♪プンプンと私♪
前回の続きからですね!それではどーぞ!
「…如月さんは、目的地とかあるの?その愛犬のキャッピ―を、パパのところに探しに行くんだろ。」
「パパが住んでるところは、確か東京の江戸川区だったかな……」
「……北海道から東京なんて無理があるぞ。お小遣い使わないとろくに東京なんて行けないよ……」
「そうだね……」
大翔は、自分のノートで計画書を制作し、涼架とプンプンの為に最善を尽くそうと思っていた。
「じゃあ、目的地はその江戸川区。電車とか船とかを使って出発予定。まず、船は連絡船を使おう。猫が持ってる『お花ピン』を使って姿を隠しながら連絡船に乗るのが最善だよ。」
「そうだっポリね!」
「あとは……、お前が持ってる変身パレットで、親にバレないように神宮寺のフリをして生活しろよ?」
「ポリッ?」
変身パレットのふたにほのかのロングヘア―の髪を挟み、スイッチを押すと、プンプンがほのかの姿へと変貌を遂げた。
「凄いっポリ、これがほのかちゃんの体…!」
思い出ボックスに詰め込まれた、ほのかの死体。
頭からは血が溢れ出ていて、相当な重傷を負って致命傷を負った。
「ね、ねえっ…、これって本当に良いんだっポリよね⁉なんていうか…………僕がこれから、ほのかちゃんとしてやっていくのか。本当にっ…」
「プンプン、」
そして、涼架はプンプンを指さして言った。
「その喋り方、バレちゃう。」
そして、涼架がニコッと微笑むと、ずっきゅんと心に矢が命中したプンプンは、興奮と喜びのあまり賛同してしまう。
「やっていくポリ‼」
「…また言ってるじゃん。」
ほのかちゃんらしく、元気に元気に!
涼架ちゃんが笑ってくれるなら!僕は喜んで協力するポリ!
僕がこれから、ほのかちゃんとして頑張っていくポリ!
涼架と大翔にほのかの自宅を案内してもらった後、「ただいま」と言いながらリビングの扉を開ける。
「だーかーら、家庭教室ってなんだよ!」
「主婦が家庭のことについて学ぶ教室です!」
「そんなので金を稼ごうとでも思ってんのか⁉俺らは金を支払う側、そんな教室で金を稼げると思うなよ!?」
「で、でもっ、今日だってアジの干物を作って帰って来たんですよ!?」
「そういうのなんてどうでもいいんだよ!」
「キャバクラ通いのあなたはどうなんです⁉」
夫婦喧嘩が絶えず、父は毎日怒って、ママは毎日泣いて。
地獄絵図の世の中だったが、そんなことプンプンにわかることではなかった。
「俺があ、苦労して稼いだ金何に使おうが、勝手だろうがっ!」
そして、テーブルに置かれていたカーテンのタッセルを、手ではじく。
「あ、ただい…」
すると、タッセルがプンプンの鼻目掛けて命中し、ブッと鼻血が出てくる。
「まt((」
頑張っていくポリ――――――――――……⁉
ここで終了です!ありがとうございました!
「…如月さんは、目的地とかあるの?その愛犬のキャッピ―を、パパのところに探しに行くんだろ。」
「パパが住んでるところは、確か東京の江戸川区だったかな……」
「……北海道から東京なんて無理があるぞ。お小遣い使わないとろくに東京なんて行けないよ……」
「そうだね……」
大翔は、自分のノートで計画書を制作し、涼架とプンプンの為に最善を尽くそうと思っていた。
「じゃあ、目的地はその江戸川区。電車とか船とかを使って出発予定。まず、船は連絡船を使おう。猫が持ってる『お花ピン』を使って姿を隠しながら連絡船に乗るのが最善だよ。」
「そうだっポリね!」
「あとは……、お前が持ってる変身パレットで、親にバレないように神宮寺のフリをして生活しろよ?」
「ポリッ?」
変身パレットのふたにほのかのロングヘア―の髪を挟み、スイッチを押すと、プンプンがほのかの姿へと変貌を遂げた。
「凄いっポリ、これがほのかちゃんの体…!」
思い出ボックスに詰め込まれた、ほのかの死体。
頭からは血が溢れ出ていて、相当な重傷を負って致命傷を負った。
「ね、ねえっ…、これって本当に良いんだっポリよね⁉なんていうか…………僕がこれから、ほのかちゃんとしてやっていくのか。本当にっ…」
「プンプン、」
そして、涼架はプンプンを指さして言った。
「その喋り方、バレちゃう。」
そして、涼架がニコッと微笑むと、ずっきゅんと心に矢が命中したプンプンは、興奮と喜びのあまり賛同してしまう。
「やっていくポリ‼」
「…また言ってるじゃん。」
ほのかちゃんらしく、元気に元気に!
涼架ちゃんが笑ってくれるなら!僕は喜んで協力するポリ!
僕がこれから、ほのかちゃんとして頑張っていくポリ!
涼架と大翔にほのかの自宅を案内してもらった後、「ただいま」と言いながらリビングの扉を開ける。
「だーかーら、家庭教室ってなんだよ!」
「主婦が家庭のことについて学ぶ教室です!」
「そんなので金を稼ごうとでも思ってんのか⁉俺らは金を支払う側、そんな教室で金を稼げると思うなよ!?」
「で、でもっ、今日だってアジの干物を作って帰って来たんですよ!?」
「そういうのなんてどうでもいいんだよ!」
「キャバクラ通いのあなたはどうなんです⁉」
夫婦喧嘩が絶えず、父は毎日怒って、ママは毎日泣いて。
地獄絵図の世の中だったが、そんなことプンプンにわかることではなかった。
「俺があ、苦労して稼いだ金何に使おうが、勝手だろうがっ!」
そして、テーブルに置かれていたカーテンのタッセルを、手ではじく。
「あ、ただい…」
すると、タッセルがプンプンの鼻目掛けて命中し、ブッと鼻血が出てくる。
「まt((」
頑張っていくポリ――――――――――……⁉
ここで終了です!ありがとうございました!