会いたかったよ!
#1
会いたかったよ!
[大文字]………待ってたよ[/大文字]
〜〜〜〜〜〜〜〜
「瑠璃」のこと私には、
「羅菜」と言う2歳差の妹がいた
だけど羅菜は私が小学生に入る前にトラックに轢かれ死んでしまった。
私と羅菜はそこまで仲が良くなかった
むしろ悪いくらいだった
死んだと聞いた時は、両親は泣いていたが
私は、死というものがどういうものか知らなかった
〜〜〜〜〜〜〜〜
小学生になりふと思い出したことか、
昔妹が使っていたお気に入りの宝箱を開けた
その中には、羅菜が私の誕生日にくれたとする手紙が入っていた
「おねーちゃんへ
だいすきだよ」
幼稚園児にしたら上手い字だ
あろうことかそれをよんでいつの間にか
涙が出ていた
「羅菜に………会いたいなぁ」
そう勝手に呟く体と反対に頭では、混乱していた
私たちは仲が悪かったよね?
いつもおもちゃの取り合いとか
妹ばっかり優しくしてもらえて
………
気持ちの整理ができた
でもやっぱりだいすきな妹だな
会いたい
[太字]絶対に会ってみせる[/太字]
〜〜〜〜〜〜〜〜
「魂の重さは21g…………」
「どうやったら会えるかな」
そう考えながら布団に入る
すると
急激に眠くなって瞼を閉じる
その直後には、知らない場所にいた
体がふわふわしているすごく歩きにくい
(おねーちゃん!)
あの時と同じ…羅菜の声だ…………
「羅菜!」
「瑠奈おねーちゃん!あいたかったよおお‘’」
そう羅菜は泣きながら私に抱きつく
お互い抱き合った
[大文字]ああもう時間か[/大文字]
いつもよりすごくさっぱりとした目覚めだった
今日も頑張るぞ
「頑張ってね」
[大文字]心なしか羅菜の声も聞こえるから[/大文字]
〜〜〜〜〜〜〜〜
「瑠璃」のこと私には、
「羅菜」と言う2歳差の妹がいた
だけど羅菜は私が小学生に入る前にトラックに轢かれ死んでしまった。
私と羅菜はそこまで仲が良くなかった
むしろ悪いくらいだった
死んだと聞いた時は、両親は泣いていたが
私は、死というものがどういうものか知らなかった
〜〜〜〜〜〜〜〜
小学生になりふと思い出したことか、
昔妹が使っていたお気に入りの宝箱を開けた
その中には、羅菜が私の誕生日にくれたとする手紙が入っていた
「おねーちゃんへ
だいすきだよ」
幼稚園児にしたら上手い字だ
あろうことかそれをよんでいつの間にか
涙が出ていた
「羅菜に………会いたいなぁ」
そう勝手に呟く体と反対に頭では、混乱していた
私たちは仲が悪かったよね?
いつもおもちゃの取り合いとか
妹ばっかり優しくしてもらえて
………
気持ちの整理ができた
でもやっぱりだいすきな妹だな
会いたい
[太字]絶対に会ってみせる[/太字]
〜〜〜〜〜〜〜〜
「魂の重さは21g…………」
「どうやったら会えるかな」
そう考えながら布団に入る
すると
急激に眠くなって瞼を閉じる
その直後には、知らない場所にいた
体がふわふわしているすごく歩きにくい
(おねーちゃん!)
あの時と同じ…羅菜の声だ…………
「羅菜!」
「瑠奈おねーちゃん!あいたかったよおお‘’」
そう羅菜は泣きながら私に抱きつく
お互い抱き合った
[大文字]ああもう時間か[/大文字]
いつもよりすごくさっぱりとした目覚めだった
今日も頑張るぞ
「頑張ってね」
[大文字]心なしか羅菜の声も聞こえるから[/大文字]
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