二次創作
文豪ストレイドッグス短編集
(福沢諭吉←→森鴎外)
(中島敦←→芥川龍之介)
(泉鏡花←→尾崎紅葉)
[水平線]
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――これは、或る世界線の一つの日常である。
[水平線]
[水平線]
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コンコン
敦「首領、御報告に参りました。」
福沢「、、、入れ。」
キィィィィ
そこは、お茶の香りと昏い空間が広がっていた。
中央にある机には、整頓された資料が広がっている。
敦「執務の途中、失礼致します。」
福沢は作業をしている手を止めない
福沢「構わん。其の儘話せ。」
敦「諒解しました。」
そして敦は口を開いた。
敦「探偵社から茶会の誘いです。」
[水平線]
時は数時間前に遡る。
[水平線]
国木田「おいッ、!この唐変木!疾く執務に取り掛かれ!」
谷崎「国木田さン、そんなに言わなくても、、」
太宰「やーーーだーーー!やりたくないーー!」
姐さん「童、上からの指示故、熟さなければならないのだ。国木田の話を聞くが善い。」
太宰「はーい、、」
国木田「此れでは後輩に示しが付かないぞ、、」
芥川「国木田、、、僕も苦手故、大丈夫だ。」
国木田「大丈夫じゃ無いぞ!」
ほわほわとした空気が漂っていたが、その空気を破る者がいた。
探偵社社長・森鴎外である。
森「ねェ、誰かポートマフィアに手紙を出しに行ってくれないかい?」
国木田「社長!」
すっ、と芥川が手を挙げる。
芥川「それなら、僕が、、」
森「あッ!えっと、君は、、芥川君!頼んだよ!」
芥川「然り、、。僕に任せておけば数分で(以下略)」
[水平線]
[水平線]
という訳である。
福沢「成程、、、。森殿か、、。」
敦「この手紙は探偵社の芥川から届きました。」
福沢は手を止めない。
福沢「日時は」
敦「いつも通り、と有りますが、、、?」
福沢「それで良い。報告御苦労だった。」
首領との話が終わろうとしたその時、扉の向こうで足音がした。
敦「、、、、、、。恐らく中也さんと、、」
ガチャ
中也「急ぎの用です。不躾ですが済みません。」
ポートマフィア五大幹部の1人・中原中也は顔を歪ませながら言った。
中也「此方の傘下組織が暴走し始めました。鎮圧の為、鏡花と敦をお借りしても宜しいでしょうか?」
福沢は迷いをみせる事なく言った。
福沢「構わん。1秒でも疾く鎮圧しろ。」
次回へ
(中島敦←→芥川龍之介)
(泉鏡花←→尾崎紅葉)
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――これは、或る世界線の一つの日常である。
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コンコン
敦「首領、御報告に参りました。」
福沢「、、、入れ。」
キィィィィ
そこは、お茶の香りと昏い空間が広がっていた。
中央にある机には、整頓された資料が広がっている。
敦「執務の途中、失礼致します。」
福沢は作業をしている手を止めない
福沢「構わん。其の儘話せ。」
敦「諒解しました。」
そして敦は口を開いた。
敦「探偵社から茶会の誘いです。」
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時は数時間前に遡る。
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国木田「おいッ、!この唐変木!疾く執務に取り掛かれ!」
谷崎「国木田さン、そんなに言わなくても、、」
太宰「やーーーだーーー!やりたくないーー!」
姐さん「童、上からの指示故、熟さなければならないのだ。国木田の話を聞くが善い。」
太宰「はーい、、」
国木田「此れでは後輩に示しが付かないぞ、、」
芥川「国木田、、、僕も苦手故、大丈夫だ。」
国木田「大丈夫じゃ無いぞ!」
ほわほわとした空気が漂っていたが、その空気を破る者がいた。
探偵社社長・森鴎外である。
森「ねェ、誰かポートマフィアに手紙を出しに行ってくれないかい?」
国木田「社長!」
すっ、と芥川が手を挙げる。
芥川「それなら、僕が、、」
森「あッ!えっと、君は、、芥川君!頼んだよ!」
芥川「然り、、。僕に任せておけば数分で(以下略)」
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という訳である。
福沢「成程、、、。森殿か、、。」
敦「この手紙は探偵社の芥川から届きました。」
福沢は手を止めない。
福沢「日時は」
敦「いつも通り、と有りますが、、、?」
福沢「それで良い。報告御苦労だった。」
首領との話が終わろうとしたその時、扉の向こうで足音がした。
敦「、、、、、、。恐らく中也さんと、、」
ガチャ
中也「急ぎの用です。不躾ですが済みません。」
ポートマフィア五大幹部の1人・中原中也は顔を歪ませながら言った。
中也「此方の傘下組織が暴走し始めました。鎮圧の為、鏡花と敦をお借りしても宜しいでしょうか?」
福沢は迷いをみせる事なく言った。
福沢「構わん。1秒でも疾く鎮圧しろ。」
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