涼架ちゃんの通ってる学校に連れてって欲しいっポリ!」
「…来てもいいけど……プンプン見つかったら保健所行きだよ?」
「大丈夫だっポリ!」
~翌日~
「ほのかちゃーん、寄生虫の教科書奪おうよ。」
「だね、いつもあいつランドセルに入れたら奪われるってわかってんのに入れてるから丸わかりなんだよなー。……あれ?」
「どうしたの?ほのかちゃん。」
ほのかがランドセルを漁っても、教科書は出てこず、それどころかランドセルの中身は複雑に丸められた紙くずだけだった。
「…ないよ?」
「えっ、あいつどっかに隠したのかなあ?」
「クソッ…!」
ここで終了ですね!皆さんも虐めはやめるか止めるかで阻止しましょう!
バイバイ!