僕が恋した青い花話(タイトル改名)
「君の家はここで良いのかい?」
「はい、ここまでで良いです。ありがとうございます」
「じゃあ、これからもみなをよろしく」
「は、はい。お、お義父さん?」
「ハハハハッ、これからそう呼んでもらおうかな」
「うっ、じゃあ、」
僕は少し顔が赤くなっていく。言ってて結構恥ずかしかった。ギリギリまで車を見送ったあと家のドアを開けて中に入った。
「ただいま」
「あら、まりおかえり」母さんが、慌てて来た。傷だらけの僕をみてなんとも言えない表情をしていた。
「もう、あんたがこけた時に私心臓止まりそうだったわ」
「はは、てか迎えにきてよね」
「あんたのために、頑張ってご飯作ってたのよ」僕の頭にチョップした。
「ほんと、もうすっかり元気なって見違えたわね」
「やめてくれそういうのは」
「ふふふ、女の子の影響かしら?」
「違うって」
違うくはない。でも、好きな人ができたとを絶対に言えない。言ったらこの後絶対にチヤホヤされるからだ。
「風呂入る」
「ええ、そういうと思って沸かしてあるわ」
「ありがと」
ありがとう、こんな言葉は以前の僕だったら言えてないよな。
「うわ」
すっぽんぽんになって改めて自分の体を見ると、ひどい傷の量だった。どんな下手なこけかたしたんだ?
「絶対に、痛いよな」恐る恐る、風呂に入る。そしてシャワーを見つめる。
「ええい!こんなの勢いだ!」
『ジャー』
「う、うわああああああああああ!!」
しっかり激痛だった。くっそリレーなんてしなきゃよかった…
[水平線]
「いただきます」
夜は母さんの自慢していたご飯を食べる。わざわざお弁当に入れてまで…そんな気合い入れなくてもいいのに。
「まり、お前派手にこけたらしいな」
「ぶっ、な、なんでとうさんがしってるの?」
「母さんが、言ってたよ。目をきらびかせながら、『うちの息子が成長した』ってね」
「なんで母さんそれをいうんだよ」
「だって、久しぶりにまりが真剣にやってたから」親バカめ…これはもう僕の黒歴史確定だ。
「ごちそうさま」
「もう食べないの?」
「うん、部屋に戻る」
リビングを出て、階段を登り部屋に入る。そしてベットにダイブ!!疲れすぎてすぐに寝てしまうだろう。明日は学校休みだからよかった。
『ブブブ、ブブブ」スマホの着信音が部屋に鳴り響く。
「誰だよ、もうきついんだから」スマホを見ると美奈と書いてある名前が目に刺さった。
「み、みな!?こんな時間に…」
『は、はいもしもし?』
『あ、まりくん!えーっとその、あのときはほんとにごめん!!』
『あの時?ああ、みなが僕の上に寝てお姫様抱っこされて車に乗せられたことか』
『も、もう全部言わなくて良いから!!!恥ずか死しそうだよ』
今、美奈は顔赤くしてんだろうな。想像できる…そして、
やばい、スマホになると声が耳元に届くから少しゾワってする。ドキドキするうううう。
『ははは、ごめんごめん』
『ねえ、まりくん』
『なに』
『部屋に窓ある?』
『窓?あるけど』何をしようとしてるのだろうか。
『窓開けて、空見てみて』
『空?わ、わかった』ベットの横にあるカーテンを開けて窓のロックを外す。9月なだけあって少し風が吹いているから涼しかった。
『開けたよ』
『まりくん、星が今日は綺麗だね』
『うん、とても綺麗だ』
真っ黒な空にたくさんの星が見える。その中で一つだけ高速で動く星があった。
『ね!みた!?今の!流れ星だ!』
電話越しでも伝わるみなの興奮は、まるで小学生みたいだ。
『そうだね』
『ねえ、願いごとしようよ』
『う、うん。良いけど』
こういうのって流れ星の見える時するのではないのか?まあ、いいか。長めの沈黙だ。僕は何を願えば良いのだろうか。
やっぱり…
『よし!願いごとした!!』
『うん、僕も』
『何お願いしたの?』みなは興味津々で聞いてきた。
『秘密だよ。』少し僕の口が緩み、微笑んでいることに自分でも気づいた。
『このまま寝落ちするまで話して良いかな』これはみなではなく僕の頼みだ。
『うん、いいよ』
それから1時間くらい、みなと話した。先に落ちたのは美奈だった。静かな寝息が聞こえてくる。
[大文字]『みな…、好きだ』[/大文字]
小さく電話でも聞き取れるかわからないくらいの声だった。
[水平線]
(いま、まりくんなんて言った〜!!)実は聞こえてたのは内緒である。
「はい、ここまでで良いです。ありがとうございます」
「じゃあ、これからもみなをよろしく」
「は、はい。お、お義父さん?」
「ハハハハッ、これからそう呼んでもらおうかな」
「うっ、じゃあ、」
僕は少し顔が赤くなっていく。言ってて結構恥ずかしかった。ギリギリまで車を見送ったあと家のドアを開けて中に入った。
「ただいま」
「あら、まりおかえり」母さんが、慌てて来た。傷だらけの僕をみてなんとも言えない表情をしていた。
「もう、あんたがこけた時に私心臓止まりそうだったわ」
「はは、てか迎えにきてよね」
「あんたのために、頑張ってご飯作ってたのよ」僕の頭にチョップした。
「ほんと、もうすっかり元気なって見違えたわね」
「やめてくれそういうのは」
「ふふふ、女の子の影響かしら?」
「違うって」
違うくはない。でも、好きな人ができたとを絶対に言えない。言ったらこの後絶対にチヤホヤされるからだ。
「風呂入る」
「ええ、そういうと思って沸かしてあるわ」
「ありがと」
ありがとう、こんな言葉は以前の僕だったら言えてないよな。
「うわ」
すっぽんぽんになって改めて自分の体を見ると、ひどい傷の量だった。どんな下手なこけかたしたんだ?
「絶対に、痛いよな」恐る恐る、風呂に入る。そしてシャワーを見つめる。
「ええい!こんなの勢いだ!」
『ジャー』
「う、うわああああああああああ!!」
しっかり激痛だった。くっそリレーなんてしなきゃよかった…
[水平線]
「いただきます」
夜は母さんの自慢していたご飯を食べる。わざわざお弁当に入れてまで…そんな気合い入れなくてもいいのに。
「まり、お前派手にこけたらしいな」
「ぶっ、な、なんでとうさんがしってるの?」
「母さんが、言ってたよ。目をきらびかせながら、『うちの息子が成長した』ってね」
「なんで母さんそれをいうんだよ」
「だって、久しぶりにまりが真剣にやってたから」親バカめ…これはもう僕の黒歴史確定だ。
「ごちそうさま」
「もう食べないの?」
「うん、部屋に戻る」
リビングを出て、階段を登り部屋に入る。そしてベットにダイブ!!疲れすぎてすぐに寝てしまうだろう。明日は学校休みだからよかった。
『ブブブ、ブブブ」スマホの着信音が部屋に鳴り響く。
「誰だよ、もうきついんだから」スマホを見ると美奈と書いてある名前が目に刺さった。
「み、みな!?こんな時間に…」
『は、はいもしもし?』
『あ、まりくん!えーっとその、あのときはほんとにごめん!!』
『あの時?ああ、みなが僕の上に寝てお姫様抱っこされて車に乗せられたことか』
『も、もう全部言わなくて良いから!!!恥ずか死しそうだよ』
今、美奈は顔赤くしてんだろうな。想像できる…そして、
やばい、スマホになると声が耳元に届くから少しゾワってする。ドキドキするうううう。
『ははは、ごめんごめん』
『ねえ、まりくん』
『なに』
『部屋に窓ある?』
『窓?あるけど』何をしようとしてるのだろうか。
『窓開けて、空見てみて』
『空?わ、わかった』ベットの横にあるカーテンを開けて窓のロックを外す。9月なだけあって少し風が吹いているから涼しかった。
『開けたよ』
『まりくん、星が今日は綺麗だね』
『うん、とても綺麗だ』
真っ黒な空にたくさんの星が見える。その中で一つだけ高速で動く星があった。
『ね!みた!?今の!流れ星だ!』
電話越しでも伝わるみなの興奮は、まるで小学生みたいだ。
『そうだね』
『ねえ、願いごとしようよ』
『う、うん。良いけど』
こういうのって流れ星の見える時するのではないのか?まあ、いいか。長めの沈黙だ。僕は何を願えば良いのだろうか。
やっぱり…
『よし!願いごとした!!』
『うん、僕も』
『何お願いしたの?』みなは興味津々で聞いてきた。
『秘密だよ。』少し僕の口が緩み、微笑んでいることに自分でも気づいた。
『このまま寝落ちするまで話して良いかな』これはみなではなく僕の頼みだ。
『うん、いいよ』
それから1時間くらい、みなと話した。先に落ちたのは美奈だった。静かな寝息が聞こえてくる。
[大文字]『みな…、好きだ』[/大文字]
小さく電話でも聞き取れるかわからないくらいの声だった。
[水平線]
(いま、まりくんなんて言った〜!!)実は聞こえてたのは内緒である。
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