ヴァンパイア・ハンター・ストーリー　キングジョー
ヴァンパイア編

18世紀から時は過ぎ、1950年代、トミーは190歳、ブルースは、300歳だった。第二次世界大戦の好景気によって、アメリカは大きな経済発展を遂げた時代。トミーとブルースは人間のフリして生きていた。

天気が悪く、太陽が見えない日のみ、朝と昼に出られることを、1900年に気づいた。
今日は天気が悪い、トミーはスーツを着て、町を歩いた、なぜ外に出ているのか、トミーは最近、ウォーキングという趣味ができたのだ、
ウォーキングをしたあと、映画館で映画を観る。そして、ブルースは外に出ず、ピアノを弾いたり、ヴァイオリンを弾いている、ブルースの趣味は音楽だ。

帰ってきた、トミーにブルースは小言を言った。「まるでお前は人間だな」それにトミーは「家にいるだけじゃつまらない」と反論をした。
そして、また天気が悪い日がやってきた。
トミーはいつも通りウォーキングをする。
持参してきた、血のジュースを飲んでいると、後ろから、人間の女性が話しかけてきた、
「いつも天気の悪い日に歩いてますね」トミーは「じめっとした日が好きなんだ」と言った。

人間の女性は、メアリーという名前で、大学生らしい。メアリーはトミーの飲んでいるものに興味を持った。トミーはトマトジュースだ。と誤魔化した。トミーは少しだけ、メアリーと話をして、映画館へ行った。しかし奇遇にも、メアリーも映画館へ行く予定があった。なんと、
奇遇にも二人は同じ映画を観ていた。

トミーは家に帰ったが、ブルースは人間の匂いに気がついた、ブルースはトミーに注意する。
「人間と仲良くするなど、絶対にするな！」
トミーは「わかってる」と言い、自分の部屋へ行った。

いつも通りウォーキングをしていた。今日はメアリーは居なかった。だが、ただの会ったら挨拶するだけの人間だ。トミーはそう思っていた。しかし、トミーは、メアリーのことを考えていた。映画を観ていても内容が入ってこない。トミーに不思議な感情が芽生えていた。

そして、メアリーは、顔が血まみれになっていた。なぜなら、メアリーの夫は家庭内暴力をしていた。何度も殴られるメアリー。夫は、メアリーの髪を引っ張り、「本当はお前を愛しているんだぞ」と嘘の言葉を言い、夫は、お金を握り締め、酒を飲みに家を出た。

トミーは久々にメアリーの顔を見た。しかしトミーはメアリーの異変に気づいた。トミーは顔にあざが出来ていると、指摘した。メアリーは「転んだ」と嘘をついた。しかし、トミーは顔のあざの原因を聞き続けた。メアリーは、
「ほっといてよ！なぜしつこく聞きつづけるの？私はあなたに顔を見られたくない」と言った。
トミーは少し考え、「分からない。でもこのような感情は初めてだ」と言った。トミーは、メアリーに「顔のあざが治ったら、ローマの休日を観に行こう」メアリーも同意して、観に行く約束をした。