愛されちゃだめですか?
#1
同居
「ぱ、パパ…?!同居って…?!」
私、●●。華の学園生活の真っ最中───。
でも、パパの出張で半年間ほど家を空けることになるから、私が寂しくないようにってパパの知り合いの、子供と同居するなんて…!
なんか、ドギマギしてしまって嫌な予感だもん───。
「大丈夫だ。とっても頼りになる方だから」
うーん。
何歳だろう?
美人さんかな?
仲良くなれるかな?
「あのね、もうすぐ来るはずなんだけどねぇ。
まぁいいわ。ママたちは先に出発するから来たらしっかり対応するのよ」
「えぇ、はぁい」
「私も留守番がんばるからママ達も頑張ってきてね!」
「●●〜〜!がんばるからな!」
「パパぁぁ〜!ばいばい」
「じゃあな」
[水平線]
[下線]ピンポーン[/下線]
あぁっ、同居人の方かなっ…??
「はじめまっ…?!」
「あぁ、初めまして…かな?」
「ど、どうして○○さんが、私のお家にっ…?!」
「いや、これから、ここが俺の領地なんだけど?」
「えぇ、同居人って○○さんっ…?!」
「あぁ」
「うぇっ?!」
私と同い年で
美人さん…うん。すっごくオーラがすごくて、美しいんだもん。
お顔も全てのパーツがはっきりとしていて整っている、美人さん。
そして、ぜんっぜん仲良くなれなさそう!
てか、私が仲良くする気がないのかも!
だってだって、学園の憧れの○○さんと私が同居なんて噂が散ったら、私が袋叩きにされてしまうかもしれないっ…!!
ごめんなさいだけど、あんなことやら、○○さんを狙っている人にされたくないので仲良くできない!
「ねぇ、俺のことは○○って呼んで」
「呼び捨てですか…?!」
「うん」
む、むりぃぃ!!
せめて、君付けにしよう?
「[小文字]○○くん//[/小文字]」
「なんて言ったの?」
「なっ…!○○くんっ!」
「まぁ、君付けでも許してあげる」
偉そうな口調だけど、
甘いムードになりそうな感じに私の髪を優しく撫でてくるからドキッとするし、なんだか、少し頬が緩む。
「えへへ//」
「はー、かわいー、調子狂う」
「か、かわいー?!」
「あぁ、かわいーよ?」
「///」
「ははっ、そんな照れられるといじめたくなるじゃん」
「ひどいよー!」
うーん。
やっぱり、○○くんと仲良くしたいかも…??
でも、袋叩きにされるのは勘弁!
「○○くん、私が袋叩きにされる前に助けてよ?」
「ははっ、どーだろ?
袋叩きにされたら手当てしてあげる」
「うぅ!いじわる○○くん!」
袋叩きにされる前に○○くんなら助けにきてくれるよね───?
だから、少しだけ○○くんと仲良くしてみる。
私、●●。華の学園生活の真っ最中───。
でも、パパの出張で半年間ほど家を空けることになるから、私が寂しくないようにってパパの知り合いの、子供と同居するなんて…!
なんか、ドギマギしてしまって嫌な予感だもん───。
「大丈夫だ。とっても頼りになる方だから」
うーん。
何歳だろう?
美人さんかな?
仲良くなれるかな?
「あのね、もうすぐ来るはずなんだけどねぇ。
まぁいいわ。ママたちは先に出発するから来たらしっかり対応するのよ」
「えぇ、はぁい」
「私も留守番がんばるからママ達も頑張ってきてね!」
「●●〜〜!がんばるからな!」
「パパぁぁ〜!ばいばい」
「じゃあな」
[水平線]
[下線]ピンポーン[/下線]
あぁっ、同居人の方かなっ…??
「はじめまっ…?!」
「あぁ、初めまして…かな?」
「ど、どうして○○さんが、私のお家にっ…?!」
「いや、これから、ここが俺の領地なんだけど?」
「えぇ、同居人って○○さんっ…?!」
「あぁ」
「うぇっ?!」
私と同い年で
美人さん…うん。すっごくオーラがすごくて、美しいんだもん。
お顔も全てのパーツがはっきりとしていて整っている、美人さん。
そして、ぜんっぜん仲良くなれなさそう!
てか、私が仲良くする気がないのかも!
だってだって、学園の憧れの○○さんと私が同居なんて噂が散ったら、私が袋叩きにされてしまうかもしれないっ…!!
ごめんなさいだけど、あんなことやら、○○さんを狙っている人にされたくないので仲良くできない!
「ねぇ、俺のことは○○って呼んで」
「呼び捨てですか…?!」
「うん」
む、むりぃぃ!!
せめて、君付けにしよう?
「[小文字]○○くん//[/小文字]」
「なんて言ったの?」
「なっ…!○○くんっ!」
「まぁ、君付けでも許してあげる」
偉そうな口調だけど、
甘いムードになりそうな感じに私の髪を優しく撫でてくるからドキッとするし、なんだか、少し頬が緩む。
「えへへ//」
「はー、かわいー、調子狂う」
「か、かわいー?!」
「あぁ、かわいーよ?」
「///」
「ははっ、そんな照れられるといじめたくなるじゃん」
「ひどいよー!」
うーん。
やっぱり、○○くんと仲良くしたいかも…??
でも、袋叩きにされるのは勘弁!
「○○くん、私が袋叩きにされる前に助けてよ?」
「ははっ、どーだろ?
袋叩きにされたら手当てしてあげる」
「うぅ!いじわる○○くん!」
袋叩きにされる前に○○くんなら助けにきてくれるよね───?
だから、少しだけ○○くんと仲良くしてみる。
/ 1