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ただいま一話から少しずつ内容を修正して増やしたりしているので、最初の頃と変わっているところがあります。すいません。

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僕が恋した青い花話(タイトル改名)

#8


学校に行くのもやめてベットの上で、天井をボーッと見つめる毎日を繰り返していた。頭の中は真っ白に空っぽのままで…

結局僕は学校に行かないまま中学一年生を終えた。
もう孤独は慣れているはずだ…でも、心のどこかで泣いている自分がいる。

中学2年に上がる前の春休みには、何回も正人が学校に行くように誘いをしてきた。もちろん最初は断った。

「2度とくるな」「近づくな」「話しかけるな」暴言を吐きまくって吐きまくり、殴ったりもした。その時は、僕も殴られた。

思いっきり平手打ちをくらって、床に倒れ込んだ。今でもなんだか頬がジンジンする。

[太字][明朝体]「俺は、そんなやつと友達になった覚えはない!!お前はこんなことでへこたれないって信じてんだよ!!」[/明朝体][/太字]

初めてみた気がする…あんな本気で怒ってるのは。あの顔は、今の正人を見ると想像できない。

その後、渋々学校に行ける様に努力した。


「正人がいなかったら僕は、ここにいなかったんだよな」

[水平線]

席に座って、本を読んでいたころ…
「おい、ぶたっちがきたぞ!」
[太字]ぶたっち[/太字]誰がつけたかもわからない、マスコットキャラの様なあだ名は同じクラスの田中だろうか。

そのしょうもない小学生の様なアダナを呼んでふざけているのは、
問題児と呼ばれている東野克樹だ。調子者で意地悪。色んな意味で有名人。

1000年に1人のトラブルメーカーで、何回か僕にかまをかけてきたことがある。
だけど、僕の正論という正論と圧倒的正義で地の底に落としてやった。

捻くれ者で、もと不登校だった僕はこれでも口喧嘩には自信がある。喧嘩に自身があるというのは少し違うけど。

「ぶたっち、隙あり!」克樹の手が田中のズボンを下げて、灰色の水玉模様のパンツが出てきた。
克樹の取り巻きが大声で笑うのが聞こえてくる。
「や、やめてよ!!」
慌てて、ズボンを上げて顔を赤く染めていく。あれは赤面症ってやつだな。
「はあ?ぶたっち、何?お前俺らに抵抗すんの?」

21歳拳で!みたいな言い方しているのが少し気になる。そんなことはどうでもいいが。
「い、いや、、、」
「おい、俺たち友達だろ?」
もうこれは[太字]『いじめ』[/太字]になっている。どうやら克樹本人は、思っていないし遊び感覚でやっているのだろう。

いじめって判断するのは周りの人間でも、やってる奴でもない。その行為を受けたやつ、つまり被害者がどう思っているのかだ。気にしてなくて嫌がってもなければ、ただのじゃれ合いにしかならない。

でも、嫌だって思ったらそれはもういじめなんだよ。田中は明らかに嫌がってるし、やめてほしいそうにしてる。

それを見ている周りの人間は誰も止めない。それが普通だ。だって僕も止めには行かない。止めたら田中の立場が自分に変わるだけだからな。
みんな知ってる。結局自分を一番に考えるんだ。1番自分が大事で可愛いからね。

「なあ〜、田中」
「いや、え、」
「俺と、お前の仲だろ?」

嫌な笑顔をしている。気持ちが悪い。

「てことで、これはポイっと」克樹は、田中の私物を投げ出した。だんだん田中の机の回りが散らかっていく。僕はここまでのいじめを見たことがない。こんな不良なクラスになった覚えはないんだが。

だんだん、外から見ていた奴らも引き気味になってきた。これは止めに入らないとまずいやつだよな。

「やめてよっ」
小さい声でだんだん涙目になっていく田中が僕の目に焼き付けた。

「おいっ、そこらへんで…」
「ちょっと、何してんの!?田中が可哀想じゃん!!」

僕の声を上書きでかき消した美奈の声は、ガチで怒っている感じだったのがよくわかった。

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

少しここからは暗いかもしれません。
でも、ここを乗り切ったら、明るいです。(多分)
だんだん、文字が多くなってる気がする。

2024/01/12 21:33

ねこちゃ ID:≫94SCXkg9r2d.U
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