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ヴァンパイア・ハンター・ストーリー

#9

俺の勘や

        第八話俺の勘や

ブルースはトミーが居なくなってから、ずっと、トミーが薦めた本を読んでいた。そして、ブルースは口癖を言った
「トミー!お前の薦めた本つまらんぞ!」しかしトミーは居ない。ブルースは退屈で、眠った。

トミーとメアリーはデートをしていた。
NYの街をぶらぶら、メアリーは食べ歩きをして、トミーは血を飲み歩きした。

メアリーはある事を聞いた。
「人間の時の記憶ってあるの?」
トミーは少し考えながら答えた。
「あまり覚えてないさ、190年生きてるからね、
だけど、初めて吸血鬼になった日や、戦争に行った時の記憶は覚えてる」

戦争はトミーにとって、残酷で、悲しいものだった
メアリーは「忘れたい記憶ね」と言って、その後トミーと楽しく談笑していた。

一方、NYに着いた、三人の男たち。
早速、リチャードとアレンは、「吸血鬼を探すぞ〜」と言って、探そうとする。

しかし、菅原は長旅で疲れていた。
「待て待て!まずは酒や!こっちは疲れとんねん
こんな調子やと、殺せるもんも、殺せんわ」
そう言って、菅原は飲食店へ行った。
それに、リチャードとアレンはついて行った。

三人は酒を飲み、ほどほどに酔いながら三人は自分の人生について語った。

菅原は家族について語った。
「俺は家族の為に、この仕事をしてる。死ぬかもしらんけど、ヤクザもそない変わらん。」
そして自分の子供の写真を見せた。
「ほら、かわええやろ?戦う前は子供の写真見て、戦ってんねんや、全て、子供のためや」
菅原は子供のためなら、死ぬのも構わなかった

リチャードは、ただ金が欲しいのと、戦争が終わって、毎日刺激がないとの事。
「毎日つまらないからこの仕事をしてるのさ」
菅原とアレンは、とても呆れた。

アレンは息子の借金を返すためだった。
なぜ、息子に借金があるのかを話した。
「息子は優しいんだ。でも優しい奴は馬鹿だ。
馬鹿だから、友達の借金を肩代わりした。まあ
その友達には逃げられたんだけどな」

三人は自身のことを話し、信頼を深めた。

すると、カップルが入ってきた。
菅原はカップルを見て、ある事を言った。
男は背が高く、髪を長くしている。
「あの男、吸血鬼ちゃうか?雰囲気が異様や、」

「どうやってわかるんだ?攻撃するのか?」
と二人は聞いた。それに菅原は。

「俺の勘や」まさかの発言に驚いた二人。
しかし、自信がありそうな顔をしている菅原を見て、二人は「俺の勘」を信用した。

カップルの正体は、トミーとメアリーだった。

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作者メッセージ

第八話 面白かったか、教えてください!

今回は予定としては、十話で終わる予定です。
でも、ヴァンパイア・ハンター・ストーリーはまだ終わりません。この話に出てくるキャラ誰が好きですか?

2024/01/16 14:19

キングジョー ID:≫9pQHsve8boYik
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