- 閲覧前にご確認ください -

この物語の年齢差等は史実に近い形で書いておりますが、物事を行なった年齢は異なっております。あくまで、学院生活の中で行なったこととして書かせていただいておりますので、そこのところはご了承ください。

文字サイズ変更

幼小中高大一貫!!! 戦国学院

#5

恋する青春時代

[大文字][太字]義元公、死去。[/太字][/大文字]

新聞の1枚目にどデカく書いてある。ニュースでもトップニュースだ。跡継ぎはいるようだが、まだ成人していない。

[太字][大文字]織田信長、逮捕。[/大文字][/太字]
…はない。
俺は逮捕されなかった。警察の人に助けを求めた。窓を割られたと、馬鹿にされたと、そして、石を当てて来たと。そうしたら、なんと逮捕されなかった。家康の証言もあってだと、母は言う。
「やっぱり、後輩は大切にするものねえ」
しみじみ言われても困る。
俺は学校へと向かった。

「先輩!」
話しかけてきたのはなんと、今川財閥の秘書の息子、徳川家康だった。コイツは本当に真面目で優しい奴だ。
「どうした? 家康。……んんん?」
コイツ、女と手を繋いでいる。身なりからして、中学生だ。
「えっと…、あの、僕の…えっと…その…」
「彼女です! 織田先輩、おはようございます。犬先輩にお世話になっております! 関口 瀬名です」
関口…!?
「もしかして、関口 親永殿の娘か?」
「…Yes!! so?」
嫌がらせだ。俺は英語が分からない。
「そうです。でしたら、なんでしょうか?」
聞きなれた、上品で毒のある声。関口の娘でも、家康でも、妹たちの声でもない。
濃の声だった。スポーツ万能、勤勉秀才、戦国学院最強の女傑だ。
「あっ、帰蝶先輩!?」
「お久しぶり。瀬名さん。英語、上達したようね」
「英語ペラ子ですが、中国語ペラ子でもあります! それもこれも、帰蝶先輩のおかげです」
女同士の会話はレベルが違う。ずっと上の方を行く。家康も同じように、ぽけ〜としている。いや、アイツはいつでもそうか。
「信長様、瀬名に罪はないのです。ただ、可愛がられていたというだけで」
関口家は今川家の遠い親戚だ。だから怪しんだ。しかし、関口家はこの前の桶狭間の戦い? にはいなかったので、目をつぶることにした。
「ああ、大丈夫だ」
「私は義元公を心から慕っておりましたが、氏真は好きではありません。今川財閥はもう嫌です…」
ついこぼしてしまった愚痴のようだ。
「瀬名、先輩側につかないか?」
家康がついに口を開けた。それは今川からすれば裏切りとなる行為である。
「…ブラック企業ではないと言い張るけれど…、会社員に対して、パワハラするわ、カスハラするわで、ブラック要素しかないのが、今川財閥の現状。…織田先輩さえ良いのなら、是非ともそうさせて欲しいです」
家康を抱きしめてそう言った。
「なんか、意外と…ラブラブか?」
「かしらね。…私も早くしなきゃね…」
何かつぶやいていたが、よく聞き取れなかった。誰か気になる男でもいるんだろうか。尻に敷かれるなよ。

作者メッセージ

謝謝!

2025/04/16 18:04

晴友真弥花 ID:≫ 1rO9Bbo/Mf5vI
続きを執筆
小説を編集

パスワードをおぼえている場合はご自分で小説を削除してください。(削除方法
自分で削除するのは面倒くさい、忍びない、自分の責任にしたくない、などの理由で削除を依頼するのは絶対におやめください。

→本当に小説のパスワードを忘れてしまった
▼小説の削除を依頼する

小説削除依頼フォーム

お名前 ※必須
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
削除の理由 ※必須

なぜこの小説の削除を依頼したいですか

ご自分で投稿した小説ですか? ※必須

この小説は、あなたが投稿した小説で間違いありませんか?

削除後に復旧はできません※必須

削除したあとに復旧はできません。クレームも受け付けません。

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL
/ 11

コメント
[2]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL