私、旗井翠はかつてない胸の高鳴りを覚えていた。なぜなら2ヵ月後、つまり高校卒業後に、学校近くにある、ここらでは有名な鳥雲神社で巫女として働くことになったのだから。
「ふんふふーん」
るんるんでスキップしているといつも通る公園の入り口に黒猫が捨てられていた。
「かわいそうに、お腹空いてる？なんかあったかなー？」
ゴソゴソカバンの中を探していると黒猫ちゃんのほうから光が……

気がつくと周りにはたくさんの人がなにやら声が聞こえてくる
「やはり巫女さまに相応しい」　「本当だ！」
そう聞こえてきた。
「これから貴方さまには巫女さまになってもらう」
そう目の前の男に言われた。　　というか
えっ　えーーーーーーーー