♪プンプンと私♪
スタートでえす!
「……実は涼架ちゃんに見せたい、とっておきの道具があるんだっポリ!」
そして、プンプンは体内からポリポリカメラを取り出す。
大翔に返してもらったカメラを見て、涼架は泣きながら「ふーん……」とだけ言った。
「コレは、写真をとったらすぐに印刷することができるんだっポリ!そして、その写真を撮った瞬間に戻ることができる………今はもう動かないっポリけど、」
「ふーん……」
「…でもね、涼架ちゃん。」
すると、プンプンの体が透けていく。
印刷した写真がカメラに吸い取られていく。
「実は思い出してたんだっポリ、僕のハッピー力を犠牲にすれば、もう一度だけカメラが使えること。」
「…待って、待って待って待って!プンプンまでいなくなったら……」
「涼架ちゃん、君を、ものすごいハッピーにしてみせるポリ!一人にしてごめんっポリ、でも涼架ちゃんが笑えないのは、やっぱりだめだっポリから……」
「笑えるっ…、私、笑えるから…!」
太陽系第三惑星・地球。2016年の君へ。
愛しい涼架ちゃんへ、僕の記憶を忘れても、永遠にお友達だっポリよ!
「あの時…苺をくれてありがとう、ありがとう。涼架ちゃん、さようなら。」
「待って、待ってプンプ……」
すると、目の前は公園の土管の上。
過去に遡った涼架の記憶は掻き消され、プンプンの記憶など何一つ覚えていない。
「…あれ、なんだっけ……?」
~翌日~
涼架ちゃん涼架ちゃん、起きて、早く起きないと遅刻だっポリよ!
「…んー……」
そして、のそのそと布団から起き上がる。
おはよう、涼架ちゃん!
今日はとってもいい天気!こんな時には『学校』日和だっポリね!
あっ学校っていうのは……、毎日涼架ちゃんが通ってるところだっポリよね!
「あはー、おはよう寄生虫!」
この子はほのかちゃん。
「おいそこの税金泥棒。福祉を圧迫して恥ずかしくないの?気色ワリィんだよゴミカス!」
あ、君の話もしなきゃだっポリね、大翔くん。
「…それで、昨日兄貴と喧嘩して……」
「へ~っ、お兄ちゃんいるんだ!」
「あいつ…ゲーム下手なくせに独り占めして。PS4、僕だってやりたいのに……」
「えっ、大翔くんちPS4あんの⁉」
「あるけど……」
「へ~っ、いいな!今度一緒にやろうよ!うちコントローラーだけある!」
「なんでだよ…」
「うん……」
これまで友達が居なかった大翔に、初めての友達ができた。
それは、プンプンのお陰である。
そう、涼架ちゃんはいっつも一人だった。
でも、それは、ほのかちゃんも同じだった。
「いい加減にしろよ寄生虫お前が居るから、パパは毎日怒ってママは毎日泣いて!お前のせいだ、全部全部全部‼パパを返せよ!」
そして、ほのかはペンで涼架を刺そうとする。
だが、涼架のノートの落書きを見て、唖然とする。
「なに、それ……」
プンプンの落書きが書かれたノートを見て、ほのかは唖然としてしまう。
「…なんか適当に描いた奴……」
「キッショ、ゴミクソじゃん…、なんか、壊滅的に馬鹿っぽい……なにもできなさそう……」
ここで終わりです!
「……実は涼架ちゃんに見せたい、とっておきの道具があるんだっポリ!」
そして、プンプンは体内からポリポリカメラを取り出す。
大翔に返してもらったカメラを見て、涼架は泣きながら「ふーん……」とだけ言った。
「コレは、写真をとったらすぐに印刷することができるんだっポリ!そして、その写真を撮った瞬間に戻ることができる………今はもう動かないっポリけど、」
「ふーん……」
「…でもね、涼架ちゃん。」
すると、プンプンの体が透けていく。
印刷した写真がカメラに吸い取られていく。
「実は思い出してたんだっポリ、僕のハッピー力を犠牲にすれば、もう一度だけカメラが使えること。」
「…待って、待って待って待って!プンプンまでいなくなったら……」
「涼架ちゃん、君を、ものすごいハッピーにしてみせるポリ!一人にしてごめんっポリ、でも涼架ちゃんが笑えないのは、やっぱりだめだっポリから……」
「笑えるっ…、私、笑えるから…!」
太陽系第三惑星・地球。2016年の君へ。
愛しい涼架ちゃんへ、僕の記憶を忘れても、永遠にお友達だっポリよ!
「あの時…苺をくれてありがとう、ありがとう。涼架ちゃん、さようなら。」
「待って、待ってプンプ……」
すると、目の前は公園の土管の上。
過去に遡った涼架の記憶は掻き消され、プンプンの記憶など何一つ覚えていない。
「…あれ、なんだっけ……?」
~翌日~
涼架ちゃん涼架ちゃん、起きて、早く起きないと遅刻だっポリよ!
「…んー……」
そして、のそのそと布団から起き上がる。
おはよう、涼架ちゃん!
今日はとってもいい天気!こんな時には『学校』日和だっポリね!
あっ学校っていうのは……、毎日涼架ちゃんが通ってるところだっポリよね!
「あはー、おはよう寄生虫!」
この子はほのかちゃん。
「おいそこの税金泥棒。福祉を圧迫して恥ずかしくないの?気色ワリィんだよゴミカス!」
あ、君の話もしなきゃだっポリね、大翔くん。
「…それで、昨日兄貴と喧嘩して……」
「へ~っ、お兄ちゃんいるんだ!」
「あいつ…ゲーム下手なくせに独り占めして。PS4、僕だってやりたいのに……」
「えっ、大翔くんちPS4あんの⁉」
「あるけど……」
「へ~っ、いいな!今度一緒にやろうよ!うちコントローラーだけある!」
「なんでだよ…」
「うん……」
これまで友達が居なかった大翔に、初めての友達ができた。
それは、プンプンのお陰である。
そう、涼架ちゃんはいっつも一人だった。
でも、それは、ほのかちゃんも同じだった。
「いい加減にしろよ寄生虫お前が居るから、パパは毎日怒ってママは毎日泣いて!お前のせいだ、全部全部全部‼パパを返せよ!」
そして、ほのかはペンで涼架を刺そうとする。
だが、涼架のノートの落書きを見て、唖然とする。
「なに、それ……」
プンプンの落書きが書かれたノートを見て、ほのかは唖然としてしまう。
「…なんか適当に描いた奴……」
「キッショ、ゴミクソじゃん…、なんか、壊滅的に馬鹿っぽい……なにもできなさそう……」
ここで終わりです!