二次創作
マネちゃんずとはいきゅキャラ。 【 参加〆 】
《 柚 side 》
るるちゃんと入り口から顔を出してみると 、 ついさっき到着したらしい3校の人たちがいた 。
白、黒、黄土色のジャージの高校 。
多分 、 梟谷の人たちだ 。
そして 、 白、水色のジャージの高校 。
これは確か 、 鴎台だったと思う 。
最後に 、 黄色と黄緑のグラデーションのジャージの高校 。
これは井闥山だ 。
高校 No . 1 リベロの 『 [漢字]古[/漢字][ふりがな]こ[/ふりがな][漢字]森[/漢字][ふりがな]もり[/ふりがな] [漢字]元[/漢字][ふりがな]もと[/ふりがな][漢字]也[/漢字][ふりがな]や[/ふりがな] 』 と 、
全国3本指に入るスパイカーである 『 [漢字]佐[/漢字][ふりがな]さ[/ふりがな][漢字]久[/漢字][ふりがな]く[/ふりがな][漢字]早[/漢字][ふりがな]さ[/ふりがな] [漢字]聖[/漢字][ふりがな]きよ[/ふりがな][漢字]臣[/漢字][ふりがな]おみ[/ふりがな] 』 を[漢字]擁[/漢字][ふりがな]よう[/ふりがな]する高校である 。
全国常連 、 優勝候補である高校のプレイを観るため 、 IHの観戦をしに行ったのをよく覚えている 。
私たちがいる入り口から一番近くにいたのは 、 梟谷の人たちだった 。
待ち切れない様子でうずうずしているのは 、 確か [漢字]木[/漢字][ふりがな]ぼく[/ふりがな][漢字]兎[/漢字][ふりがな]と[/ふりがな] [漢字]光[/漢字][ふりがな]こう[/ふりがな][漢字]太[/漢字][ふりがな]た[/ふりがな][漢字]郎[/漢字][ふりがな]ろう[/ふりがな] 。
雑誌で見た気がするから知ってる 。
そして 、 長い茶髪をハーフアップにしている女の子 。
きらるちゃんと同じサイズ感で 、 妹のような感じだ 。
多分 、 マネージャーの子なんだろう 。
? 「 … あ 、 すみません 。 もしかして案内して下さる方ですか ? 」
木兎光太郎とマネちゃんを呆れ顔で見ていた男子が 、 こっちに気付いて声をかけてきた 。
るる「 はい 、 到着したと聞いたので … 」
るるちゃんが応えると 、 男子は少し眉を下げて申し訳無さそうな顔をして 、 軽く頭を下げながら謝る 。
? 「 すみません 、 騒がしくして 。 俺は梟谷の [漢字]赤[/漢字][ふりがな]あか[/ふりがな][漢字]葦[/漢字][ふりがな]あし[/ふりがな] [漢字]京[/漢字][ふりがな]けい[/ふりがな][漢字]治[/漢字][ふりがな]じ[/ふりがな] です 」
るる「 あ 、 えと 、 白鳥沢のマネの 、 姫宮 るる です ! 」
柚 「 稲荷崎のマネの 一ノ瀬 柚 です 」
会釈を返すと 、 男子 … もとい 、 赤葦くんは 、
「 これからよろしくお願いします 」 と微笑んだ 。
? 「 けいじー ? 何してんのー ? 」
可愛らしい声と共に 、 赤葦くんの後ろから マネちゃんがひょっこりと顔を出す 。
赤葦「 マネージャーさんだって 。 これからお世話になりますって挨拶してた 」
? 「 あ 、 そーいうことか ! 」
マネちゃんは 「 なるほど ~ 」 と言って 、 前に出てくる 。
? 「 あたし 、 [漢字]赤[/漢字][ふりがな]あか[/ふりがな][漢字]根[/漢字][ふりがな]ね[/ふりがな] すみれ ! 」
柚 「 すみれちゃん ? よろしくね 」
るる「 よろしくね ~ 」
すみれちゃんは にかっと笑って 、 赤葦くんの側から離れる 。
と思うと 、 今度は私とるるちゃんの周りを 観察するようにぐるぐると回り始めた 。
るる「 … ? どうしたの ? 」
るるちゃんも 、 すみれちゃんの突然の行動に驚いてるみたいだ 。
すみ「 ん ~ … 」
すみれちゃんは一度回るのを止め 、 私たちを見上げながら考え込むように唸る 。
すみ「 ……… やっぱいいや ! 飽きた ! 」
柚 「 ええ … ? 」
すみれちゃんはそれだけ言うと 、 木兎さんの方へ行ってしまった 。
そんな様子を見て 、 赤葦くんが呆れたようにため息を吐く 。
赤葦「 すみません 、 あの人飽きっぽくて 。
興味が出たらとことん突き詰めるんですが 、 飽きたと感じた途端に興味を無くすんです 」
そう言って 、 こめかみを押さえる赤葦くん 。
そう言いながらも 、 赤葦くんがすみれちゃんを見る目はとても優しかった 。
るるちゃんも同じようなことを感じたのか 、 赤葦くんに問いかける 。
るる「 … 赤葦くんとすみれちゃんって 、 もしかして恋人同士 ? 」
… どストレートに聞くね 、 るるちゃん 。
───
梟谷のみなさんをるるちゃんが案内している間 、 私は鴎台の人たちに挨拶しに行った 。
柚 「 … おはようございます 」
? 「 … ああ 、 おはようございます 」
すると 、 天然パーマの茶髪男子が振り向いて 、 にこりと微笑みながら挨拶を返してくれた 。
… うーん 、 なんか貼り付けた感じの笑顔だな 。
? 「 あ ‼︎ お前そのジャージって ‼︎ 」
柚 「 へ ? ジャージ ? 」
逆立った白髪で目が大きい人 …
確か 、 『 小さな巨人 』 って言われてる [漢字]星[/漢字][ふりがな]ほし[/ふりがな][漢字]海[/漢字][ふりがな]うみ[/ふりがな] [漢字]光[/漢字][ふりがな]こう[/ふりがな][漢字]来[/漢字][ふりがな]らい[/ふりがな] だったはず 。
その人が 、 私のジャージを見て声を上げる 。
星海「 稲荷崎だよな ⁉︎ 」
ちょっぴり興奮気味な星海くんがそう叫ぶ 。
柚 「 あ … うん 、 そうだよ 」
星海「 やっぱり ! なあ 、 ミヤアツムとミヤオサムも来てんだよな ⁉︎
あ 、 スナとかいうやつもいるんだっけ ⁉︎ 」
柚 「 え 、 ああ 、 はい … ? 」
思ってたよりも勢いがすごい人だ 。
若干引き気味に思っていると 、
青色のメッシュが入った白髪をツインテールにした女の子が 星海くんの背中を叩く 。
? 「 あんたいきなり詰めすぎ 。 マネちゃん 、 困ってんでしょーが 」
星海「 いってーな ‼︎ いきなり叩くこたねーだろ ‼︎ 」
? 「 いちいち叫ぶなうるさい 」
マネちゃんはため息を吐くと 、 私に向き直って自己紹介をしてくれた 。
茜 「 私 、 鴎台のマネやってる [漢字]神[/漢字][ふりがな]かみ[/ふりがな][漢字]櫻[/漢字][ふりがな]ざくら[/ふりがな] [漢字]茜[/漢字][ふりがな]あかね[/ふりがな] 。 よろしくね 」
───
《 るる side 》
案内が終わって体育館に戻ってくると 、 柚ちゃんが鴎台の人たちを案内しようとしているところだった 。
柚 「 るるちゃんありがとう 。
私 、 鴎台の人たち連れて行ってくるから 、 井闥山の案内頼んでもいいかな ? 」
るる「 分かった ! 行ってらっしゃい 」
柚ちゃんに手を振って別れ 、 私はもう一度玄関に戻る 。
るる「 すみません 、 井闥山の方たちですか ? 案内の者です 」
? 「 あ 、 そうです ~ ! 案内ご苦労様です ! 」
センター分けの前髪でマロ眉の男子が 、 元気に返事をしてくれた 。
と同時に 、 黒髪天然パーマでマスクを付けた男子が ものすごい勢いで後ろに下がる 。
るる「 え … 」
嘘 、 私話さないうちから嫌われちゃった ⁉︎
なんて不安に思っていると 、 その男子はぼそぼそと呟く 。
? 「 … お前 、 手指の消毒はしたんだろうな 」
るる「 消毒 … ? 」
いきなり何を言い出すんだろう 、 この人 …
? 「 …… してないなら近づくな 、 菌が感染るだろ 」
… えー …
? 「 ちょ 、 聖臣 ! ごめん 、 こいつ潔癖症でさ ! 悪気は無いから許してやってよ 」
マロ眉くんがすかさずフォローを入れてくれた 。
… うん 、 でもなんか関わりづらいよこの人 ‼︎
気まずいなと感じていると 、 マネちゃんらしき女の子が おずおずと話しかけてくる 。
? 「 … なんか 、 ごめんね … ? 」
るる「 え ? あ 、 いや大丈夫だよ ! 」
女の子は 「 ならよかった 」 と微笑むと 、 自己紹介をしてくれた 。
結衣「 井闥山でマネやってる 、 [漢字]雨[/漢字][ふりがな]あめ[/ふりがな][漢字]晴[/漢字][ふりがな]はれ[/ふりがな] [漢字]結[/漢字][ふりがな]ゆ[/ふりがな][漢字]衣[/漢字][ふりがな]い[/ふりがな] です 。 これからよろしくね 」
るるちゃんと入り口から顔を出してみると 、 ついさっき到着したらしい3校の人たちがいた 。
白、黒、黄土色のジャージの高校 。
多分 、 梟谷の人たちだ 。
そして 、 白、水色のジャージの高校 。
これは確か 、 鴎台だったと思う 。
最後に 、 黄色と黄緑のグラデーションのジャージの高校 。
これは井闥山だ 。
高校 No . 1 リベロの 『 [漢字]古[/漢字][ふりがな]こ[/ふりがな][漢字]森[/漢字][ふりがな]もり[/ふりがな] [漢字]元[/漢字][ふりがな]もと[/ふりがな][漢字]也[/漢字][ふりがな]や[/ふりがな] 』 と 、
全国3本指に入るスパイカーである 『 [漢字]佐[/漢字][ふりがな]さ[/ふりがな][漢字]久[/漢字][ふりがな]く[/ふりがな][漢字]早[/漢字][ふりがな]さ[/ふりがな] [漢字]聖[/漢字][ふりがな]きよ[/ふりがな][漢字]臣[/漢字][ふりがな]おみ[/ふりがな] 』 を[漢字]擁[/漢字][ふりがな]よう[/ふりがな]する高校である 。
全国常連 、 優勝候補である高校のプレイを観るため 、 IHの観戦をしに行ったのをよく覚えている 。
私たちがいる入り口から一番近くにいたのは 、 梟谷の人たちだった 。
待ち切れない様子でうずうずしているのは 、 確か [漢字]木[/漢字][ふりがな]ぼく[/ふりがな][漢字]兎[/漢字][ふりがな]と[/ふりがな] [漢字]光[/漢字][ふりがな]こう[/ふりがな][漢字]太[/漢字][ふりがな]た[/ふりがな][漢字]郎[/漢字][ふりがな]ろう[/ふりがな] 。
雑誌で見た気がするから知ってる 。
そして 、 長い茶髪をハーフアップにしている女の子 。
きらるちゃんと同じサイズ感で 、 妹のような感じだ 。
多分 、 マネージャーの子なんだろう 。
? 「 … あ 、 すみません 。 もしかして案内して下さる方ですか ? 」
木兎光太郎とマネちゃんを呆れ顔で見ていた男子が 、 こっちに気付いて声をかけてきた 。
るる「 はい 、 到着したと聞いたので … 」
るるちゃんが応えると 、 男子は少し眉を下げて申し訳無さそうな顔をして 、 軽く頭を下げながら謝る 。
? 「 すみません 、 騒がしくして 。 俺は梟谷の [漢字]赤[/漢字][ふりがな]あか[/ふりがな][漢字]葦[/漢字][ふりがな]あし[/ふりがな] [漢字]京[/漢字][ふりがな]けい[/ふりがな][漢字]治[/漢字][ふりがな]じ[/ふりがな] です 」
るる「 あ 、 えと 、 白鳥沢のマネの 、 姫宮 るる です ! 」
柚 「 稲荷崎のマネの 一ノ瀬 柚 です 」
会釈を返すと 、 男子 … もとい 、 赤葦くんは 、
「 これからよろしくお願いします 」 と微笑んだ 。
? 「 けいじー ? 何してんのー ? 」
可愛らしい声と共に 、 赤葦くんの後ろから マネちゃんがひょっこりと顔を出す 。
赤葦「 マネージャーさんだって 。 これからお世話になりますって挨拶してた 」
? 「 あ 、 そーいうことか ! 」
マネちゃんは 「 なるほど ~ 」 と言って 、 前に出てくる 。
? 「 あたし 、 [漢字]赤[/漢字][ふりがな]あか[/ふりがな][漢字]根[/漢字][ふりがな]ね[/ふりがな] すみれ ! 」
柚 「 すみれちゃん ? よろしくね 」
るる「 よろしくね ~ 」
すみれちゃんは にかっと笑って 、 赤葦くんの側から離れる 。
と思うと 、 今度は私とるるちゃんの周りを 観察するようにぐるぐると回り始めた 。
るる「 … ? どうしたの ? 」
るるちゃんも 、 すみれちゃんの突然の行動に驚いてるみたいだ 。
すみ「 ん ~ … 」
すみれちゃんは一度回るのを止め 、 私たちを見上げながら考え込むように唸る 。
すみ「 ……… やっぱいいや ! 飽きた ! 」
柚 「 ええ … ? 」
すみれちゃんはそれだけ言うと 、 木兎さんの方へ行ってしまった 。
そんな様子を見て 、 赤葦くんが呆れたようにため息を吐く 。
赤葦「 すみません 、 あの人飽きっぽくて 。
興味が出たらとことん突き詰めるんですが 、 飽きたと感じた途端に興味を無くすんです 」
そう言って 、 こめかみを押さえる赤葦くん 。
そう言いながらも 、 赤葦くんがすみれちゃんを見る目はとても優しかった 。
るるちゃんも同じようなことを感じたのか 、 赤葦くんに問いかける 。
るる「 … 赤葦くんとすみれちゃんって 、 もしかして恋人同士 ? 」
… どストレートに聞くね 、 るるちゃん 。
───
梟谷のみなさんをるるちゃんが案内している間 、 私は鴎台の人たちに挨拶しに行った 。
柚 「 … おはようございます 」
? 「 … ああ 、 おはようございます 」
すると 、 天然パーマの茶髪男子が振り向いて 、 にこりと微笑みながら挨拶を返してくれた 。
… うーん 、 なんか貼り付けた感じの笑顔だな 。
? 「 あ ‼︎ お前そのジャージって ‼︎ 」
柚 「 へ ? ジャージ ? 」
逆立った白髪で目が大きい人 …
確か 、 『 小さな巨人 』 って言われてる [漢字]星[/漢字][ふりがな]ほし[/ふりがな][漢字]海[/漢字][ふりがな]うみ[/ふりがな] [漢字]光[/漢字][ふりがな]こう[/ふりがな][漢字]来[/漢字][ふりがな]らい[/ふりがな] だったはず 。
その人が 、 私のジャージを見て声を上げる 。
星海「 稲荷崎だよな ⁉︎ 」
ちょっぴり興奮気味な星海くんがそう叫ぶ 。
柚 「 あ … うん 、 そうだよ 」
星海「 やっぱり ! なあ 、 ミヤアツムとミヤオサムも来てんだよな ⁉︎
あ 、 スナとかいうやつもいるんだっけ ⁉︎ 」
柚 「 え 、 ああ 、 はい … ? 」
思ってたよりも勢いがすごい人だ 。
若干引き気味に思っていると 、
青色のメッシュが入った白髪をツインテールにした女の子が 星海くんの背中を叩く 。
? 「 あんたいきなり詰めすぎ 。 マネちゃん 、 困ってんでしょーが 」
星海「 いってーな ‼︎ いきなり叩くこたねーだろ ‼︎ 」
? 「 いちいち叫ぶなうるさい 」
マネちゃんはため息を吐くと 、 私に向き直って自己紹介をしてくれた 。
茜 「 私 、 鴎台のマネやってる [漢字]神[/漢字][ふりがな]かみ[/ふりがな][漢字]櫻[/漢字][ふりがな]ざくら[/ふりがな] [漢字]茜[/漢字][ふりがな]あかね[/ふりがな] 。 よろしくね 」
───
《 るる side 》
案内が終わって体育館に戻ってくると 、 柚ちゃんが鴎台の人たちを案内しようとしているところだった 。
柚 「 るるちゃんありがとう 。
私 、 鴎台の人たち連れて行ってくるから 、 井闥山の案内頼んでもいいかな ? 」
るる「 分かった ! 行ってらっしゃい 」
柚ちゃんに手を振って別れ 、 私はもう一度玄関に戻る 。
るる「 すみません 、 井闥山の方たちですか ? 案内の者です 」
? 「 あ 、 そうです ~ ! 案内ご苦労様です ! 」
センター分けの前髪でマロ眉の男子が 、 元気に返事をしてくれた 。
と同時に 、 黒髪天然パーマでマスクを付けた男子が ものすごい勢いで後ろに下がる 。
るる「 え … 」
嘘 、 私話さないうちから嫌われちゃった ⁉︎
なんて不安に思っていると 、 その男子はぼそぼそと呟く 。
? 「 … お前 、 手指の消毒はしたんだろうな 」
るる「 消毒 … ? 」
いきなり何を言い出すんだろう 、 この人 …
? 「 …… してないなら近づくな 、 菌が感染るだろ 」
… えー …
? 「 ちょ 、 聖臣 ! ごめん 、 こいつ潔癖症でさ ! 悪気は無いから許してやってよ 」
マロ眉くんがすかさずフォローを入れてくれた 。
… うん 、 でもなんか関わりづらいよこの人 ‼︎
気まずいなと感じていると 、 マネちゃんらしき女の子が おずおずと話しかけてくる 。
? 「 … なんか 、 ごめんね … ? 」
るる「 え ? あ 、 いや大丈夫だよ ! 」
女の子は 「 ならよかった 」 と微笑むと 、 自己紹介をしてくれた 。
結衣「 井闥山でマネやってる 、 [漢字]雨[/漢字][ふりがな]あめ[/ふりがな][漢字]晴[/漢字][ふりがな]はれ[/ふりがな] [漢字]結[/漢字][ふりがな]ゆ[/ふりがな][漢字]衣[/漢字][ふりがな]い[/ふりがな] です 。 これからよろしくね 」