♪プンプンと私♪
皆さんこんにちは!ミノミノアポロです!
ということで続編最新話・『プンプンの原罪』!
ほのかちゃんに連れられた涼架ちゃんを助けようとしたプンプンは、勢い余ってほのかちゃんを――――――――…?
「今度こそ僕が、君を物凄いハッピーにしてみせるポリ!待っててっポリ涼架ちゃん……!」
ポリポリカメラを使用し、過去の時間軸に巻き戻り、涼架に様々なことを教えていく。
~101回目~
ボロボロになり、頭からは血が溢れ、服もズタズタ、踏まれた痕跡が大量に残されている。
度を越した虐めに遭い、親からも大して大切に育まれることも無ければ、みんなから声をかけてもらうことも無い地獄の日々。
保健所の待合室で、涼架はひたすら蹲っていた。
そして、ラブホテルから帰宅した母親が、待合室の扉の向こうで言った。
「…だから涼架、キャッピ―は……お父さんのとこ行くことになったから。元はといえばあいつが勝手に置いてった犬なんだし!あーあと!神宮寺さんのお母さんは相当キレてるって。……ほんっとだるいよね……」
そして、母親は冷酷な言葉を言い残す。
「ほんと、余計な迷惑起こさないでよ……じゃあ、私ホテルに帰るから。夕飯適当に食べといて。」
そして、母親は自家用車に乗り込み、ラブホテルに向かう。
北海道の都会へと行ってしまった母親を見て、涼架は夢見た現実を諦めた。
「………プンプン、心配かけてごめんね。もう大丈夫だから……」
この流れは駄目だっポリ……。
でも、いつ、どこで、何をしてもほのかちゃんが現れてしまう。
……そうだっポリ、学校に行ってみんなとお話すれば……!
~翌日~
ガラッと扉を開けると、みんな暗い眼差しを涼架に向けてシーンと沈黙し、ひそひそと喋り続ける。
「うっわ、まさかの来るっていう……」
「犬にほのかちゃん噛ませたんでしょ?」
「そうそう!ほのか、手からすっごい血が出て~。」
「ひっど、イシャリョ―じゃん!」
「あは―。」
涼架が席に着くと、腕に包帯を巻いたほのかが、涼架を見下して微笑む。
「クソ犬管理者失格阿婆擦れ女じゃん!おはよーっ♥よく来れたね。」
ほのかは至って痛そうでも無ければ、大して苦しそうでもない。
……怪我を物騒に見せる為の悪質な包帯の使い方だ。
それから、涼架の机には落書きが酷く刻み込まれ、消せないぐらいに落書きが書き綴られた。
「ほのか、手からすっごい血が出てねー。」
「ひどぉい」
「狂犬病感染したかもしれないんだよ?」
「…僕にできることがあったら、なんでも言ってよ。」
クラスメイトである南大翔が、涼架にそう言った。
大翔くん……この前会ったことがある気がするポリけど、どうなんだっポリかねえ?
「……ううん、どうせ変わらないから。」
そして、涼架は拒否して下校していく。
その背中を、大翔は虚し気に見つめていた。
すると、前からほのかが現れ、涼架にこう言った。
「ちょっと話あるから……ついてきてくんない?」
だが、涼架は反応せず無視する。
お花ピンを付けて姿を透明にしている状態のプンプンは、がくがくと身震いが止まらない。
「無視してんじゃねーよクソ女。涼架ちゃんの♥可愛いキャッピ―のお話でもしようよぉ♥」
それを聞いた直後、涼架はどす黒い目で返事をする。
「………分かった。」
「じゃ、ついてきて。」
…もしかして、ほのかちゃんやっと涼架ちゃんと仲直りする気になってくれたんだっポリね!
よかったっポリ、それじゃあ僕も逃げないポリ!
二人の仲直りを、お手伝いするんだっポリ!
ここで終わりですね!バイバイ!
ということで続編最新話・『プンプンの原罪』!
ほのかちゃんに連れられた涼架ちゃんを助けようとしたプンプンは、勢い余ってほのかちゃんを――――――――…?
「今度こそ僕が、君を物凄いハッピーにしてみせるポリ!待っててっポリ涼架ちゃん……!」
ポリポリカメラを使用し、過去の時間軸に巻き戻り、涼架に様々なことを教えていく。
~101回目~
ボロボロになり、頭からは血が溢れ、服もズタズタ、踏まれた痕跡が大量に残されている。
度を越した虐めに遭い、親からも大して大切に育まれることも無ければ、みんなから声をかけてもらうことも無い地獄の日々。
保健所の待合室で、涼架はひたすら蹲っていた。
そして、ラブホテルから帰宅した母親が、待合室の扉の向こうで言った。
「…だから涼架、キャッピ―は……お父さんのとこ行くことになったから。元はといえばあいつが勝手に置いてった犬なんだし!あーあと!神宮寺さんのお母さんは相当キレてるって。……ほんっとだるいよね……」
そして、母親は冷酷な言葉を言い残す。
「ほんと、余計な迷惑起こさないでよ……じゃあ、私ホテルに帰るから。夕飯適当に食べといて。」
そして、母親は自家用車に乗り込み、ラブホテルに向かう。
北海道の都会へと行ってしまった母親を見て、涼架は夢見た現実を諦めた。
「………プンプン、心配かけてごめんね。もう大丈夫だから……」
この流れは駄目だっポリ……。
でも、いつ、どこで、何をしてもほのかちゃんが現れてしまう。
……そうだっポリ、学校に行ってみんなとお話すれば……!
~翌日~
ガラッと扉を開けると、みんな暗い眼差しを涼架に向けてシーンと沈黙し、ひそひそと喋り続ける。
「うっわ、まさかの来るっていう……」
「犬にほのかちゃん噛ませたんでしょ?」
「そうそう!ほのか、手からすっごい血が出て~。」
「ひっど、イシャリョ―じゃん!」
「あは―。」
涼架が席に着くと、腕に包帯を巻いたほのかが、涼架を見下して微笑む。
「クソ犬管理者失格阿婆擦れ女じゃん!おはよーっ♥よく来れたね。」
ほのかは至って痛そうでも無ければ、大して苦しそうでもない。
……怪我を物騒に見せる為の悪質な包帯の使い方だ。
それから、涼架の机には落書きが酷く刻み込まれ、消せないぐらいに落書きが書き綴られた。
「ほのか、手からすっごい血が出てねー。」
「ひどぉい」
「狂犬病感染したかもしれないんだよ?」
「…僕にできることがあったら、なんでも言ってよ。」
クラスメイトである南大翔が、涼架にそう言った。
大翔くん……この前会ったことがある気がするポリけど、どうなんだっポリかねえ?
「……ううん、どうせ変わらないから。」
そして、涼架は拒否して下校していく。
その背中を、大翔は虚し気に見つめていた。
すると、前からほのかが現れ、涼架にこう言った。
「ちょっと話あるから……ついてきてくんない?」
だが、涼架は反応せず無視する。
お花ピンを付けて姿を透明にしている状態のプンプンは、がくがくと身震いが止まらない。
「無視してんじゃねーよクソ女。涼架ちゃんの♥可愛いキャッピ―のお話でもしようよぉ♥」
それを聞いた直後、涼架はどす黒い目で返事をする。
「………分かった。」
「じゃ、ついてきて。」
…もしかして、ほのかちゃんやっと涼架ちゃんと仲直りする気になってくれたんだっポリね!
よかったっポリ、それじゃあ僕も逃げないポリ!
二人の仲直りを、お手伝いするんだっポリ!
ここで終わりですね!バイバイ!