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【参加〆】47人の代表者

#22

【2章反転鏡と事件の謎編】[12話] ドッペルゲンガー事件 (後)


「([斜体]ドッペルゲンガー、か[/斜体])」


東京のビル街を歩きながら
晴翔はふと立ち止まり考える。


「([斜体]俺、会っても殺されないかな[/斜体])」


代表者は全員「不死」ではない。
いくら代表者でも殺される可能性はある。

空を見上げた。
太陽が、ゆっくりと雲に隠れた。

急にぞっ、と嫌な予感がする。
ビル街の路地裏に本能で入り込む。

外から話し声が聞こえてきた。


「え〜なんでオレが『オリジナル』以外と[漢字]戦闘し[/漢字][ふりがな]やら[/ふりがな]なきゃいけないの〜?」
「うるせぇ゛、あのお方の命令なんだよいいから聞け」


一人は白の短髪に黄色い目の青年。
もう一人は黒い長髪に青と銀の目のオッドアイの青年だ。


「おっかしーなぁ、確かに『オリジナル』の気配がしたのに〜」


白の短髪の青年が口をとんがらせて道端の石ころを蹴る。
黒い長髪の青年はそんな彼の様子を見て溜息をつく。


「今は『オリジナル』と戦う時じゃねぇと何度も、、、」


路地裏で息を殺しながら、晴翔は考えを巡らせる。


「([斜体]あれ、、、黒髪の方、、、白さんに似てる、??、、、もしかして、、、白髪の方、、、俺、??[/斜体])」

「クハは相変わらずお堅いね〜」
「トルハが自由すぎるだけだっつーの」


晴翔は音量を最小にしてスマホで写真を撮る。
2人が去っていくと、晴翔はすぐに華京に電話した。


[水平線]


「それで、なんでこのメンツなの。」


春花が大きくため息をつくと、
きらるがウインクしながら言う。


「まあ前のグループ分けのメンバーだし、仲良いでしょっ?」
「正式には、集まれるメンバーがこの人数しかいなかったんです。」
「これは奇跡かもなんですねぇ」


腕を組んで申し訳なさそうに言う華京に、
にこにこ笑い緋叉は言う。
晴翔は一度深呼吸してスマホの写真を見せる。


「これ、分かりますか」
「、、、確かに、白さんと晴翔さんに似ていますね」
「えっ!?華京くんが言ってたドッペルゲンガーってことっ!?」


きらるがスマホの画面を覗き込んで目を見開く。
春花は表情を崩さず言う。


「つまりは、うちらにもドッペルゲンガーがいる、と。」
「ドッペルゲンガー、喋ってたんです。『[斜体]あのお方[/斜体]』って。」
「黒幕がいるとみて間違いないですね」


晴翔が言った言葉に緋叉はふむふむと頷く。
きらるは言う。


「他には何か言ってなかったのっ??」
「えーっと、「まだ『オリジナル』と戦闘するときではない」とかなんとか。」


華京は険しい顔で言い放った。


「ついに東京にも出てきましたか、、、交戦は免れようがなさそうですね」



[水平線]


「なあ。」
「何ぃ、蓮斗?」

無機質な廊下に足音が響く。

「[漢字]東京本部[/漢字][ふりがな]ここ[/ふりがな]に来てまで何がしたい」
「、、、」

雅はにこりと笑って何も言わない。


「僕は君を守るって決めてんだ」
「うん。知っとぉよ」


雅は目を閉じて言う。


「うちは別になんかしたい訳ちゃうねん。、、、ただ、、、」


顔をすこし歪める雅を蓮也は抱きしめた。


「そんな顔にしたかったんちゃう。言わんでええ」
「、、、[小文字]ありがとうなぁ[/小文字]」


外は、雪が降り始めていた。


[水平線]


「やっとこの時が来たねぇ〜!!」
「命令は聞けよ?」
「分かってるって〜じゃあ行こっか」

『東京本部を潰しに』

作者メッセージ

短いな!!!でもようやく2章終わったぁ、、、
次章は
_人人人人人人人人人_
> 圧 倒 的 バ ト ル <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

2025/02/08 14:16

茶団子 ID:≫ipDTgyz/n9SMA
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