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後宮の妖女はいつか花をさかせる

#7

第7話 蝋梅(ロウバイ)

心を決めたのはいいものの、これからどうやって生きていこう。外へ出るため、布はかぶっているため見た目は大丈夫だろう。だが、実年齢より、見た目が大人っぽいので少し危惧していることがある。
明確には言わないが、先程の商店街より宮廷から離れているため、確実に安全なわけでわないのでどうするかと考えた矢先に荷物のことが思い浮かんだ。
木箱に座り荷物を入れた籠を覗き込むと、まずは黒い液体があった。燕印国(エンイン)では、ほとんどの人が黒髪なので、髪を染めるために持ってきたが、今は人通りが多いため安易に髪を見せては駄目だろう。
他に売ってお金にするために宝石や簪を持ってきた。だがひとつその中に異様な程細かく彫られた美しいデザインの鼈甲で作られた鳳凰の簪がある。鳳凰のデザインは皇族のみが許されているため荷造りのときどうしようかと思ったが、一応母と父から渡された唯一私がなんなのかの証明でもあった。その次に見つけたのは香だった。これは確か蝋梅の香だったと思う。母さまが父さまからもらったのが蝋梅の香だったようで、せっかくだしと香華(シャンカ)にもということで貢物(プレゼント)されたものだ。確か蝋梅の花言葉は…まあいい。
とりあえずこの状況の打開策を考えた。

作者メッセージ

ちょっと長めに書くことができました。
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2025/02/02 17:08

色黄 たの ID:≫95W8biv8iH20g
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