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黒バスの夢小説でございます
此方、ホラーな部分、又は血表現を含みますので、怖いものが苦手な人、血が苦手な人等は右回れです。

*この警告を見た後の保証は、一切されておりません

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二次創作
夢見た少女の扉の鍵

#5

何事にも偽りを









ドアをガラリと開けると、目に入ってくる灯りが眩しく、目を細めた

瞬きを繰り返し、目を開ける。目の前にカラフルな色が飛び交う

どこか懐かしさを感じて、寂しくなるが、焦りが勝つ。






『........』






色々な視線が私に向けられる

嫌悪、疑い、安堵、焦燥。

......ま、そうだよな



私が会ったあの2人は知り合いだったみたいだし。

多分、知り合いがいっぱい居る中、私が........って感じか

淡々としながらも、心の内を隠すように表情を重ねる

私に近づく足音が2つ鳴った










「○○さん!マジで.....」



「●●、手前.......」










え、なんか1人怖いんだけど。逃げよっかな

てかお前いつの間に名前呼びしてんだよ





駆け寄ってきた高尾に手を握られ、








「まっじで、無事でよかったっす.....!」



『あはは、ごめんね』








眉を下げながら高尾に謝罪する

それより私は、キミの隣に居る怖い人から逃げたいっすね








「おい、●●」





『やぁー、宮地くん!悪いとは思ってるんすけどね!?』








一歩ずつ近づく宮地に、冷や汗を垂らす







「おうおう、手前は何が悪かったか分かってんだな?」




『宮地くん!!落ち着こーって!』







すっかり警戒心が無くなった宮地に隠れ、警戒心と疑いが混じった視線が嫌になる

コト、と綺麗な足音が鳴る







宮地の後ろから現れた赤髪少年が口を開いた









「.......●●さん、で合ってますか?」





『人に名前聞くなら、自分から名乗ろーね』









「.....赤司征十郎です。幾つか聞きたいことがあるんですが......宜しいですか?」









宜しいですか、目の前の此奴はそう言ったが、私に拒否権は無いように聞こえた

敵に回したくないタイプだな








『いーよ。答えられる範囲なら』





「ありがとうございます。では先ず一つ、●●さんは何処で起きましたか」










ここで、「貴方は敵か?」と聞いてこない限り、頭はいい

「6の1、時刻は6時40分」と素直に答えて、純粋さを見せる








「次に、









化け物はどう倒されましたか」








.....此処で、化け物をなぜ倒せたのを聞くのではなく、どう倒したか.....遠回しに敵か定められてるな

少し目を細めて、彼方を伺いながら回答する








『.......その場で勢いを付け、頭に回し蹴り』







「.......へぇ。何故、そのような方法で倒せると、分かったんですか?」  








今、盛大に舌打ちを抑えた私に拍手を願いたい。なんだこの赤いの

気持ちをぐっと抑えて、表情を固める








『逃げてる時に、化け物の頭部に傷を発見したの。他の部位は綺麗さっぱりで、頭だけが、凹んでいた。』




『そこで、化け物の弱点は頭かと思ったの。まぁ、確証も何も無かったんだけどね。』




『そして、体育館に高尾くん達を入れたとて、体育館が本当に安全地帯かは分からなかったし、どうせまた追いかけられるなら......と思って一か八かで倒したのね』








私の話を真剣に聞いた赤司。何か考えた後に、「.....ふむ」と言っていたから、多方結果は出たのだろう

まぁ、でもアホじゃないんだ。これだけで信じると思ってない

........でも、味方は多い方がいいしね?








「貴方は危機迫るその状況で、冷静に判断できたと?」





『人の命が掛かってるから』








冷静に判断はできたのか.....

大分頭パンクしそうだったけどね

先の鼓動の速さを思い出して、どこか他人事に思う








「●●さんは何故、体育館が安全地帯だと分かったんですか?」






『それ、私も聞きたかったんだよね。君達はなんで此処にいたの?全員が全員、此処で起きたわけじゃないよね』








私が入った時の1の疑問を、彼方へぶつける

だけど、目の前の少年は間入れず「質問を質問で返さないでくださいね」とにっこりしながら言い放った

主導権は握らせないってね.........








『私は、学校の安全地帯は何処かって考えた時に、避難場所としても使われる体育館だと思ったの』








で、君達は?そう言わんばりの視線を送る









「.....俺達は、コレを見ましたので」









そう言って、赤司が出した一つの紙切れを渡された









(少しの懐かしさに、乾杯を)







作者メッセージ

赤司くんはやっぱり、夢小説を書く上で、結構書きやすいかもしれない。

2025/03/15 18:18

渡会天乃♣︎💐 ID:≫ 19ZQABSFMiPlU
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