『んで？何の用？ちなみに一回1000円だけど』
絵〈なんで金とるんだよ〉
『あ？？前にも言わなかった？？この任務がなければ私は今頃家でゆっくりゴロゴロしてたんだよ。せっかくの休暇をな？？１ヶ月ぶりの休暇なんて満喫したいに決まってるやん？？なのにこの任務だよ。しかも長期。最低最悪。ふざけんなよって感じなの。分かる？？(早口』
絵〈はいはい。で、お前救急箱は？？〉
『スルーかよ。………え、救急箱？？』
絵〈そう、どうした？？何処やった？？〉
『…私の手にかかれば救急箱など必要無いのだ…』
絵〈何言ってんの？？救急箱無しで手当出来ないだろ〉
『それってあなたの感想ですよね？』
絵〈ウザ。で、ホントにどこやった？正直に答えれば給料の減少はなしにしてやる〉
『別に私お金に困ってる訳じゃないんだよね。舐めないでもらっていい？逆にありすぎて困るくらい』
絵〈ほう…？〉
『ア、なんか嫌な予感が……』
絵〈で、どこやった？〉
『…どっかの道端に落とした☆テヘペロ☆』
潔（顔はいいから画になるな……性格終わってるけど）
『おいそこの世一。なんか失礼なこと考えてただろ』
潔「！？いやそんなこと…！！」
『ふはっ！嘘つくのバリ下手くそやんウケるww』
絵〈…で？ホントにどこにやったかは覚えて無いのか？〉
『だぁかぁらぁ！！！あたしにゃ手当に救急箱なんぞ必要ないんだって！！！』
絵〈…じゃあ試しにイガグリのケガを治してみろ〉
『リョ！！！あ、イガグリ。間違えて殺しちゃったらメンゴ☆』
イ「は！？やめろよ！！ぜってぇ殺すなよ！？」
『はいは〜い、え～と？足と…顔か？？』
イ「お、おう。」
『よし。いくぞ〜〜！！


[中央寄せ]反転術式』[/中央寄せ]　


ﾎﾟﾜｧ~ﾝ


『…どお？まだ痛い？』
イ「す、すげぇ！！もう痛くねぇ！！」
『ふふん。私が治してあげたんだからね〜感謝しろよ？』
千「…ケガを治した……！？」
『そだよ〜凄いだろ〜どや！！』
潔「ケガを一瞬で治すことって可能なのか……？？」
『まぁ私は天才だからね☆』
絵〈…ホントに治せるんだな……〉
『あ、世一もケガしてなかった？錬介のめちゃめちゃ早いボールお腹にクリティカルヒットしてたよな？？』
潔「まぁ……」
『だよね。じゃあ………


[中央寄せ]お腹、見して？』[/中央寄せ]


「「「は、はあ！？！？」」」
『え、何、急に大きい声出すなよ寿縮まるだろ。てか、早くお腹見してよ、ほらほら〜』
潔「え、ちょ、ま、！？」
『………んははははwww初心だねwww可愛よwwwじゃあ見せなくてダイジョブよwじっとしててね…


[中央寄せ]反転術式[/中央寄せ]



どお？？』
潔「！痛みが引いた…！」
『良かった良かった。』


絵〈よし。わかった。一旦こっちに戻ってこい。[太字]話をしよう[/太字]。〉

『え、私やった？？』