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二次創作
嘘つきな私は記憶喪失のフリをします

#1

火が見える

火が見える。
自分はここで死ぬのだろうかと思った。

いつもの様に国連会議の帰り、ウザ絡みをしてきたフランスと喧嘩をした。
「お前なんか大っ嫌いだ!」
ハッキリとそう言われると自分が悪いのにどこか慰めてほしいと言う気持ちが湧き出てきた。
なんて私は、気持ち悪くて嫌な奴なんだろうか。

アメリカもカナダも、もう私は必要ない。
それどころか口だしをしてくるお荷物だと思っているかも知れない。
私はこの世界に必要ない。
そう思うとズンと気持ちが暗くなった。 

その時だった。

飛行機が火を吹いた。ゴウゴウと火が揺らめき近くに居た乗客は悲鳴をあげている。
そのまま飛行機は地面へと激突した。
中まで火が広がり、人々は恐怖に満ちた顔をしていた
私は乗客を飛行機から追い出し、近くの原っぱに行くように指示した。
ここはどこだろうか。
知っている国の土地であれば指示もしやすい。
飛行機の一番後ろにいるという親子を必死に探しながら辺りを見渡す。

「イギリス、、、?!大丈夫か?!」
そんな声が聞こえて後ろを振り向く。
フランスだ。
フランスがここにいるということは間違いない。
フランスの土地だろう。
早く火を消せと叫びながらそのまま火の中に入っていく。
「おい!死ぬぞ?!」
「国は死にません!」
そんな根拠もないことを言いながらずんずん進んでいくと倒れ込んでいる親子を見つけた。
母親のほうは赤子を必死に抱き抱えておりそのおかげか赤子はまだ元気な様だ。
ほっとしたのも束の間。火が燃えたままの何かが親子の上から落ちてくる。
悪いと思いながら親子を突き飛ばした。
ちょうどやってきたフランスの腕に着地する。
ガン!そんな鈍い音がして意識が離れる。
あぁ。頭をぶつけたのか。
服も燃え出している。

まぁ、いいか。
どうせ必要ない国なんだし。


イギリスが目の前で火の中に飛び込んだ。
あいつは何している。自殺行為だ。
迫り来る火を避けながら追いつくと親子が飛んできた
イギリスが突き飛ばしたらしい。
お礼を言おうと前を向くとイギリスは火をまとわりつかせながら倒れた。
正確には鉄鋼が頭にあたり、倒れざるをおえなかったという方が正しいだろうか。
嫌だ。
死なないでくれ。
そんなことを無意識のうちに思っていたらしい。
『私なんて居ない方がいいんです』
イギリスが幼い頃、よく言っていた言葉が聞こえた気がする。

作者メッセージ

イギリス闇系です。
カンヒュたちの両片思いではあんまりでなさそうだなーと思ったイギリスの性格をぶっ込んでいます。

ちなみにイギリスは幼少期は家庭教師がよくぶってきたりシェフが腐ったものを食べさせてきたりとガチで人間不審になりそうなことをされています。
あ、でもアメリカとかにかしてないですよ!
いいお父さん設定です。
それではさいならー!

2025/04/29 07:30

しおん ID:≫ 1vLYbWdHGUEm2
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