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これが4人のルームシェア

#16




前田「また面白そうな映画あったら見に行こう!」

陽条「、、、次見に行くときは恋人としてじゃだめかな?」

前田「んっ?」

これはこく…はく?

陽条「好きってこと…です」

前田「え?え?」

陽条「好きってこと!…だよ///」

私は陽条くんに告白されたようだ

前田「…っえ」

彼は優しい、中学生で付き合ったときも中学生らしからぬ誠実さだった

話も合うときは合う、それもいい

好きだ

前田「…陽条くん」

長い沈黙の末、名前を呼ぶ

陽条「…はい」






前田「ありがとうね、…でもごめんなさい」

陽条「…っ…」

でも、それは人としてだと思う

中学生のときは恋愛として好きだったけど、それがもう一度戻ってくるとは限らない

私の場合は一度終わった関係を戻すというのは反対な方だ

前田「陽条くんのこと、好き。でもそれは人としててなんだ」

陽条「…うん。前田さん」

前田「はい」

陽条「中学生のときも今も前田さんのこと好きになってよかったわ」

前田「…ありがとう。私も中学生のとき陽条くんのこと好きになれてよかったな」

陽条くんがコクっと頷く

前田「…また映画とか、俳優さんの話とかしても良いよね?」

陽条「うん。良いにきまってる」

前田「ありがとう!」

その後解散した

私達は友人という関係を続ける
それで良いんだよ



倉近「[大文字]はぁ?!あんたそれけっこーひどいよ!![/大文字]」

前田「ふぇ?!」

夜ご飯のときにこそっと倉近ゆずに話した
そしたらコイツ大声でキレだした

倉近「振られた方は友達でいるので辛いでしょ!!」

前田「いやっ、良い感じに終われた気がすんだけど!!」

でも確かに、倉近さんが言っている意味もわかる

雪世「陽条どんまーい」

前田&倉近「雪世黙れ」

雪世「えぇ~?」

倉近「とにかくそんな曖昧な関係大丈夫なの?」

前田「曖昧じゃない!これからも俳優とかの話しようって…!」

ぎんじ「その曖昧さも傷つけちゃうかも…なぁ?」

前田「うーい…」



さっさとごちそうさまして、部屋ににげこむ

そしたら雪世が私の部屋にノックした

ガチャッ!!!

前田「なにー!」

雪世「わっキレんなし…」

前田「用ないならかーえーれー」

雪世「ここオレんちでもあるんだけどー」

前田「確かにそうだねーでもーこの部屋は私の部屋だよー?」

雪世「そうですねーー!!」

といって勢いよく人の部屋に侵入してきた

前田「入んなエロオヤジ!!」

雪世「誰がオヤジだ、あんたと同い年だよ!!」

前田「んでなに!!」

雪世「陽条」

前田「陽条くんがー?なに?」

雪世「フッたんだって?」

前田「フッた?まぁフッたっちゃっフッたね。でも、ありがとうってしたし友達として続けてくもん」

雪世「うわー陽条可哀想だわー、わぁ~」

前田「お前もかよー…もういいわっ!」

ベッドに潜る

雪世「だって、自分は好きなのに相手は自分のこと好きじゃないんだよ。報われないよね」

前田「[小文字]…そんなん[/小文字]…[大文字]分かってるよ!![/大文字]…自分がされても辛いと思うよでも、関係を終わらせるのはやなんだよ。ただの甘えかもしんないけど」

雪世「あぁ、甘えだよ。ひでぇよ」

雪世が布団をひっぺがす
 
前田「[小文字]まぶしっ[/小文字]」

雪世「オレもそうだもん」

前田「は?」

ギュッ

雪世からハグをされた  

前田「やめい、触んな。ハグ魔なのやだわ」

雪世「オレも辛いんですけど」

前田「辛いって言えるうちは辛くない」

雪世「オレも好きなんですけど前田さん」

前田「私はイヤなんですけど雪世くん」

雪世が顔を見つめてくる

これは来る!

雪世は私の口に自分の口を近づける

雪世「…[大文字]ん゙゛ー!!![/大文字]」

それを私が静止した

前田「流れに任せてキスしようとしてんじゃねよ!!このクソ野郎!!」

ベチッ

雪世「いってぇ!!」

前田「マジで出てけ!!このルームシェアからも!!」

雪世「それはマジ無理!住む場所ないよ!!」

前田「知らん!!」

とりあえず部屋から追い出した

前田「はぁー…」

陽条くんとの関係なー

どうしよう

でもやっぱ陽条くんも辛いよな

白黒つけたほうがいいんだよな

前田「[大文字]あぁーー![/大文字]むずかしいよ!!」











2025/04/09 17:37

かのん ID:≫ 1.6ekCz9QCfE6
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