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#21

【2章反転鏡と事件の謎編】[11話] ドッペルゲンガー事件 (前)

東京本部に戻ってきた5人は、各自にばらけていく。
晴翔は自分の部屋に戻ると、ベッドにダイブして眠りにつく。

と、そんな上手くいくわけもいかず。

ドアがばん、と開き、晴翔はまた寝れないのかよ、などと思いながら
開いたドアに目を向ける。そこには息を切らした半羅がいた。


「[小文字]はぁ、、、はぁ、[/小文字]
「、、、え?」


晴翔は眉をひそめながら重い瞼を擦る。
そんな晴翔を見て半羅は驚いた様子だ。


「、、、何がどうなって、、、」
「こんな夜分にどうしたんですか、、、?」


呆然とする晴翔に半羅はこほん、と一度落ち着き言う。


「夜分に悪いとは思っているんだけど。、、、お前、、、「ドッペルゲンガー」って信じる?」
「ドッペルゲンガー?あの自分がもうひとりいるみたいな、、、??」
「そう。まあ、「2Pカラー」の方が正しいかな」


腕を組んで半羅は考える。そんな半羅に晴翔は聞く。


「2Pカラー、、、??、、、まあとりあえず、何があったのかだけ、、、」
「いわゆる、私達のドッペルゲンガーなるモノが現れた。」


半羅は溜息をつきながら言う。


「私は忙しいからこれで。じゃあ。」


ばたん、とドアが閉まった。
意味がわからないまま、晴翔は支度をして部屋から出る。
廊下を走っている途中に電話が鳴る。


『先程発覚したドッペルゲンガー事件はご存知で?』


華京の声だ。
それに続く騒がしい声。


『空いているS級の招集がかかってるんですねぇ』
『雅はまだ着かへんらしいし困ったなぁ』


晴翔は階段を一気に駆け上がり
会議室に飛び込んだ。




[水平線]



静寂の中華京は口を開く。
空いているS級の招集なので、いつもよりも少ない。


「ドッペルゲンガーの件ですが、どうやら【反転の鏡】の効力かと。」
「そういえば、その【反転の鏡】ってなんなんだぞ?」


縄生が頬ずえをつきながら言う。
緋叉がにこりと笑う。


「【反転の鏡】というのは、主に『物妖』と言われるものの一つ、、、いわゆる呪術〇戦で言う呪物なんですねぇ。」
「それで、その力は「[太字]その鏡に映したものの反対のものを出す[/太字]」っちゅーもんや。」


史紅が緋叉の解説に補足を入れると、華京は話を続ける。


「強さはほぼ同じ。見た目、性格は違うようですね。」
「技は違うの〜?」


白がにこにこしながら聞くと、華京は頷く。


「違います。系統は一緒のようですが。」
「今はどこにいるんだぞ?」
「さあ、分かりません。」


縄生の質問に華京は肩をすくめる。
晴翔は聞く。


「敵意はあるんですか?」
「『[漢字][下線]オリジナル[/下線][/漢字][ふりがな]僕達[/ふりがな]』に対してだけかと。」
「そりゃあ困ったなぁ。」


史紅がはぁ、と溜息をつきながら言う。
白が思い出したかのように華京に聞く。


「そういえば、【封界】はどうするのさ」
「それはもう『[漢字]中国・四国の方々[/漢字][ふりがな]彼ら[/ふりがな]』にお願いは済ませてあります。」


華京は淡々と告げる。


「要するに、私達は何をしたらいいんですかネぇ?」


緋叉が首を傾げると、華京は言う。


「何回もすみませんが、今回は単独行動で構いませんので見回りをしていだけたら。」
「東京だけですか?」
「ええ。きっといるのは東京だけでしょうから。」


晴翔の質問にも難なく返す華京。


「明日からで構いません。では。」


S級達は自室へ帰っていく。
会議室には晴翔と華京だけが残る。


「晴翔さん?行かないんですか?」
「、、、華京さん」


晴翔は華京と目を合わせる。


「[明朝体]前、燈瑠さんと何を話していたんですか?[/明朝体]」
「、、、」


華京は一瞬目を見開いて黙り込む。
晴翔も何も言わない、言えない。


「それはまたおいおい。」


いやらしく笑った華京は、会議室から去っていく。
晴翔は、その背中が見えなくなるまで見つめていた。

作者メッセージ

なんとか出せたああああああああ!!!!!
もう一度いいます、みなさん応募本当にありがとうございます!!!!!
参加型〆切まで持っていくことが出来るなんて、、、感激です!!!!

2025/02/07 21:07

茶団子 ID:≫ipDTgyz/n9SMA
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