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この物語の年齢差等は史実に近い形で書いておりますが、物事を行なった年齢は異なっております。あくまで、学院生活の中で行なったこととして書かせていただいておりますので、そこのところはご了承ください。

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幼小中高大一貫!!! 戦国学院

#2

下剋上の方法

「校歌を歌いました。とても良い歌声でしたよ。では全学年教室に帰りましょう」
「よっしゃー」「お尻が痛いよお」
「なんだかんだ、今回は楽しかったわね」「そうねえ」
その言葉を聞いて、司会の先生はハッとなる。
「そうそう、大学四年の織田君は残ってください」
「…なんでだ?」よく分からんな。
「まあまあ、頑張って来いよ」その声が笑っているから、ものすごく苛立つんだよ!
「今日は絶好調ねえ」濃まで!! 何が絶好調だよ!!?
それが声に出ていたらしく、
「あら? 自覚しておられませんの? 冗談のキレですよ」
と言って、去っていった。あの上品にひらひらと振った手が、妙にムカつくなァ。
「おーい、織田君。こっちにおいでよ」
司会の先生はなんと、濃の父、斎藤 道三だった。おおう、教師の中でも下剋上が、ねえ。
ジャンケン最強の先生が司会を務めることになっていて、去年までずっと同じ先生がしていた。確か…土岐先生とか言ったかな? それで今年初めて入って来た先生が斎藤…先生っていうワケだ。
「それで? 俺なんかしましたか?」
は〜〜〜……。声にもならないため息が聞こえた。
「自分のすることに自覚を持てんのかね?」
「俺がすることへの自覚…。俺はさっきの決意は、目立ってなんぼのものだったと考えています。つまり、俺にとって、最良の考えだということです」
俺、結構丁寧に話せるんだぜ!? 舐めてもらっちゃあ困る。
「それを訊いておるのではない。お前は悪いことをしたと思っておるかという質問だろう」
「普通ダメでしょうね。だって俺、人の子ですもん」
子どもじみた話し方だったかもしれない。…だが、これが本心だ。間違ったことは言っていない。
「つまり、確信犯か…」
「そうッスね」軽く流す。
「帰りなさい、ご両親には秘密とする」
帰りなさい。つまるところ、解放ということか。
(ま、市が母さんに言うけどね。ご報告ご報告っと)
教室までの道が、ものすごく短く感じたのは気のせいか? 足が軽くて、俺はスキップで帰った。

作者メッセージ

私は、皆さんが、少しでも歴史に興味を持って下されば、と思って書いております。織田信長も楽しいですよ!
興味がある方は是非調べて見てくださいね。

2025/04/15 21:43

晴友真弥花 ID:≫ 1rO9Bbo/Mf5vI
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