二次創作
我々だ短編(多分)集!
階段を降りていく1人の淑女
その先にいるのは大勢の女性と1人の男
大先「さぁ、こっちにおいで」
微笑みを浮かべながら淑女は男の元へ歩いた
男も女性を抱き寄せ、微笑みながら呟いた
大先「貴方は今日から俺の新しい妻となるんや」
彼は禁断の悪魔との契約をし、特別な力を手にしていた
大先「ほら、もっと俺のことを見とき」
彼を見たすべての女性は彼に魅了され堕ちていく
彼はその力を使い、1人住む屋敷の地下に気に入った女を次々連れ込んだ
大先「俺の作り上げたハーレムは完璧やな」
大先「さて、仕上げをせんとな」
彼と服を脱ぎ抱き合ってしまえば、もう二度と現実に戻ることはできなくなる
大先「何描いとるん?」
女性「昔…仲良くしてた人の肖像画です」
大先「…何でこの顔なんや」
女性「何でって」
大先「今すぐ描くのをやめろ」
大先「この過去は捨て去ったんだ」
女性「…分かったわ」
大先「悪いんやけど、これは燃やしてしまうわ」
大先「…この顔は忘れたいんや」
小さい頃、誰しもが嘲り笑った
かつて彼のことをバカにした幼馴染の彼女は、何故かそんな彼の顔を描いた
大先「…こっちにおいで」
女性「はい」
彼はそんな彼女を抱き寄せ、キスをした
[中央寄せ]ーーー新聞[/中央寄せ]
[中央寄せ]ある日を境に、国中の女性が消えた事件[/中央寄せ]
[中央寄せ]未だに犯人わからず[/中央寄せ]
[中央寄せ]あるものは女房を、またあるものは娘を[/中央寄せ]
[中央寄せ]失い途方に暮れている[/中央寄せ]
大先「もう止まらへんわ」
彼の無限の情欲は、もはや彼を人ではない者にし、堕落へと導いた
階段を降りていく1人の淑女
その先にいるのは大勢の女性と1人の男
大先「さぁ、こっちにおいで」
微笑みを浮かべながら淑女は男の元へ歩いた
男も女性を抱き寄せ、微笑んだ瞬間
大先「…え?」
突然の鋭い痛みと、血に染まった彼の胸
大先「な…んで」
彼は床に倒れ込んだ
若者「お前が俺の恋人をさらったんだろ」
若者「ようやく見つけたんだ…お前を許す訳がない」
大先「おかしい…悪魔の契約者は…死なないはずじゃ」
若者「毒が塗ってある…それに、ただの剣じゃない」
大先「クソ…が」
若者は、行方不明になった恋人を探していた
居場所を突き止め、女装して悪魔に近づき、懐の刀を突き刺した
術が解けた女性たちは、我に返り屋敷から逃げ出した
大先「いやや…皆…行かんといて」
最後に、一瞬だけ彼を見て出ていったのは
[中央寄せ]あの幼馴染[/中央寄せ]
大先「待ってや…まだ…君に…」
[中央寄せ][大文字][大文字]好きやと言えてへん[/大文字][/大文字][/中央寄せ]
[中央寄せ]ーーー新聞[/中央寄せ]
[中央寄せ]女性の行方不明事件、ついに収束[/中央寄せ]
[中央寄せ]犯人は付近に住んでいた公爵家の男だった[/中央寄せ]
[中央寄せ]男は“何者か”に殺害され、閉じ込められていた女性が全員救出された[/中央寄せ]
[中央寄せ]被害者の女性は全員が、閉じ込められていたときのことをこのように言っていた[/中央寄せ]
[中央寄せ][大文字]「まるで、何かに操られたような日々だった」[/大文字]と[/中央寄せ]
その先にいるのは大勢の女性と1人の男
大先「さぁ、こっちにおいで」
微笑みを浮かべながら淑女は男の元へ歩いた
男も女性を抱き寄せ、微笑みながら呟いた
大先「貴方は今日から俺の新しい妻となるんや」
彼は禁断の悪魔との契約をし、特別な力を手にしていた
大先「ほら、もっと俺のことを見とき」
彼を見たすべての女性は彼に魅了され堕ちていく
彼はその力を使い、1人住む屋敷の地下に気に入った女を次々連れ込んだ
大先「俺の作り上げたハーレムは完璧やな」
大先「さて、仕上げをせんとな」
彼と服を脱ぎ抱き合ってしまえば、もう二度と現実に戻ることはできなくなる
大先「何描いとるん?」
女性「昔…仲良くしてた人の肖像画です」
大先「…何でこの顔なんや」
女性「何でって」
大先「今すぐ描くのをやめろ」
大先「この過去は捨て去ったんだ」
女性「…分かったわ」
大先「悪いんやけど、これは燃やしてしまうわ」
大先「…この顔は忘れたいんや」
小さい頃、誰しもが嘲り笑った
かつて彼のことをバカにした幼馴染の彼女は、何故かそんな彼の顔を描いた
大先「…こっちにおいで」
女性「はい」
彼はそんな彼女を抱き寄せ、キスをした
[中央寄せ]ーーー新聞[/中央寄せ]
[中央寄せ]ある日を境に、国中の女性が消えた事件[/中央寄せ]
[中央寄せ]未だに犯人わからず[/中央寄せ]
[中央寄せ]あるものは女房を、またあるものは娘を[/中央寄せ]
[中央寄せ]失い途方に暮れている[/中央寄せ]
大先「もう止まらへんわ」
彼の無限の情欲は、もはや彼を人ではない者にし、堕落へと導いた
階段を降りていく1人の淑女
その先にいるのは大勢の女性と1人の男
大先「さぁ、こっちにおいで」
微笑みを浮かべながら淑女は男の元へ歩いた
男も女性を抱き寄せ、微笑んだ瞬間
大先「…え?」
突然の鋭い痛みと、血に染まった彼の胸
大先「な…んで」
彼は床に倒れ込んだ
若者「お前が俺の恋人をさらったんだろ」
若者「ようやく見つけたんだ…お前を許す訳がない」
大先「おかしい…悪魔の契約者は…死なないはずじゃ」
若者「毒が塗ってある…それに、ただの剣じゃない」
大先「クソ…が」
若者は、行方不明になった恋人を探していた
居場所を突き止め、女装して悪魔に近づき、懐の刀を突き刺した
術が解けた女性たちは、我に返り屋敷から逃げ出した
大先「いやや…皆…行かんといて」
最後に、一瞬だけ彼を見て出ていったのは
[中央寄せ]あの幼馴染[/中央寄せ]
大先「待ってや…まだ…君に…」
[中央寄せ][大文字][大文字]好きやと言えてへん[/大文字][/大文字][/中央寄せ]
[中央寄せ]ーーー新聞[/中央寄せ]
[中央寄せ]女性の行方不明事件、ついに収束[/中央寄せ]
[中央寄せ]犯人は付近に住んでいた公爵家の男だった[/中央寄せ]
[中央寄せ]男は“何者か”に殺害され、閉じ込められていた女性が全員救出された[/中央寄せ]
[中央寄せ]被害者の女性は全員が、閉じ込められていたときのことをこのように言っていた[/中央寄せ]
[中央寄せ][大文字]「まるで、何かに操られたような日々だった」[/大文字]と[/中央寄せ]