僕が恋した青い花話(タイトル改名)
学校に行くのもやめてベットの上で、天井をボーッと見つめる毎日を繰り返していた。頭の中は真っ白に空っぽのままで…
結局僕は学校に行かないまま中学一年生を終えた。
もう孤独は慣れているはずだ…でも、心のどこかで泣いている自分がいる。
中学2年に上がる前の春休みには、何回も正人が学校に行くように誘いをしてきた。もちろん最初は断った。
「2度とくるな」「近づくな」「話しかけるな」暴言を吐きまくって吐きまくり、殴ったりもした。その時は、僕も殴られた。
思いっきり平手打ちをくらって、床に倒れ込んだ。今でもなんだか頬がジンジンする。
[太字][明朝体]「俺は、そんなやつと友達になった覚えはない!!お前はこんなことでへこたれないって信じてんだよ!!」[/明朝体][/太字]
初めてみた気がする…あんな本気で怒ってるのは。あの顔は、今の正人を見ると想像できない。
その後、渋々学校に行ける様に努力した。
「正人がいなかったら僕は、ここにいなかったんだよな」
[水平線]
席に座って、本を読んでいたころ…
「おい、ぶたっちがきたぞ!」
[太字]ぶたっち[/太字]誰がつけたかもわからない、マスコットキャラの様なあだ名は同じクラスの田中だろうか。
そのしょうもない小学生の様なアダナを呼んでふざけているのは、
問題児と呼ばれている東野克樹だ。調子者で意地悪。色んな意味で有名人。
1000年に1人のトラブルメーカーで、何回か僕にかまをかけてきたことがある。
だけど、僕の正論という正論と圧倒的正義で地の底に落としてやった。
捻くれ者で、もと不登校だった僕はこれでも口喧嘩には自信がある。喧嘩に自身があるというのは少し違うけど。
「ぶたっち、隙あり!」克樹の手が田中のズボンを下げて、灰色の水玉模様のパンツが出てきた。
克樹の取り巻きが大声で笑うのが聞こえてくる。
「や、やめてよ!!」
慌てて、ズボンを上げて顔を赤く染めていく。あれは赤面症ってやつだな。
「はあ?ぶたっち、何?お前俺らに抵抗すんの?」
21歳拳で!みたいな言い方しているのが少し気になる。そんなことはどうでもいいが。
「い、いや、、、」
「おい、俺たち友達だろ?」
もうこれは[太字]『いじめ』[/太字]になっている。どうやら克樹本人は、思っていないし遊び感覚でやっているのだろう。
いじめって判断するのは周りの人間でも、やってる奴でもない。その行為を受けたやつ、つまり被害者がどう思っているのかだ。気にしてなくて嫌がってもなければ、ただのじゃれ合いにしかならない。
でも、嫌だって思ったらそれはもういじめなんだよ。田中は明らかに嫌がってるし、やめてほしいそうにしてる。
それを見ている周りの人間は誰も止めない。それが普通だ。だって僕も止めには行かない。止めたら田中の立場が自分に変わるだけだからな。
みんな知ってる。結局自分を一番に考えるんだ。1番自分が大事で可愛いからね。
「なあ〜、田中」
「いや、え、」
「俺と、お前の仲だろ?」
嫌な笑顔をしている。気持ちが悪い。
「てことで、これはポイっと」克樹は、田中の私物を投げ出した。だんだん田中の机の回りが散らかっていく。僕はここまでのいじめを見たことがない。こんな不良なクラスになった覚えはないんだが。
だんだん、外から見ていた奴らも引き気味になってきた。これは止めに入らないとまずいやつだよな。
「やめてよっ」
小さい声でだんだん涙目になっていく田中が僕の目に焼き付けた。
「おいっ、そこらへんで…」
「ちょっと、何してんの!?田中が可哀想じゃん!!」
僕の声を上書きでかき消した美奈の声は、ガチで怒っている感じだったのがよくわかった。
結局僕は学校に行かないまま中学一年生を終えた。
もう孤独は慣れているはずだ…でも、心のどこかで泣いている自分がいる。
中学2年に上がる前の春休みには、何回も正人が学校に行くように誘いをしてきた。もちろん最初は断った。
「2度とくるな」「近づくな」「話しかけるな」暴言を吐きまくって吐きまくり、殴ったりもした。その時は、僕も殴られた。
思いっきり平手打ちをくらって、床に倒れ込んだ。今でもなんだか頬がジンジンする。
[太字][明朝体]「俺は、そんなやつと友達になった覚えはない!!お前はこんなことでへこたれないって信じてんだよ!!」[/明朝体][/太字]
初めてみた気がする…あんな本気で怒ってるのは。あの顔は、今の正人を見ると想像できない。
その後、渋々学校に行ける様に努力した。
「正人がいなかったら僕は、ここにいなかったんだよな」
[水平線]
席に座って、本を読んでいたころ…
「おい、ぶたっちがきたぞ!」
[太字]ぶたっち[/太字]誰がつけたかもわからない、マスコットキャラの様なあだ名は同じクラスの田中だろうか。
そのしょうもない小学生の様なアダナを呼んでふざけているのは、
問題児と呼ばれている東野克樹だ。調子者で意地悪。色んな意味で有名人。
1000年に1人のトラブルメーカーで、何回か僕にかまをかけてきたことがある。
だけど、僕の正論という正論と圧倒的正義で地の底に落としてやった。
捻くれ者で、もと不登校だった僕はこれでも口喧嘩には自信がある。喧嘩に自身があるというのは少し違うけど。
「ぶたっち、隙あり!」克樹の手が田中のズボンを下げて、灰色の水玉模様のパンツが出てきた。
克樹の取り巻きが大声で笑うのが聞こえてくる。
「や、やめてよ!!」
慌てて、ズボンを上げて顔を赤く染めていく。あれは赤面症ってやつだな。
「はあ?ぶたっち、何?お前俺らに抵抗すんの?」
21歳拳で!みたいな言い方しているのが少し気になる。そんなことはどうでもいいが。
「い、いや、、、」
「おい、俺たち友達だろ?」
もうこれは[太字]『いじめ』[/太字]になっている。どうやら克樹本人は、思っていないし遊び感覚でやっているのだろう。
いじめって判断するのは周りの人間でも、やってる奴でもない。その行為を受けたやつ、つまり被害者がどう思っているのかだ。気にしてなくて嫌がってもなければ、ただのじゃれ合いにしかならない。
でも、嫌だって思ったらそれはもういじめなんだよ。田中は明らかに嫌がってるし、やめてほしいそうにしてる。
それを見ている周りの人間は誰も止めない。それが普通だ。だって僕も止めには行かない。止めたら田中の立場が自分に変わるだけだからな。
みんな知ってる。結局自分を一番に考えるんだ。1番自分が大事で可愛いからね。
「なあ〜、田中」
「いや、え、」
「俺と、お前の仲だろ?」
嫌な笑顔をしている。気持ちが悪い。
「てことで、これはポイっと」克樹は、田中の私物を投げ出した。だんだん田中の机の回りが散らかっていく。僕はここまでのいじめを見たことがない。こんな不良なクラスになった覚えはないんだが。
だんだん、外から見ていた奴らも引き気味になってきた。これは止めに入らないとまずいやつだよな。
「やめてよっ」
小さい声でだんだん涙目になっていく田中が僕の目に焼き付けた。
「おいっ、そこらへんで…」
「ちょっと、何してんの!?田中が可哀想じゃん!!」
僕の声を上書きでかき消した美奈の声は、ガチで怒っている感じだったのがよくわかった。
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