＿＿＿あれ、ここはどこ？
気づいたら変なところに来ていた。
家、かな？と思ったがうまく口に出せず、もごもごとするばかり。
しかも、体がやけに軽い。
（…！？赤ちゃんになってる！？）
そう、○○、●●は転生してきていた。


？？：あら、●●はチョコレートが大好きね～！

あれから約5年後。
○○、●●は5歳になり、かなり普通な子に育っていた。
ちなみにこの人は○○の母、イザベル・カーラー。
○○のことをとことん可愛がってくれる、あまえんぼうの○○にはとてもありがたい存在だ。

●●：はい、母様。おっしゃる通りです。

…ここでは、家でも外でも敬語を使わなければいけない。何を隠そう、○○の家は貴族であふれかえっているのだ！
ちなみに、この世界には怪物が存在し、ここ、アガビヤ王国はこの怪物に大変困らされていた。
こいつの正体については後々お話しする。