向日葵の笑顔
あれから1年…向日葵と●●は付き合っていた。
「みて、あれ」「理想のカップルだ♡」「●●のこといじめなきゃよかった…」 …と誰もが言うような仲良しのカップルだった。でもある日…
「実は僕、もう行かなきゃなんだ」
「なんでよ向日葵っ?」
「ごめん、僕は●●の兄なんだ…」
「でもお母さん、いつも『●●のお兄ちゃんは死んじゃった』って言って……あ。」
「そうなんだ、その兄は僕のことなんだ。」
「だ、だからって帰らなくていいでしょ」
「僕が成仏できないからって神様が1年間だけここに居させてくれたんだ、だから成仏しなきゃ」
「置いてかないで…」
「じゃあね」
天にのぼっていく。足をつかもうとしてもスカスカとしている。涙が溢れ出る。
「嫌だよ、!」
「あ、[大文字]僕には生まれ変わりがいるんだ…[/大文字]」
声が聞こえなくなった。声が届かなくなった。
気がつくと屋上にいた。後ろには向日葵ににた男子生徒がいた。から話しかけた。
「ねえそこの君…?」
「あっ僕ですか?」
「うん」
……としばしの沈黙…
「[大文字]逆さ花火って好き?[/大文字]」
目のフチから涙をこぼしながらフェンスへ走っ…
「何するんですか!」
「止めるんだ」
「そりゃあそうでしょうがぁー!!!」
すこし向日葵に似ている。
あ、と向日葵が言ったことが頭に…
[大文字]『僕には生まれ変わりが…』[/大文字]
少し焦ってあり得ないと考えながら聞いた。
[大文字]「き、君……、名前……は?」[/大文字]
[大文字]「僕の名前??なんで…まあいいけど、僕は君と同い年で、名前は ○○向日葵 です」[/大文字]
「う[大文字]嬉しい、向日葵〜!![/大文字]」
「になななんですがあぁぁ!」
「なんで、すが?」
「ふふ、言うのやめときます」
「いえよぉ!」
綺麗な桜が咲き乱れていた。
[大文字]向日葵からの伝言[/大文字]
向日葵、●●をよろしく。
向日葵って名乗ってくれ、
君の、
本当の、
名前は、
○○、
●●、
なんだが、
パラレルワールドだ、
●●、と、
向日葵、の、
名前が逆だった、
君を他の世界線に、
連れてきたら、
名前が違ったんだ、
ごめん、
●●を、
よろしく
「これはもう少し隠しとこ」
「いじわるーっ!」
「みせろー、!!」
「みて、あれ」「理想のカップルだ♡」「●●のこといじめなきゃよかった…」 …と誰もが言うような仲良しのカップルだった。でもある日…
「実は僕、もう行かなきゃなんだ」
「なんでよ向日葵っ?」
「ごめん、僕は●●の兄なんだ…」
「でもお母さん、いつも『●●のお兄ちゃんは死んじゃった』って言って……あ。」
「そうなんだ、その兄は僕のことなんだ。」
「だ、だからって帰らなくていいでしょ」
「僕が成仏できないからって神様が1年間だけここに居させてくれたんだ、だから成仏しなきゃ」
「置いてかないで…」
「じゃあね」
天にのぼっていく。足をつかもうとしてもスカスカとしている。涙が溢れ出る。
「嫌だよ、!」
「あ、[大文字]僕には生まれ変わりがいるんだ…[/大文字]」
声が聞こえなくなった。声が届かなくなった。
気がつくと屋上にいた。後ろには向日葵ににた男子生徒がいた。から話しかけた。
「ねえそこの君…?」
「あっ僕ですか?」
「うん」
……としばしの沈黙…
「[大文字]逆さ花火って好き?[/大文字]」
目のフチから涙をこぼしながらフェンスへ走っ…
「何するんですか!」
「止めるんだ」
「そりゃあそうでしょうがぁー!!!」
すこし向日葵に似ている。
あ、と向日葵が言ったことが頭に…
[大文字]『僕には生まれ変わりが…』[/大文字]
少し焦ってあり得ないと考えながら聞いた。
[大文字]「き、君……、名前……は?」[/大文字]
[大文字]「僕の名前??なんで…まあいいけど、僕は君と同い年で、名前は ○○向日葵 です」[/大文字]
「う[大文字]嬉しい、向日葵〜!![/大文字]」
「になななんですがあぁぁ!」
「なんで、すが?」
「ふふ、言うのやめときます」
「いえよぉ!」
綺麗な桜が咲き乱れていた。
[大文字]向日葵からの伝言[/大文字]
向日葵、●●をよろしく。
向日葵って名乗ってくれ、
君の、
本当の、
名前は、
○○、
●●、
なんだが、
パラレルワールドだ、
●●、と、
向日葵、の、
名前が逆だった、
君を他の世界線に、
連れてきたら、
名前が違ったんだ、
ごめん、
●●を、
よろしく
「これはもう少し隠しとこ」
「いじわるーっ!」
「みせろー、!!」