【参加〆】47人の代表者
【東京 新宿区】
「([斜体]ここが待ち合わせのはずなんだけど、、、[/斜体])」
晴翔はカフェの席に座りながら、スマホをいじるが、
たまにスマホから目を逸らし向かい側を伺う。
「([斜体]なんで俺と華京さんしかいないわけ!?!?[/斜体])」
緋叉からは「寝坊しちゃったんですねぇ、、、(*´・人・*)」
というLINEが来たからまあいいが、残りの関東の代表2人はもう集合時間5分前だ。
だが、「遅いですねー」なんて言ったら華京がブチギレる可能性があるので黙っておく。
すると、からんころん、とカフェのドアが開き、
2人の少女が入ってくる。その少女たちは小走りでこちら側に向かってくる。
「お待たせ。華京。」
「華京くん、おはよっ!!」
「ああ、「はるか」、「きらる」。昨日ぶりですかね?相変わらず可愛いですね。」
「本当にお前は[漢字]関東[/漢字][ふりがな]うちら[/ふりがな]が好きだな」
「もぉ、聞き飽きたってばぁっ」
1人は黒髪のポニーテールに黒い帽子の少女だった。
少しツリ目で、活発さが汲み取れる。
もう1人は黒に近い紫の少し巻いたロングヘアに、目はエメラルドグリーンで二重。
少し幼いような印象が残る。
「[小文字]ふふ、、、[/小文字]まあ座って下さい2人とも。」
華京が2人に座るように促すと、2人はそれぞれ座る。
「きらる」と呼ばれた少女が、晴翔を向いて訊く。
「あっ、はじめましてかな?きらるは
神奈川県代表の「[漢字]神巫[/漢字][ふりがな]かんなぎ[/ふりがな] きらる」っ!!よろしくねっ!!」
「俺は熊本県の代表の山野 晴翔です。」
「こんちゃ、うちは千葉県代表の「[漢字]花平[/漢字][ふりがな]はなひら[/ふりがな] [漢字]春花[/漢字][ふりがな]はるか[/ふりがな]」。よろしく。」
挨拶を交わし、他愛もない会話を続けていると、
[大文字]ドカン!!![/大文字]
爆発音が鳴る。まさかとは思うが、、、
「悪霊じゃないでしょうね、!?」
華京がカフェの席から立ち、外に出る。3人もそれに続く。
そこには、巨大な黒い影が蠢いていた。
「こんな街中で出現されれば、、、やむを得ませんね。」
「勝っちゃうけど、いいの?」
「ちょっと眠ってもらうからっ!!」
「あんま戦いたくはないんだけどなぁ、」
華京がオートマチックピストル、春花がナイフ、きらるが日本刀、晴翔が剣を出す。
「『祈って』おこうかな、、、、、、、戦いの無事を、、、、、、、」
「こういう時だけ変な事しないで!!ジョ〇ョ好きなのはわかるから!!」
慣れているのか、華京の言葉に即座に春花が突っ込む。
晴翔はしばらくその光景を見ていたが、高く飛び悪霊に斬りかかる。
「【[太字][明朝体]蒼刀一閃[/明朝体][/太字]】!!!」
青白い斬撃が飛び、悪霊を切り裂いた。
、、、はずだった。
晴翔が地面に降り立つ。
その悪霊は攻撃前と何も変わっていなかった。
「は、、、何が起きて、、、」
「とりあえず追加攻撃!!! 【[太字][明朝体]暗殺[/明朝体][/太字]】」
春花は一瞬の間に後ろに回りこみ、ナイフで一差し。
そのまま悪霊を切り裂く。
「、、、おかしい。手応えがない。」
春花はざっ、と後ろに下がり戻ってくる。
4人は話し合う。
「攻撃が無効、という事ですか?」
「そう見るのがいいね。うちの攻撃も効いてない。
A級のうちならまだしも、S級の晴翔の攻撃が効かないのはおかしい。」
「じゃあ、どうやって倒せばいいのっ!?」
なんて言っている間に、悪霊は攻撃を仕掛けてくる。
4人は避けるが、位置がばらばらになってしまった。
すると、走る音が聞こえてくる。
「遅刻して申し訳ないんですねぇ、 【[太字][明朝体]針小棒大[/明朝体][/太字]】!!」
すると、敵がきゅっ、と小さくなる。
みるみる間に悪霊は拳ぐらいのサイズになった。
「緋叉さん、、、助かりました。」
「それにしても、皆さんが苦戦するなんて何があったんですカァ?」
「それが、攻撃が効かなかったんですっ」
緋叉は悪霊を自分の手のひらに乗せる。
「随分と特別な悪霊だと思うんですねぇ、、、ちょっと【御明様】に報告なんですねぇ」
「、、、」
「どうしたの?晴翔」
沈黙している晴翔に、春花が訊く。
「いや、、、少し違和感があって、、、悪霊に問題があるんじゃなくて、
悪霊を強化させた奴がいるんじゃないかな、とか考えてただけ、、、」
「、、、そう」
この【違和感】がこれから始まる事件の序章だとは、
誰も気付きはしなかった。
「([斜体]ここが待ち合わせのはずなんだけど、、、[/斜体])」
晴翔はカフェの席に座りながら、スマホをいじるが、
たまにスマホから目を逸らし向かい側を伺う。
「([斜体]なんで俺と華京さんしかいないわけ!?!?[/斜体])」
緋叉からは「寝坊しちゃったんですねぇ、、、(*´・人・*)」
というLINEが来たからまあいいが、残りの関東の代表2人はもう集合時間5分前だ。
だが、「遅いですねー」なんて言ったら華京がブチギレる可能性があるので黙っておく。
すると、からんころん、とカフェのドアが開き、
2人の少女が入ってくる。その少女たちは小走りでこちら側に向かってくる。
「お待たせ。華京。」
「華京くん、おはよっ!!」
「ああ、「はるか」、「きらる」。昨日ぶりですかね?相変わらず可愛いですね。」
「本当にお前は[漢字]関東[/漢字][ふりがな]うちら[/ふりがな]が好きだな」
「もぉ、聞き飽きたってばぁっ」
1人は黒髪のポニーテールに黒い帽子の少女だった。
少しツリ目で、活発さが汲み取れる。
もう1人は黒に近い紫の少し巻いたロングヘアに、目はエメラルドグリーンで二重。
少し幼いような印象が残る。
「[小文字]ふふ、、、[/小文字]まあ座って下さい2人とも。」
華京が2人に座るように促すと、2人はそれぞれ座る。
「きらる」と呼ばれた少女が、晴翔を向いて訊く。
「あっ、はじめましてかな?きらるは
神奈川県代表の「[漢字]神巫[/漢字][ふりがな]かんなぎ[/ふりがな] きらる」っ!!よろしくねっ!!」
「俺は熊本県の代表の山野 晴翔です。」
「こんちゃ、うちは千葉県代表の「[漢字]花平[/漢字][ふりがな]はなひら[/ふりがな] [漢字]春花[/漢字][ふりがな]はるか[/ふりがな]」。よろしく。」
挨拶を交わし、他愛もない会話を続けていると、
[大文字]ドカン!!![/大文字]
爆発音が鳴る。まさかとは思うが、、、
「悪霊じゃないでしょうね、!?」
華京がカフェの席から立ち、外に出る。3人もそれに続く。
そこには、巨大な黒い影が蠢いていた。
「こんな街中で出現されれば、、、やむを得ませんね。」
「勝っちゃうけど、いいの?」
「ちょっと眠ってもらうからっ!!」
「あんま戦いたくはないんだけどなぁ、」
華京がオートマチックピストル、春花がナイフ、きらるが日本刀、晴翔が剣を出す。
「『祈って』おこうかな、、、、、、、戦いの無事を、、、、、、、」
「こういう時だけ変な事しないで!!ジョ〇ョ好きなのはわかるから!!」
慣れているのか、華京の言葉に即座に春花が突っ込む。
晴翔はしばらくその光景を見ていたが、高く飛び悪霊に斬りかかる。
「【[太字][明朝体]蒼刀一閃[/明朝体][/太字]】!!!」
青白い斬撃が飛び、悪霊を切り裂いた。
、、、はずだった。
晴翔が地面に降り立つ。
その悪霊は攻撃前と何も変わっていなかった。
「は、、、何が起きて、、、」
「とりあえず追加攻撃!!! 【[太字][明朝体]暗殺[/明朝体][/太字]】」
春花は一瞬の間に後ろに回りこみ、ナイフで一差し。
そのまま悪霊を切り裂く。
「、、、おかしい。手応えがない。」
春花はざっ、と後ろに下がり戻ってくる。
4人は話し合う。
「攻撃が無効、という事ですか?」
「そう見るのがいいね。うちの攻撃も効いてない。
A級のうちならまだしも、S級の晴翔の攻撃が効かないのはおかしい。」
「じゃあ、どうやって倒せばいいのっ!?」
なんて言っている間に、悪霊は攻撃を仕掛けてくる。
4人は避けるが、位置がばらばらになってしまった。
すると、走る音が聞こえてくる。
「遅刻して申し訳ないんですねぇ、 【[太字][明朝体]針小棒大[/明朝体][/太字]】!!」
すると、敵がきゅっ、と小さくなる。
みるみる間に悪霊は拳ぐらいのサイズになった。
「緋叉さん、、、助かりました。」
「それにしても、皆さんが苦戦するなんて何があったんですカァ?」
「それが、攻撃が効かなかったんですっ」
緋叉は悪霊を自分の手のひらに乗せる。
「随分と特別な悪霊だと思うんですねぇ、、、ちょっと【御明様】に報告なんですねぇ」
「、、、」
「どうしたの?晴翔」
沈黙している晴翔に、春花が訊く。
「いや、、、少し違和感があって、、、悪霊に問題があるんじゃなくて、
悪霊を強化させた奴がいるんじゃないかな、とか考えてただけ、、、」
「、、、そう」
この【違和感】がこれから始まる事件の序章だとは、
誰も気付きはしなかった。