幼小中高大一貫!!! 戦国学院
俺と濃は、無事社会人となり、結婚した。
そして、また1年が経った。しかし、俺たちは子に恵まれなかった。
濃は当然ながら、焦っていた。
「子どもがほしい。だって、子どもはどんなでも可愛いもの!」
そこで俺はひらめいた。
「濃、子どもは好きか?」
「何言ってるの? 子どもっていうのはね、誰の子であろうと可愛いものよ」
濃がうっとりと目を細めて語る。
俺は口角をにいっと上げた。
「濃、養子をとるのはどうだ?」
「養子!? 私たちの子どもじゃない子どもを迎えるの?」
「そうだ。お前なら憤慨して当然だと思っている。ひっぱたくなら、苦しまないように、一撃でやっちゃってくれ!!」
俺は思いっきり頭を下げた。
「信長様…。私は信長様の妻です。夫が決めたことに否やはございません」
「…いや、ちょっと待て。別に人権侵害しようとしてるわけじゃねえんだぜ?」
「いえ、これは、私のモットーですので」
モットーってか。まあいいけど。
「じゃあ、進めるぞ」
「ええ、頼みます」
濃はぺこりと頭を下げた。
「生駒家の信忠です! よろしくお願いします!お[漢字]養父[/漢字][ふりがな]とう[/ふりがな]さん、お[漢字]養母[/漢字][ふりがな]かあ[/ふりがな]さん」
「…おかあさん? まあ、嬉しい。よろしくね」
「仲良くしてくれよな」
「はい!」
そして、また1年が経った。しかし、俺たちは子に恵まれなかった。
濃は当然ながら、焦っていた。
「子どもがほしい。だって、子どもはどんなでも可愛いもの!」
そこで俺はひらめいた。
「濃、子どもは好きか?」
「何言ってるの? 子どもっていうのはね、誰の子であろうと可愛いものよ」
濃がうっとりと目を細めて語る。
俺は口角をにいっと上げた。
「濃、養子をとるのはどうだ?」
「養子!? 私たちの子どもじゃない子どもを迎えるの?」
「そうだ。お前なら憤慨して当然だと思っている。ひっぱたくなら、苦しまないように、一撃でやっちゃってくれ!!」
俺は思いっきり頭を下げた。
「信長様…。私は信長様の妻です。夫が決めたことに否やはございません」
「…いや、ちょっと待て。別に人権侵害しようとしてるわけじゃねえんだぜ?」
「いえ、これは、私のモットーですので」
モットーってか。まあいいけど。
「じゃあ、進めるぞ」
「ええ、頼みます」
濃はぺこりと頭を下げた。
「生駒家の信忠です! よろしくお願いします!お[漢字]養父[/漢字][ふりがな]とう[/ふりがな]さん、お[漢字]養母[/漢字][ふりがな]かあ[/ふりがな]さん」
「…おかあさん? まあ、嬉しい。よろしくね」
「仲良くしてくれよな」
「はい!」