初めは、ただの女だと思っていた

だが、だんだんと彼女に惹かれていった

サラサラの髪、

汚れなど知らない純粋な瞳

誰にでも優しく、

その時に見せる笑顔が

とてつもなく愛おしくなった

その日から俺のものにしたいという感情が芽生えた

俺は彼女のシフトの日にだけ来た

嗚呼、やっぱり可愛い

近くで見るとなおさらだ

最近、俺に心を開いてくれているのか、

よく悩み相談を受けていた

お店にクレーマーがいっぱい来る、とか

私のことを嫌っている子が自分のミス押し付けてきた、とか

その中には、俺が関係しているものもあった

『ストーカー』

勘付かれていたかと思うと同時に、

俺の存在に気づいてもらえているという嬉しさも少しあった

俺は親身に相談を受けているフリをした

彼女から出る声は恐怖の色があった

まァ、そう思うのも仕方が無い

最近は彼女に近づきすぎていた

部屋の中には盗聴器、カメラ

いつも彼女の服にGPSをついけている

やりすぎかな？

でも、どうせ一緒になるんだから考えても意味はないだろう？

本当に愛しているよ、

俺の●●



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