二次創作
新人幹部、先輩幹部に気に入られる…?
先ほどよりも広い部屋に案内される。すでに面会相手の方々は到着していた。おそらく総統であろうその人は、猫耳が特徴的な黒いフードを被っていた。
「俺は”日常国”総統の”クロノア”だ」
かっこいい低温ボイス。どこか親しみやすい声色だ。[小文字]うちの総統とは似ても似つかn(([/小文字]
ほかにも日常国幹部の方々の自己紹介が続いた。
「幹部の”トラゾー”だ」
「[大文字][大文字]同じく幹部の”ぺいんと”だ!!よろしくな!![/大文字][/大文字][小文字](クソデカボイス)[/小文字]」
「同じく幹部の”しにがみ”で~す!みんなからはシニ―ってよばれてま~す」
…ん??女の人がいる?シニ―さん、だっけ。
「おらレパぁ!シニ―姐さんの前やぞ?!頭が高いわ!!」
「え、ロボロさん?!」
てか”ねえさん”って、ロボロさん姉がいたのか?[/小文字]
「ロボロ、レパロウ君固まっちゃってるけど?w」
「別に良いよ兄さん!」
え待って、兄さん??理解が追い付かないんだけど?兄なの??[小文字](さらに盛大な勘違い)[/小文字]
「あ、僕よく間違われるけど男です^^」
ちょっと待って、どういうこと??男なの??え???
「あ~…ロボロは俺の弟分なんだ。実際に血がつながってるわけじゃないけど、俺は弟みたいなもんだと思ってるよ。シニ―は…まぁ、ロボロが勝手に姐さんって呼んでるだけ…」
「俺は姐さんが男でも関係あらへんしな!!」
「ちょっとロボロさん!抜け駆けは許しませんよ!!」
「そうやぞロボロ!!」
なぜかチーノさんとコネシマさんが反抗している。[小文字]なんなのこの人たち…[/小文字]
「あ~…話がそれたが、レパロウさん、幹部就任おめでとう」
「俺からも祝わせてもらうよ、おめでとう!」
「わ、ありがとうございます!」
クロノアさんとトラゾーさんは[漢字]まとも[/漢字][ふりがな]常識人[/ふりがな]っぽそうだな…()
「…せや!れパ、せっかくならクロノアさんと手合わせしてもらったらどうや?」
「え、ゾムさん?!」
「俺は別にケガをさせない程度なら構わないが…」
「クロノアさん…で、でも…」
チラリと[漢字]我らが総統[/漢字][ふりがな]グルッペン[/ふりがな]のほうを見る。
「いいゾ~殺れ~!!」
(駄目だ…この人戦争大好きだった…)
「じゃあ机と椅子をどかすわ!ショッピ、手伝ってくれや」
「なんでクソ先輩を手伝わなきゃいけないんすか」
「なんやとショッピ~!!」
「仕方ねぇな…俺が手伝ったるわ」
「お、ありがとな大先生!」
「~♪✨」
「ゾムがすっげぇキラキラしとるwww」
「そういうシャオロンも楽しみそうやけどな」
「当たり前やんトントン!だってこれからレパの無様な姿を見れるんだぜ?w」
「えちょっとシャオさん?!」
そんな会話をしているうちに、すべての机と椅子がどかされてしまった。ルールは、相手を先に拘束したほうが勝ちらしい。
「え~審判は私エーミールが務めさせていただきます」
(え、なんでエミさん??)
「それでは、よ~い…曼荼羅!!」
謎の掛け声(?)にフッと笑いながらも、素早い動きでこちらへかけてくるクロノアさん。
(え、待って、はy…)
まるで猫が飛びついてきたかのように、手首をガシッと掴まれた。風圧でクロノアさんのフードがパサリと落ちる。
(み、見えなかった…これが総統の実力…!)
「そこまで!」
エミさんの声が響き渡る。クロノアさんは、オレの手首を締め付ける力を緩めた。
「なんか…ごめんな?お前の就任を祝いに来たのに…」
「いえ、大丈夫です!!さっきめっちゃすごかったですよ!!」
「wwwレパがめっちゃ目を輝かせとるwww」
「ショッピ、ちゃんと撮れてる?w」
「撮れとるでチーノww」
ずっとオレのことを嘲笑っている先輩方にムッとした視線を送っていると、クロノアさんがフードを被りなおしながら話しかけてきた。
「レパロウ君、動きは悪くなかったと思うよ。これからも訓練を頑張ればもっと強くなれるはずだ」
「!!ありがとうございます!」
そこへ、トラゾーさんがやって来た。
「クロノア、そろそろ帰る時間だ」
「ん、わかった。じゃあ、また会いましょうか」
「はい、またいつか!」
「お~いぺいんと~、しにがみ~、置いてくぞ~」
「え、ちょっと待ってくれよトラゾー?!」
「はやいですよぉ…」
こうして、オレの二回目の面会は幕を閉じた——……
続く…
「俺は”日常国”総統の”クロノア”だ」
かっこいい低温ボイス。どこか親しみやすい声色だ。[小文字]うちの総統とは似ても似つかn(([/小文字]
ほかにも日常国幹部の方々の自己紹介が続いた。
「幹部の”トラゾー”だ」
「[大文字][大文字]同じく幹部の”ぺいんと”だ!!よろしくな!![/大文字][/大文字][小文字](クソデカボイス)[/小文字]」
「同じく幹部の”しにがみ”で~す!みんなからはシニ―ってよばれてま~す」
…ん??女の人がいる?シニ―さん、だっけ。
「おらレパぁ!シニ―姐さんの前やぞ?!頭が高いわ!!」
「え、ロボロさん?!」
てか”ねえさん”って、ロボロさん姉がいたのか?[/小文字]
「ロボロ、レパロウ君固まっちゃってるけど?w」
「別に良いよ兄さん!」
え待って、兄さん??理解が追い付かないんだけど?兄なの??[小文字](さらに盛大な勘違い)[/小文字]
「あ、僕よく間違われるけど男です^^」
ちょっと待って、どういうこと??男なの??え???
「あ~…ロボロは俺の弟分なんだ。実際に血がつながってるわけじゃないけど、俺は弟みたいなもんだと思ってるよ。シニ―は…まぁ、ロボロが勝手に姐さんって呼んでるだけ…」
「俺は姐さんが男でも関係あらへんしな!!」
「ちょっとロボロさん!抜け駆けは許しませんよ!!」
「そうやぞロボロ!!」
なぜかチーノさんとコネシマさんが反抗している。[小文字]なんなのこの人たち…[/小文字]
「あ~…話がそれたが、レパロウさん、幹部就任おめでとう」
「俺からも祝わせてもらうよ、おめでとう!」
「わ、ありがとうございます!」
クロノアさんとトラゾーさんは[漢字]まとも[/漢字][ふりがな]常識人[/ふりがな]っぽそうだな…()
「…せや!れパ、せっかくならクロノアさんと手合わせしてもらったらどうや?」
「え、ゾムさん?!」
「俺は別にケガをさせない程度なら構わないが…」
「クロノアさん…で、でも…」
チラリと[漢字]我らが総統[/漢字][ふりがな]グルッペン[/ふりがな]のほうを見る。
「いいゾ~殺れ~!!」
(駄目だ…この人戦争大好きだった…)
「じゃあ机と椅子をどかすわ!ショッピ、手伝ってくれや」
「なんでクソ先輩を手伝わなきゃいけないんすか」
「なんやとショッピ~!!」
「仕方ねぇな…俺が手伝ったるわ」
「お、ありがとな大先生!」
「~♪✨」
「ゾムがすっげぇキラキラしとるwww」
「そういうシャオロンも楽しみそうやけどな」
「当たり前やんトントン!だってこれからレパの無様な姿を見れるんだぜ?w」
「えちょっとシャオさん?!」
そんな会話をしているうちに、すべての机と椅子がどかされてしまった。ルールは、相手を先に拘束したほうが勝ちらしい。
「え~審判は私エーミールが務めさせていただきます」
(え、なんでエミさん??)
「それでは、よ~い…曼荼羅!!」
謎の掛け声(?)にフッと笑いながらも、素早い動きでこちらへかけてくるクロノアさん。
(え、待って、はy…)
まるで猫が飛びついてきたかのように、手首をガシッと掴まれた。風圧でクロノアさんのフードがパサリと落ちる。
(み、見えなかった…これが総統の実力…!)
「そこまで!」
エミさんの声が響き渡る。クロノアさんは、オレの手首を締め付ける力を緩めた。
「なんか…ごめんな?お前の就任を祝いに来たのに…」
「いえ、大丈夫です!!さっきめっちゃすごかったですよ!!」
「wwwレパがめっちゃ目を輝かせとるwww」
「ショッピ、ちゃんと撮れてる?w」
「撮れとるでチーノww」
ずっとオレのことを嘲笑っている先輩方にムッとした視線を送っていると、クロノアさんがフードを被りなおしながら話しかけてきた。
「レパロウ君、動きは悪くなかったと思うよ。これからも訓練を頑張ればもっと強くなれるはずだ」
「!!ありがとうございます!」
そこへ、トラゾーさんがやって来た。
「クロノア、そろそろ帰る時間だ」
「ん、わかった。じゃあ、また会いましょうか」
「はい、またいつか!」
「お~いぺいんと~、しにがみ~、置いてくぞ~」
「え、ちょっと待ってくれよトラゾー?!」
「はやいですよぉ…」
こうして、オレの二回目の面会は幕を閉じた——……
続く…