これが4人のルームシェア
中学2年の冬、付き合った
中学生の恋愛あるあるだが、一ヶ月とちょっとぐらいしか続かなかった。
理由は雪世が前田と付き合っているにも関わらず、1年の女子のことを好きになった。
その時の雪世の発言は
雪世「〇〇(1年女子の名前)に告って振られたら、れんのとこ戻ってきていい?」
それを言われ、ゾワッときた
前田「いや、別れよう。早く〇〇(1年女子の名前)のとこいってこい」
雪世「…で、でもまだ、れんのことも好きなんだよね。選べない」
雪世は別れようと言われたことが受け入れきれない顔をしている。
ふと気付いた
前田(あれ?私みことのこと全然好きじゃなかった?みことより、陽条…くん?)
急いでスマホを取り出し、
前田「別れるから」
雪世「えっ待って」
陽条くんにLINEで
[中央寄せ]LINE[/中央寄せ]
[右寄せ]前田『陽条くん』[/右寄せ]
陽条『なに?』
[右寄せ]前田『好き』[/右寄せ]
陽条『ありがとう。卒業までだけど、少しの間で好きになってくれれば良いよ』
前田「告った」
雪世「え?」
前田「陽条くんに告った」
雪世「へ?…なんで陽条?」
前田「私と〇〇(1年女子の名前)選べない人なんかより陽条くんの方が好き」
雪世「…そう。返信来た?あいつれんのこと去年から好きだからOKしてくれんじゃね?」
前田「『ありがとう』ってきたよ。陽条くんも卒業まで残り少ししかないのに付き合うわけないよね」
[小文字]ピコンッ[/小文字]
陽条くんからLINEがきた
[中央寄せ]LINE[/中央寄せ]
陽条『もしかして雪世から聞いた?』
多分これは「去年から好きだった」のことだ。実はそれ以前に小耳に挟んでたので知っていた
[右寄せ]前田『実は知ってた』[/右寄せ]
陽条『知ってるんかい』
[右寄せ]前田『すんません』[/右寄せ]
前田「てことだから後は頑張れ」
雪世「…はい」
雪世「てか陽条と前田さんが付き合ってんの知らなかった」
前田「元カレに言うわけないやん」
雪世「付き合わないって言ってたし」
前田「あの後色々あったの。…ねぇ、なんで別れたのに今さら元カノの恋愛事情聞いてくんの?」
数秒、沈黙があり
雪世「オレが前田さんのことまた好きになっ…」前田「無理ですごめんなさい」
雪世「最後まで言わせろって。例えばの話だよ」
前田「その例えばの話が現実にならないことがいいね」
前田が部屋に戻っていった
なぜ、元恋人同士でルールシェアすることになったかと言うと、このルールシェアのメンバーは倉近が決めたからだ。
どのメンバーが来るか聞いても、「掃除できる人〜」、「料理できる人〜」「洗濯物が干せる人〜」としかいわないので、他の3人住む時にメンバーを初めて知ったのである。
倉近は雪世と前田が元恋人なのを普通に忘れていたという
[小文字](ホントどうかしてるぜ!倉近ゆず!!)[小文字]
中学生の恋愛あるあるだが、一ヶ月とちょっとぐらいしか続かなかった。
理由は雪世が前田と付き合っているにも関わらず、1年の女子のことを好きになった。
その時の雪世の発言は
雪世「〇〇(1年女子の名前)に告って振られたら、れんのとこ戻ってきていい?」
それを言われ、ゾワッときた
前田「いや、別れよう。早く〇〇(1年女子の名前)のとこいってこい」
雪世「…で、でもまだ、れんのことも好きなんだよね。選べない」
雪世は別れようと言われたことが受け入れきれない顔をしている。
ふと気付いた
前田(あれ?私みことのこと全然好きじゃなかった?みことより、陽条…くん?)
急いでスマホを取り出し、
前田「別れるから」
雪世「えっ待って」
陽条くんにLINEで
[中央寄せ]LINE[/中央寄せ]
[右寄せ]前田『陽条くん』[/右寄せ]
陽条『なに?』
[右寄せ]前田『好き』[/右寄せ]
陽条『ありがとう。卒業までだけど、少しの間で好きになってくれれば良いよ』
前田「告った」
雪世「え?」
前田「陽条くんに告った」
雪世「へ?…なんで陽条?」
前田「私と〇〇(1年女子の名前)選べない人なんかより陽条くんの方が好き」
雪世「…そう。返信来た?あいつれんのこと去年から好きだからOKしてくれんじゃね?」
前田「『ありがとう』ってきたよ。陽条くんも卒業まで残り少ししかないのに付き合うわけないよね」
[小文字]ピコンッ[/小文字]
陽条くんからLINEがきた
[中央寄せ]LINE[/中央寄せ]
陽条『もしかして雪世から聞いた?』
多分これは「去年から好きだった」のことだ。実はそれ以前に小耳に挟んでたので知っていた
[右寄せ]前田『実は知ってた』[/右寄せ]
陽条『知ってるんかい』
[右寄せ]前田『すんません』[/右寄せ]
前田「てことだから後は頑張れ」
雪世「…はい」
雪世「てか陽条と前田さんが付き合ってんの知らなかった」
前田「元カレに言うわけないやん」
雪世「付き合わないって言ってたし」
前田「あの後色々あったの。…ねぇ、なんで別れたのに今さら元カノの恋愛事情聞いてくんの?」
数秒、沈黙があり
雪世「オレが前田さんのことまた好きになっ…」前田「無理ですごめんなさい」
雪世「最後まで言わせろって。例えばの話だよ」
前田「その例えばの話が現実にならないことがいいね」
前田が部屋に戻っていった
なぜ、元恋人同士でルールシェアすることになったかと言うと、このルールシェアのメンバーは倉近が決めたからだ。
どのメンバーが来るか聞いても、「掃除できる人〜」、「料理できる人〜」「洗濯物が干せる人〜」としかいわないので、他の3人住む時にメンバーを初めて知ったのである。
倉近は雪世と前田が元恋人なのを普通に忘れていたという
[小文字](ホントどうかしてるぜ!倉近ゆず!!)[小文字]
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