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#16

【2章 反転鏡と事件の謎編】[9話]なんか京都に行くみたいです。


「[漢字]西のS級[/漢字][ふりがな]君達[/ふりがな]には[漢字]あの人の所[/漢字][ふりがな]京都[/ふりがな]に行って欲しいんです。」


にこりと言い放った華京。
晴翔が嫌そうに苦笑いしながら目を逸らし、
史紅が飲んでいたお茶をむせ、白が固まる。
唯一、縄生は平然と椅子に座って地面につかない足をぶらぶらとしている。


「[小文字]げほっ、ごほ、、、[/小文字]」
「えーっと〜、俺パース。」


白が笑顔で会議室から逃げようとすると、史紅が白の腕を掴む。
うらめしそうに史紅は言う。


「お前だけ逃げるなんて許さんからな、、、」
「、、、こりゃあ困った」


白が諦めたように椅子に戻る。
縄生が不思議そうに利く。


「なんで皆京都に行くのが嫌そうなんだぞー?」
「あの[漢字]Universal[/漢字][ふりがな]ユニバーサル[/ふりがな][漢字] [/漢字][ふりがな]・[/ふりがな][漢字]Ikezu[/漢字][ふりがな]いけず[/ふりがな][漢字] [/漢字][ふりがな]・[/ふりがな][漢字]Japan[/漢字][ふりがな]ジャパン[/ふりがな]に行きたい奴おるんか。[打消し]少なくとも俺は行きたない[/打消し]」


史紅が目をじとっとしながら皮肉たっぷりで言う。


「俺行ってみたいですね。町屋とか見てみたいです。」
「まぁ、それは俺も同感なんだけど〜『あの人』怖いんだよね〜普通に」


白がニコニコしながら言う。
だがいつもよりも緊張感があるような、ないような。


「あの人って誰なんだぞ?」
「あのゲj」


白がにこにこしたまま
少し焦ったように史紅の口を抑える。


「うん。言わない方がいいと思う」
「まぁ、どっちにしろ[漢字]東京[/漢字][ふりがな]首都[/ふりがな]の代表の言うことですから。
行くしかないんじゃないんですか?」


苦笑いを浮かべた晴翔に、華京は言う。


「1番この中で分かっているのは晴翔さんみたいですね。」
「じゃあ、京都観光レッツゴー!!なんだぞ!!」



[水平線]



「それで。地図も全く持たないまま来た訳だけど」


京都駅を少し出た所で白が腕を組みながら言う。


「俺も道わからん☆」
「えぇぇっ!?!?」


ピースした史紅に晴翔が思わず驚きの声を上げる。
縄生がにこにこして言う。


「まあ集合時間2時間遅れてもセーフだから大丈夫なんだぞ!!」
「それは君の県だけだね」


白が呆れながら突っ込む。
史紅は懐からスマホを取り出し、誰かに電話する。

電話が終わると、晴翔が言う。


「誰に電話してたんですか?」
「この辺よく知っとる奴」


すると、白が挙手する。


「ちょっとお茶しない?どうせその人来るまで時間かかるでしょ」




[水平線]



カフェのドアを開け、ずかずか晴翔達に向かってきたのは
黒い一つ結びに目は抹茶色、狩人が着ていたような着物を着ている
少し小柄な男性だ。


「[大文字]俺様が来たのじゃ〜!![/大文字]」
「相変わらず元気な奴やなおい。まあええわ。この3人多分あんたの事知らんで」


史紅が少し呆れたように言うと、その男性は3人に向き合って自信満々に言う。


「奈良県の代表、「[漢字]足利[/漢字][ふりがな]あしかが[/ふりがな] [漢字]義丸[/漢字][ふりがな]よしまる[/ふりがな]」様じゃぁ!!よろしくなのじゃ!!」

「熊本県の代表の山野 晴翔です、」
「福岡の如月 白だ〜」
「沖縄県代表の沖代 縄生なんだぞ!!」


5人は会話を交わすと、カフェから出る。


「ちょっと路地裏に入るのじゃ。」


義丸は路地裏を指さし、4人はそこに入る。
真剣な眼差しで義丸は言う。


「俺様はお主ら4人を一気に転移させることはできんからの、
2人ずつ転移させてもらうのじゃ。誰が先に行く?」

「じゃあ俺と晴翔でええか。」


史紅が晴翔の腕を掴む。義丸は指を立てながら言う。


「約束じゃ!!
『変に転移先でうろつかないこと』。
そして『誰かを見たらそこの辺りで隠れておくこと』、
最後に『[漢字]奈良県代表[/漢字][ふりがな]俺様[/ふりがな]が来るまでどの部屋にも入らないこと』。よいな?」


2人は頷く。
すると、義丸が2人の肩に触れる。


「10秒カウントしたらあちら側につくのじゃ!!
俺様は2人を送った後1回こっち側に戻り、残り2人を送る。」


「【[明朝体][太字]瞬間移動[/太字][/明朝体]】」

「10...9...8...」


義丸のカウントが始まる。史紅と晴翔は目を閉じる。


「3...2...1...0」


圧力がかかったり、緩まったりする感覚が体を襲う。
それが終わり、目を開ける。


「着いたのじゃ〜!!ここが『【悪霊滅龍】京都特区支部』なのじゃ。」


義丸が手を2人の肩から離す。
そこは昔を感じさせる和風建築で、驚く事に風ひとつなかった。


「[太字]約束、忘れることのないように。[/太字]」


義丸は、再び時空の狭間に消えていった。





[水平線]

《[下線]ミニ・番外編[/下線]》待機組



「わぁ、本当に瞬間移動した〜」
「ああいう能力使ってみたいんだぞ!!」


白が腕を組んだまま目を見開き、縄生がぴょんぴょんと飛び跳ねる。


「それにしても、京都特区支部行ったことないから楽しみなんだぞ!!」
「あんまりはしゃぎすぎないようにな〜」


目を輝かせる縄生に、白は言った。

作者メッセージ

おし投稿できたぁぁ!!!
ミニ・番外編作ってみました☆
閲覧数1000超え!?!?まじでありがとうございます!!!

2025/02/04 18:56

茶団子 ID:≫ipDTgyz/n9SMA
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