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二次創作
文豪ストレイドッグス短編集

#9

入れ替わりパロ(リク) 第一話

(福沢諭吉←→森鴎外)
(中島敦←→芥川龍之介)
(泉鏡花←→尾崎紅葉)





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――これは、或る世界線の一つの日常である。

















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コンコン










敦「首領、御報告に参りました。」


福沢「、、、入れ。」



キィィィィ





そこは、お茶の香りと昏い空間が広がっていた。


中央にある机には、整頓された資料が広がっている。








敦「執務の途中、失礼致します。」



福沢は作業をしている手を止めない


福沢「構わん。其の儘話せ。」


敦「諒解しました。」

そして敦は口を開いた。





敦「探偵社から茶会の誘いです。」





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時は数時間前に遡る。






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国木田「おいッ、!この唐変木!疾く執務に取り掛かれ!」


谷崎「国木田さン、そんなに言わなくても、、」


太宰「やーーーだーーー!やりたくないーー!」



姐さん「童、上からの指示故、熟さなければならないのだ。国木田の話を聞くが善い。」


太宰「はーい、、」

国木田「此れでは後輩に示しが付かないぞ、、」


芥川「国木田、、、僕も苦手故、大丈夫だ。」


国木田「大丈夫じゃ無いぞ!」




ほわほわとした空気が漂っていたが、その空気を破る者がいた。


探偵社社長・森鴎外である。




森「ねェ、誰かポートマフィアに手紙を出しに行ってくれないかい?」

国木田「社長!」





すっ、と芥川が手を挙げる。

芥川「それなら、僕が、、」

森「あッ!えっと、君は、、芥川君!頼んだよ!」


芥川「然り、、。僕に任せておけば数分で(以下略)」







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という訳である。


福沢「成程、、、。森殿か、、。」

敦「この手紙は探偵社の芥川から届きました。」

福沢は手を止めない。


福沢「日時は」

敦「いつも通り、と有りますが、、、?」

福沢「それで良い。報告御苦労だった。」







首領との話が終わろうとしたその時、扉の向こうで足音がした。

敦「、、、、、、。恐らく中也さんと、、」





ガチャ



中也「急ぎの用です。不躾ですが済みません。」





ポートマフィア五大幹部の1人・中原中也は顔を歪ませながら言った。




中也「此方の傘下組織が暴走し始めました。鎮圧の為、鏡花と敦をお借りしても宜しいでしょうか?」




福沢は迷いをみせる事なく言った。



福沢「構わん。1秒でも疾く鎮圧しろ。」








次回へ

作者メッセージ

リクの作品です。


だいぶ短くなってしまいましたが、気に入っていただけましたでしょうか?


多分3話ぐらい続きます(笑)




次回も乞うご期待!!

2025/02/26 17:23

きつねそば(BSD用) ID:≫ 814mswiBKG32Q
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