【参加〆】47人の代表者
「この会議のシナリオには新年になって初会議だから全員の自己紹介どうのこうのって書いてあるな。」
「説明はいいですからさっさと自己紹介してくれません??」
にこりと笑った【栄霧】が【白頭鷲】に睨まれる。
2人の視線がかち合い火花が舞う。
「あ゛ー、[漢字]アメリカ合衆国[/漢字][ふりがな]アメリカ[/ふりがな]代表、エイデン・ステットソン。」
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No.1 『[漢字]Ghost busters[/漢字][ふりがな]ゴースト・バスターズ[/ふりがな]』【白頭鷲】
Aiden Stetson
エイデン・ステットソン
能力:【自由自在】
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「好きなものは hamburger。嫌いなものは[漢字]英国偽紳士[/漢字][ふりがな]こいつ[/ふりがな]。」
悪霊をつきながら『エイデン』が自己紹介をする。
すると、【栄霧】がにこっと笑い続ける。
「[漢字]グレートブリテン及びアイルランド連合王国[/漢字][ふりがな]イギリス[/ふりがな]代表、バーネット・コルトハード です。」
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No.44 『[漢字]shaman[/漢字][ふりがな]シャーマン[/ふりがな]』【栄霧】
Barnett Colthard
バーネット・コルトハード
能力:【輝光遮霧】
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「好きなものは紅茶。嫌いなものはありません。」
すると、【雷華龍】が呆れた様子で言う。
「はぁ、自己紹介とか何回目ナノ、、、、[漢字]中華人民共和国代表[/漢字][ふりがな]中国[/ふりがな]、[漢字]娄[/漢字][ふりがな]ロウ[/ふりがな] [漢字]翠蘭[/漢字][ふりがな]スイラン[/ふりがな]ヨ。」
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No.86 『[漢字]驱魔组织[/漢字][ふりがな]シマツーチー[/ふりがな]』【雷華龍】
娄 翠蘭
ロウ スイラン
能力:【麒麟】
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「好きなモノは中華料理、嫌いなモノはうるさいやつネ」
エイデンとバーネットを見て、
『翠蘭』が腕を組んで鼻をふんす、と鳴らす。
エイデンが視線を【鉄詩思】に移すと、彼は自己紹介を続ける。
「ドイツ連邦共和国代表のフークバルト・ディットリッヒだ。」
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No.49 『[漢字]Exorzist[/漢字][ふりがな]エクソシスト[/ふりがな]』【鉄詩思】
Hugbald Dittrich
フークバルト・ディットリッヒ
能力:【規則察知】
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「好きなものも嫌いなものも特にない。」
すると、はいはーい、と【薇花美】が手を挙げる。
「[漢字]フランス共和国[/漢字][ふりがな]フランス[/ふりがな]代表のナタン・デュヴィヴィエだよ〜」
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No.49 『[漢字]dieu de la mort[/漢字][ふりがな]デュ・デ・ラ・モート[/ふりがな]』【薇花美】
Nathan Duvivier
ナタン・デュヴィヴィエ
能力:【徒花薔薇】
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「好きなものは美しいもの。嫌いなものは美しくないものだよ」
「ぼんやりしてますね」
「うるさい、皮肉紳士」
バーネットとナタンが笑顔のまま向き合う。
明らか両方キレているので怖い。
「[漢字]日本国[/漢字][ふりがな]日本[/ふりがな]代表の[漢字]明陽[/漢字][ふりがな]あさひ[/ふりがな] [漢字]御月[/漢字][ふりがな]みつき[/ふりがな]です。」
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No.81 『悪霊滅龍』【御明】
明陽 御月
アサヒ ミツキ
能力:【御明暗】
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「好きなものは平和。嫌いなものはないですかね。」
『御月』が書類に目を通しながら告げる。
エイデンが欠伸をながら言う。
「よし。じゃあ本日の議題は、、、、」
[水平線]
ー東京本部ー
《3階》
晴翔がそのあたりをぶらついていると、
瑞姫と鉢合わせる。
「あ、瑞姫、、、、さん。でしたっけ??」
「そうです。、、、、晴翔さん、前はどうもありがとうございました。」
ぺこりと一礼をする瑞姫に、晴翔は訊く。
「どうしたんですか??」
「いえ、そんな大したことじゃないんです。燈瑠さんと華蝶さんを探しに来て」
「それならあっちの部屋に。」
晴翔が廊下の向こうを指さす。
瑞姫は礼を行ってその方向に走っていった。
「、、、、あと30分ぐらい時間あるなぁ。大体この辺は一周したし、、、、」
戦闘があった後も残っているベンチに座ると、
晴翔は遠くの方を見つめた。
「あと2日か、、、、」
いつの間にか午後3時になっていたので、
晴翔は待ち合わせの場所に急ぐ。
「誰か見つけましたか?」
「なーんも。」
史紅が残念そうに溜息をつき、
義丸と在最もそれに頷く。
「収穫なしじゃな」
「ボクも誰も見つけてないかな」
「あ、そういえば華京さんと燈瑠さんと瑞姫さんがいましたね。」
晴翔が思い出したように言うと、
史紅が腕を組んで言う。
「つまりこの階にいるのは大体7人っちゅーわけか。」
「思ったより多いなぁ」
在最が驚きながら腰に手を当てる。
「もしかしたら他の階との協力も必要かもしれないのじゃ」
義丸が困ったように言った。
そんな調子で夜になる。
「、、、、明かりないんってこんな不便なんやな」
4人は1列になって廊下を進んでいる。
資源がどこかにないかを探しているのだ。
「3階は何も無いんかな。」
「それは困りますね」
暗い廊下に足音だけが響いた。