これが4人のルームシェア
夏戸「あれ?陽条くんはどこいったぁ゛ぁ゛??」
倉近「酒くれぇぇぇ」
桐生「酔っ払い」
ぎんじ「お前ら酒臭い。…陽条くんはさっき散歩しに行った」
雪世「そうなの?」
覆われていた手を離された
その人は
陽条「シー…、声でかいって」
陽条だった。
前田「な、なんだ陽条くんか。って今のはそっちのせいだろっっ。あれは明らかに驚かせにきてるしっ」
陽条「…ふはっ」
陽条が吹き出した
前田「なぜ吹き出すっ」
陽条「いや…くっふっ…めちゃめちゃ…ふふっ…ビビってて…。以外にビビりだよね、前田さんって」
ぷるぷる震えながら笑っている [小文字]スタスタ[/小文字]
前田「ビビりで悪かったなー…」
陽条「良いんじゃない?人それぞれだし、俺はそういうとこも…可愛いって思うし」
前田「…!陽条くんっ」
前田が陽条の手を引っ張り走った
陽条「えっ?なに?!ちょちょちょっと?!」
そして近くの茂みに屈み、隠れた
陽条「どうしたんだよっ」
[小文字]前田「シーッ!雪世がいる…!」[/小文字]
[小文字]陽条「雪世…?」[/小文字]
茂みの隙間から覗くと雪世がこちらに歩いてくる
[小文字]陽条「ほんとだ…俺らのこと探しに来たのか?」[/小文字]
[小文字]前田「じゃない?なんかあいつ最近私が陽条くんの話すると機嫌悪くなるから」[/小文字]
[小文字]陽条「確かにあいつ機嫌悪くなってたわ」[/小文字]
[小文字]前田「おっ…雪世いなくなったっぽい」[/小文字]
陽条「はぁー…よかったーー…」
茂みから立ち上がった
雪世「バレてますけど、お二人さん」
前田&陽条「ぎゃぁぁぁっっ?!」
ジト目でどう見ても不機嫌な雪世がそこに立っていた
前田「雪世…驚かせんなし…」
雪世「みんなお二人さんのこと待ってますけどー、そろそろ寝るところですけどー?」
陽条「後で戻るから、だから先行って…」雪世「前田さん、行くよ」
前田「は?ちょっ、待てよっ…」
半ば強引に腕を引っ張り、歩き出した
倉近「あっ!よーじょーーくん帰ってきたー」
夏戸「あれ?れんと雪世は?」
陽条「え?あいつら先戻んなかった?」
桐生「戻ってきてない」
陽条「え?」
ぎんじ「神隠しかっ?」
夏戸「なんかクマにでも襲われたんじゃね?」
倉近「なわけないでしょ」
[小文字]陽条「…………あの野郎。」[/小文字]
前田「…待てって…腕…!…痛い!」
雪世「…あっ」
強く掴んでいた前田の腕を離した
長い沈黙があり
前田「…戻るよ」
雪世「陽条と[太字]“二人きりで”[/太字]なにしてたの?」
前田「はい?だから…雪世はなんも関係ないだっ…。…ッッッ?!」
雪世が無理矢理前田の肩を掴みんだ。
そして雪世が前田の唇にかぶりついた
[大文字]前田「ん゛ーーー!!!」[/大文字]
抵抗して突き飛ばそうとするが、その行為は虚しく、両手を掴まれ何もできなくなった。
前田「…っは…やめっ…[大文字]んっぐ?![/大文字]」
苦しくなり、息を吸うため口を微かにあけたら、
口の中に柔らかくて暖かいものが強引にねじ込まれた。
[太字]ドカッ[/太字]
雪世「…ヴッッ」
どうにか雪世を蹴り飛ばして走って逃げた
前田(とりあえずアイツは不同意わいせつ罪で訴えるとして…)
走ってテントの中に戻った
倉近と桐生は寝る準備をしている
倉近「あっ、おかえり…え?どうした?」
前田「ん?なにが?」
桐生「…れんちゃん…泣いてる…」
前田「え?」
色々パニクってて気づかなかったが、頬が濡れていた
倉近「どうしたの?なにがあった?」
前田「あ…いや……ごめん…」
話そうと思ったが、巻き込んではいけない
桐生「お菓子…甘いもの食べて」
桐生がチョコを差し出してきた
前田「すずちゃん…ありがとう…!」
その夜は女子会だった
[中央寄せ]次の日[/中央寄せ]
ぎんじ「おはよう、朝飯はサンドイッチだ」
夏戸「あと、コーンスープだ」
朝ごはんを食べ、車に乗って帰るのだが…
[大文字](気まずい…!!!!)[/大文字]
出発前に陽条くんに呼び出された。
陽条「雪世になんか…された?」
前田「え?なんで?」
陽条「目、赤いよ」
前田「え?マジ?まぁ、特には〜…?」
陽条「何された?」
いつにもなく真剣な表情で言った
前田「…ん~~…無理矢理…キ、キス…され……た」
陽条「は?あいつ…マジやってるわ。ほかは?」
前田「いや、でもほかは何もされてないから大丈夫」
陽条「ほんとに?…なら良いんだけど、またなんかされたらに言って。俺が守るし、助けるから」
前田「あ、うん。ありがとう」
陽条「じゃあ、みんなのところ戻ろう」
前田「うん」
2時間ちょい車に乗り、家に近いとこまで行って解散した。
雪世とはあんなことがあり、まだ話せるようには戻れていない。戻れるかもわからない。
倉近「酒くれぇぇぇ」
桐生「酔っ払い」
ぎんじ「お前ら酒臭い。…陽条くんはさっき散歩しに行った」
雪世「そうなの?」
覆われていた手を離された
その人は
陽条「シー…、声でかいって」
陽条だった。
前田「な、なんだ陽条くんか。って今のはそっちのせいだろっっ。あれは明らかに驚かせにきてるしっ」
陽条「…ふはっ」
陽条が吹き出した
前田「なぜ吹き出すっ」
陽条「いや…くっふっ…めちゃめちゃ…ふふっ…ビビってて…。以外にビビりだよね、前田さんって」
ぷるぷる震えながら笑っている [小文字]スタスタ[/小文字]
前田「ビビりで悪かったなー…」
陽条「良いんじゃない?人それぞれだし、俺はそういうとこも…可愛いって思うし」
前田「…!陽条くんっ」
前田が陽条の手を引っ張り走った
陽条「えっ?なに?!ちょちょちょっと?!」
そして近くの茂みに屈み、隠れた
陽条「どうしたんだよっ」
[小文字]前田「シーッ!雪世がいる…!」[/小文字]
[小文字]陽条「雪世…?」[/小文字]
茂みの隙間から覗くと雪世がこちらに歩いてくる
[小文字]陽条「ほんとだ…俺らのこと探しに来たのか?」[/小文字]
[小文字]前田「じゃない?なんかあいつ最近私が陽条くんの話すると機嫌悪くなるから」[/小文字]
[小文字]陽条「確かにあいつ機嫌悪くなってたわ」[/小文字]
[小文字]前田「おっ…雪世いなくなったっぽい」[/小文字]
陽条「はぁー…よかったーー…」
茂みから立ち上がった
雪世「バレてますけど、お二人さん」
前田&陽条「ぎゃぁぁぁっっ?!」
ジト目でどう見ても不機嫌な雪世がそこに立っていた
前田「雪世…驚かせんなし…」
雪世「みんなお二人さんのこと待ってますけどー、そろそろ寝るところですけどー?」
陽条「後で戻るから、だから先行って…」雪世「前田さん、行くよ」
前田「は?ちょっ、待てよっ…」
半ば強引に腕を引っ張り、歩き出した
倉近「あっ!よーじょーーくん帰ってきたー」
夏戸「あれ?れんと雪世は?」
陽条「え?あいつら先戻んなかった?」
桐生「戻ってきてない」
陽条「え?」
ぎんじ「神隠しかっ?」
夏戸「なんかクマにでも襲われたんじゃね?」
倉近「なわけないでしょ」
[小文字]陽条「…………あの野郎。」[/小文字]
前田「…待てって…腕…!…痛い!」
雪世「…あっ」
強く掴んでいた前田の腕を離した
長い沈黙があり
前田「…戻るよ」
雪世「陽条と[太字]“二人きりで”[/太字]なにしてたの?」
前田「はい?だから…雪世はなんも関係ないだっ…。…ッッッ?!」
雪世が無理矢理前田の肩を掴みんだ。
そして雪世が前田の唇にかぶりついた
[大文字]前田「ん゛ーーー!!!」[/大文字]
抵抗して突き飛ばそうとするが、その行為は虚しく、両手を掴まれ何もできなくなった。
前田「…っは…やめっ…[大文字]んっぐ?![/大文字]」
苦しくなり、息を吸うため口を微かにあけたら、
口の中に柔らかくて暖かいものが強引にねじ込まれた。
[太字]ドカッ[/太字]
雪世「…ヴッッ」
どうにか雪世を蹴り飛ばして走って逃げた
前田(とりあえずアイツは不同意わいせつ罪で訴えるとして…)
走ってテントの中に戻った
倉近と桐生は寝る準備をしている
倉近「あっ、おかえり…え?どうした?」
前田「ん?なにが?」
桐生「…れんちゃん…泣いてる…」
前田「え?」
色々パニクってて気づかなかったが、頬が濡れていた
倉近「どうしたの?なにがあった?」
前田「あ…いや……ごめん…」
話そうと思ったが、巻き込んではいけない
桐生「お菓子…甘いもの食べて」
桐生がチョコを差し出してきた
前田「すずちゃん…ありがとう…!」
その夜は女子会だった
[中央寄せ]次の日[/中央寄せ]
ぎんじ「おはよう、朝飯はサンドイッチだ」
夏戸「あと、コーンスープだ」
朝ごはんを食べ、車に乗って帰るのだが…
[大文字](気まずい…!!!!)[/大文字]
出発前に陽条くんに呼び出された。
陽条「雪世になんか…された?」
前田「え?なんで?」
陽条「目、赤いよ」
前田「え?マジ?まぁ、特には〜…?」
陽条「何された?」
いつにもなく真剣な表情で言った
前田「…ん~~…無理矢理…キ、キス…され……た」
陽条「は?あいつ…マジやってるわ。ほかは?」
前田「いや、でもほかは何もされてないから大丈夫」
陽条「ほんとに?…なら良いんだけど、またなんかされたらに言って。俺が守るし、助けるから」
前田「あ、うん。ありがとう」
陽条「じゃあ、みんなのところ戻ろう」
前田「うん」
2時間ちょい車に乗り、家に近いとこまで行って解散した。
雪世とはあんなことがあり、まだ話せるようには戻れていない。戻れるかもわからない。
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