僕が恋した青い花話(タイトル改名)
運動会の全ての項目は終わった。僕はほぼ後半見れなかったけど…とりあえず教室を出ようとバックを持って廊下に歩こうとしたら、みんなに声をかけられた。心配する声や、よくやったと褒める声もあった。
リレーメンバーもみんな話しに来てくれた。僕があの時リレーをすると決めなかったら、もしもそんな世界線があったとするなら、なんだか寂しい気がする。
「みんな、色々ありがとな」
[水平線]
20分くらいだろうか、思ったより時間がたった。色んな人と話したから少し疲れた。でも美奈と話すことができなかった。今1番話したいのは美奈だ…保健室が最後だったからも一度ゆっくり話したい。
廊下を歩いて、電気の数を無意識に数える。床に反射する光を飛び越えたり、階段を降りていく。ゆっくりゆっくり、生まれたての子鹿みたいだ。
「なんか、甘いもの食べたい」
お腹が空いている。今は何時だ?頭をキョロキョロさせながら時計を探す。
「おっ、もう3時じゃねえか」
運動会が終わったのは確か2時半くらいだから…まあ、そりゃ腹も減る。早く家に帰ろうかな。ちょっとずつ歩くスピードを上げて、階段を降りた時だ。
「わあああ〜!!」
「ううぉっ!!」
「あ、きゃっ!!」
『ドタッ』
目の前から出てきた美奈に必死に耐えようとしたが、体がボロボロなもので勢いよく前に倒れた。でも、僕は美奈が頭を打たないように倒れる瞬間にクッションになる位置で移動した。
僕の胸の上に美奈の柔らかい何かがあって、挟んだ上に美奈が乗っていた。顔の距離が近い、むしろこれでキスしなくてよかった。そしてよく持ったぞ、僕の体。
「み、みな?大丈夫か?」
「え、あっ、ごめん。おどかそうとしたら」
「大丈夫だよ、それより起きれるか?」
「うん…もう少し…」
「え?」
聞き取れなかった。勢いよく倒れて美奈を守るのに下になったから頭を打った。マジで痛い。脳震盪とかならなくてよかったよ…耳鳴りがするけど。
「みな?」
「まりくんの匂いだ。」
うん、どしたのかな?とうとう壊れたのか…?みなが僕の胸に顔を擦り付けて、猫みたいな動きだった。
「もう少しだけ、このままでいいかな」
「え、こ、このまま?」
「うん。とても落ち着く」
え?大丈夫か?この状況は、セーフか?セーフなのか?僕汗臭くないのか?ここ学校だよね?
「今たぶん汗の匂いが」
「このままがいい」
こんな美奈初めて見ような気がする。すごく甘えん坊で、わがままだ。だんだん美奈の目が閉じて、一定のリズムで呼吸をする。慣れてきたのか僕の心臓が安定してきた。
「み、みな?」
「う〜ん」
嘘だろ?これで寝ているのか?学校の階段の下で、しかも僕の上で寝てる。く、誰か助けてくれよ…
「うっ、」
無理やり体を起こして、美奈を抱える。お姫様抱っこになってしまったが、こうするしかなかった。すげえ、軽い。体重何キロだよめっちゃ軽い。
「さあ、頑張ってくれよ僕の体」
僕は靴を取り、美奈を抱えながら外に出る。よかったみんな家に帰っていて。
お姫様抱っこされている美奈は全然起きる気配がせず、そろそろ校門を出る。
「ちょっとやばいかも」
軽いとはいえ、限界が近い…くっそ、もっと筋トレしときゃよかった。
僕半分泣き目で「ヘルプミー」ただ一言言った。
リレーメンバーもみんな話しに来てくれた。僕があの時リレーをすると決めなかったら、もしもそんな世界線があったとするなら、なんだか寂しい気がする。
「みんな、色々ありがとな」
[水平線]
20分くらいだろうか、思ったより時間がたった。色んな人と話したから少し疲れた。でも美奈と話すことができなかった。今1番話したいのは美奈だ…保健室が最後だったからも一度ゆっくり話したい。
廊下を歩いて、電気の数を無意識に数える。床に反射する光を飛び越えたり、階段を降りていく。ゆっくりゆっくり、生まれたての子鹿みたいだ。
「なんか、甘いもの食べたい」
お腹が空いている。今は何時だ?頭をキョロキョロさせながら時計を探す。
「おっ、もう3時じゃねえか」
運動会が終わったのは確か2時半くらいだから…まあ、そりゃ腹も減る。早く家に帰ろうかな。ちょっとずつ歩くスピードを上げて、階段を降りた時だ。
「わあああ〜!!」
「ううぉっ!!」
「あ、きゃっ!!」
『ドタッ』
目の前から出てきた美奈に必死に耐えようとしたが、体がボロボロなもので勢いよく前に倒れた。でも、僕は美奈が頭を打たないように倒れる瞬間にクッションになる位置で移動した。
僕の胸の上に美奈の柔らかい何かがあって、挟んだ上に美奈が乗っていた。顔の距離が近い、むしろこれでキスしなくてよかった。そしてよく持ったぞ、僕の体。
「み、みな?大丈夫か?」
「え、あっ、ごめん。おどかそうとしたら」
「大丈夫だよ、それより起きれるか?」
「うん…もう少し…」
「え?」
聞き取れなかった。勢いよく倒れて美奈を守るのに下になったから頭を打った。マジで痛い。脳震盪とかならなくてよかったよ…耳鳴りがするけど。
「みな?」
「まりくんの匂いだ。」
うん、どしたのかな?とうとう壊れたのか…?みなが僕の胸に顔を擦り付けて、猫みたいな動きだった。
「もう少しだけ、このままでいいかな」
「え、こ、このまま?」
「うん。とても落ち着く」
え?大丈夫か?この状況は、セーフか?セーフなのか?僕汗臭くないのか?ここ学校だよね?
「今たぶん汗の匂いが」
「このままがいい」
こんな美奈初めて見ような気がする。すごく甘えん坊で、わがままだ。だんだん美奈の目が閉じて、一定のリズムで呼吸をする。慣れてきたのか僕の心臓が安定してきた。
「み、みな?」
「う〜ん」
嘘だろ?これで寝ているのか?学校の階段の下で、しかも僕の上で寝てる。く、誰か助けてくれよ…
「うっ、」
無理やり体を起こして、美奈を抱える。お姫様抱っこになってしまったが、こうするしかなかった。すげえ、軽い。体重何キロだよめっちゃ軽い。
「さあ、頑張ってくれよ僕の体」
僕は靴を取り、美奈を抱えながら外に出る。よかったみんな家に帰っていて。
お姫様抱っこされている美奈は全然起きる気配がせず、そろそろ校門を出る。
「ちょっとやばいかも」
軽いとはいえ、限界が近い…くっそ、もっと筋トレしときゃよかった。
僕半分泣き目で「ヘルプミー」ただ一言言った。
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