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ただいま一話から少しずつ内容を修正して増やしたりしているので、最初の頃と変わっているところがあります。すいません。

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僕が恋した青い花話(タイトル改名)

#41

初めましてお義父さん?

「はあ、はあ、はあ、」
まずい…もう体が…色々体勢を整えては歩いてを繰り返した。もう体力の限界だし、身体中が痛い、汗を止まらない。臭いかな…?なんで、美奈寝たんだよ!?どうやったらあの状況で寝れるのだ。

「一回、休憩…」
美奈をお姫様抱っこで、今抱えている状態だ。何故おんぶをやめたかというとあの、柔らかい肉まんが僕の背中を押してくるからである。

「家まで送るのは厳しいよね…」
「ぅ〜ん」
なんだか、うごめいてるな…なんかの夢でもみてるんだろうな。うごめいているっていうか、顔がニヤついている。

「まりくん…」
いま、僕の名前呼んだ?そんなことは置いといてだ、なんで誰もいないんだ。先生たとは今話し合いがあって、みんなは帰ったのか?

「あ…れ?君は?」
そんなこんな手こずっていると、黒いタントに乗っている40歳くらいの男性が校門で止まった。
「それに、美奈…?な、何をしてるんだ」
「い、いや、決して、変なことはしていません」
「ああ、うん」

誰なんだこの人は…美奈のことを知ってるみたいだし…よく見れば、ちょっと似てるよな。目の当たりとか結構してる気がするけど。

「もしかして…」
「ああ、ごめん。僕は、間宮賢吾だよ。美奈の父親です」
「ですよね。ちょっと似てましたし」

お父さんか。初めてみたわ〜こんな感じなんだ。なんか優しそうだけど。
「とりあえず…乗る?」
「はい」
その言葉に僕は期待してましたよ!お義父さん!!失礼だけどもっと先に言って欲しかった。
「いやあ、すまないね。うちの美奈が…申し訳ない」
「いえいえ。問題ないです」
問題しかなかったけどな。いやあ、普通だったらこたわってたけど今のこの状態じゃ仕方ないよね。

「名前聞いてなかったね、なんていうんだい?」
「佐野真里です」
「佐野真里…ああ、君がか」

何か、僕のことを知った様な感じだったけど…僕はこの人と今日初めてだ。
「よく美奈が君のことを話すよ」
「ハハッ、な、るほ…ど」

一体僕のことを話してどうすんだよ。変なこと言ってないよな?
「実際に僕にいうんじゃないけど…母さんと話す時によく話題に出してた」
「みながですか。なんて言ってましたか?」
「う〜ん、優しくてとても一緒にいて落ち着く様な人だと言ってたよ」

やめて…。しっかり褒めてるのはダメだ。顔が熱い。今めっちゃ赤いだろうな。
「美奈は、君のことが好きなんだろうな。」
「アハハ、な、なるほど」やばい会話ができない。

「君は、美奈のことどう思っているんだい?」
「どう、思っているかですか。」
「ああ、うちの可愛い娘のことをどう思っているのかと」

あれ、これなんか始まってるのかな?

「みなさんのことは、はっきりいうと…好きです」
「ほほう」
「う…、別に体とかじゃなくて内面と言いますか…とても穏やかで、静寂が好きな僕にとってはとてもかけがえのない存在です。」

「ハハッ、それを聞けて良かったよ」


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2024/06/17 21:28

ねこちゃ ID:≫91YYGRbRUeQ9I
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