- 閲覧前にご確認ください -

・関西出身ではないので関西弁がおかしいかも
・キャラが崩壊している可能性あり。温かい目でみてね
リクエストがあればいつでもコメントにどうぞ!

文字サイズ変更

二次創作
我々だ短編(多分)集!

#4

思い出せ

   ゾムが消息を絶ってから1ヶ月ほどたったある日
ロボ『全員、総統室に来いってさ』
シャ「全員総統室に?会議室じゃあかんのか」
コネ「全員だし、なにか大事なことなんちゃう?」
シャ「…ゾム関連かもしれへん、急ごう」




グル「全員揃ったようだな」
ショ「急に呼び出してどうしたんですか?」
トン「この手紙を見てほしい」

                『我々国の総統、及び幹部諸君へ
[中央寄せ]味方最大の脅威を返してほしければ[/中央寄せ]
[中央寄せ]Z国の国立研究所に幹部5〜6人程で来い』[/中央寄せ]

エミ「これは…」
大先「味方最大の脅威って…」
ロボ「ゾムだろうね」
グル「手紙のとおりだと、Z国の国立研究所にゾムがいるのだろう」
グル「1ヶ月ほど音沙汰なかったんだ…なにかされているとみていいだろう」
トン「そこで、今すぐゾムの救出に向かう」
トン「行きたいやつはおるか?」
   全員が手を上げた
グル「…流石に定員オーバーだ」
ショ「人を絞るしかないですか…」
グル「では、シャオロン、コネシマ、トントン、ショッピ、エーミールに現地に赴いてもらう」
グル「ナビは大先生、ロボロ、任せたぞ」
グル「進行状況はこちらでも常に把握できるようにしておく」
チー「なら、俺が事前に潜入して最低限の情報を集めます」
トン「そんな時間ないで」
レパ「僕達も、なにか役に立たせてください!」
トン「グルッペンの意向だ、従っとき」
チー「でも…!」
グル「悪いが、2人はこちらで俺や大先生、ロボロの護衛等をしてもらう」
レパ「護衛ならトントンさんが…」
グル「何があったかわからん以上、できる限りの戦力をもっていきたいんだ」
グル「2人には負担をかけるが、頼むぞ」
チー「…わかりました」
トン「ほな、準備でき次第すぐ行くで」
グル「オスマンとひとらんにはすでにZ国に今回の件を説明、事情聴取に行ってもらっている」
グル「ペ神にも治療等の準備をしてもらっている…くれぐれも皆、無事に帰ってこい」
5人「ハイル・グルッペン」








トン「ここやな」
   目の前には、研究所とは思えないほど大きな建物があった
ロボ『中には研究員だけやなくて戦闘員も多く居るみたいやわ』
大先『二手に分かれて探すか』
エミ「わかりました」
シャ「エーミールがここにおんのが何よりも1番不安なんやけど…」
グル「ゾムはエーミールをとても気に入っているからな、念の為だ」
トン「なら俺シャオエミとコネショピで分かれるかんじでええか?」
ショ「了解っす」
コネ「ショッピ、俺を撃つなよ?」
ショ「ゾムさんを助けるまではやりませんよ」
ロボ『みんな準備はええか?』
シャ「いつでもいいぜ!」
大先『突撃ー!!』
[中央寄せ][大文字][大文字]バァン[/大文字][/大文字][/中央寄せ]
   トントンとコネシマが扉を蹴破り、突入していった
大先『コネショピはその角を左に!』
ロボ『3人はそのまま真っすぐ』
トン「ほなふたりとも気張りや!」
コネ「そっちもな!」




ロボ『その曲がり角の先敵おるわ』
トン「OK、潰すわ」
ロボ『その先ロックされてるドアあるけどエミさん、いけるか?』
エミ「ゾムさんとの共同開発の成果、見せますよ!」
[中央寄せ][大文字][大文字]ドォーン[/大文字][/大文字][/中央寄せ]
シャ「木っ端微塵やな…」
トン「グッロ…」
ロボ『後ろから増援!気ぃぬかんといてな』
シャ「あいよ!」
ロボ『この調子で行けば一番奥の部屋につくで』
ロボ『ゾムは多分、その部屋に居ると思う』
トン「了解、先を急ごう」




コネ「敵多いわ!代先生、あとどれぐらいで目的地なん!」
大先「…ガバったさっきのとこ左やったわ!」
ショ「嘘でしょ⁉️これもう何回目っすか⁉️」
大先『ゴメン!でもあと少しのはずやねん』
大先『その先も敵めっちゃおるから気ぃつけて!』
コネ「次ガバったらさすがに許さんからな!」
大先『ごめんて!でもこっちのほうが近道みたいやから多分先に一番奥の部屋に着くわ』
コネ「ってかどこの曲がり角や!多すぎてわからんわ!」
シャ「ちょっ…コネシマさん!そっちじゃなくてこっちです!部長!」
チー『ショッピ〜がんばれ…』
ショ「ヘルプミー…」
ショ「だから部長こっちですって!」
コネ「そっちか!」
大先『この先道が複雑やわ…頑張ろな!』
コネ「それよりも敵が多すぎて思うように進まれへん!」
ショ「こっちもバンバン撃ってるので強行突破してください!」
大先『その角を右…やなくてまっすぐ!』
コネ「どっちやねん!」
ショ「ロボロさーん、ナビチェンジしてください!」
ロボ『こっちも忙しいから無理やわ』
ショ「た、たすけてー…」




ロボ『この扉の先が1番奥の1番広い部屋やわ』
シャ「この先にゾムがおるんか」
トン「道中見つからんかったしその可能性が高いな」
ロボ『中めっちゃ広いから“出迎え”があるかもしれん、警戒しとき』
トン「一旦、突入せずに扉を開けるだけにしとこか」
エミ「分かりました」
[中央寄せ][大文字][大文字]ドォォン[/大文字][/大文字][/中央寄せ]
   扉を開けた先には、所長らしき人物と、患者のような服を着たゾムがいた
シャ「ゾム!」
エミ「ゾムさん!」
ゾム?「……」
ロボ『おったんやな!』
トン「おったけど、様子がおかしいわ」
モブ「やっと来ましたか!もう待ちくたびれましたよ」
シャ「お前…ゾムにな」
エミ「テメェゾムさんに何したんや!」
モブ「ほんの少し洗脳しただけですよ」
モブ「私以外の言う事を聞かなくなるだけの…ね」
トン「…まずいかもしれん」
ロボ『どうしたんや⁉️』
トン「ゾムが洗脳されとるって…明らかにこっちを敵視しとるわ」
エミ「ゾムさん…」
モブ「味方最大の脅威が本当に味方を殺す…最高じゃないか!」
シャ「どこも良かないわ!…ぜってぇ殺してやる」
モブ「…できるものならね」
モブ「Z、あの男を一撃で殺ってみろ」
ゾム?「はい、マスター」
エミ「ゾムさ」
シャ「エミさん危ない!!」
[中央寄せ]ザクッ[/中央寄せ]
シャ「ってーなこの野郎!」
トン「ちゃんとナイフ使ってきとる…」
エミ「シャオさん…すみません!私をかばって」
シャ「腕少し切ったぐらいで大袈裟や!…あいつ、ガチで殺しにきてんで」
モブ「あの一撃を避けるとは!いいじゃないかもっと魅せてみろ!」
トン「グルッペン…どないするつもりや」
グル『お前なら聞かなくても分かるだろ?…できるな?』
トン「…かなり厳しいで」
グル『しかし、やるしかないだろ』
トン「…やれるだけはやるわ」
コネ「シャオロン!トントン!エミさん!やっと着いた!」
ショ「ゾムさんは!」
シャ「あそこにおんで」
大先『情報はもう伝えてある!頑張れ!!』
コネ「どうする…?」
トン「洗脳を解くか気絶させるかやな」
ショ「どっちも並行してやりましょう!」
シャ「よっしゃやったるぞ!」
モブ「全員集まったようだね!さぁさぁ!一体どんな物を見せてくれるんだ!」
コネ「お前の死に様だけだわボケが!!」
モブ「…それはないよ」
モブ「Z,全員殺れ」
ゾム?「はい、マスター」
トン「シッマそっちに」
コネ「わかっとる!」
[中央寄せ][大文字]ガキィ[/大文字][/中央寄せ]
コネ「…っぶねー」
シャ「エミさん!ショッピ!2人でゾムに呼びかけ頼んだわ!」
ショ「ワイも戦」
トン「ゾムを殺してしもたらアカン…銃は使われへん」
ショ「…分かりました」
エミ「ゾムさん!私達は仲間です!攻撃をやめてください!思い出してください!」
ショ「ゾムさん!またツーマンセルで戦いましょうよ!」


  ツーマンセル?思い出して?オレは何も忘れてないのに?オレはマスターの言うことを聞いてるだけでいいはずなのに、
  何も思い出すべきものなんてないのに?こいつら言ってることが
ゾム?[小文字][小文字][小文字]「おかしいわ」[/小文字][/小文字][/小文字]


ゾム?[小文字][小文字][小文字]「おかしいわ」[/小文字][/小文字][/小文字]
コネ「!…いまゾム喋ったぞ!効いてるわ!」
シャ「おらゾム!お前こんな奴に洗脳されるほどヤワじゃないやろ!」
モブ「話しかけたって無駄なのに…馬鹿だね君たちは」
トン「さっき返事しとったやん」
モブ「そりゃあうるさかったら文句ぐらいいいますよ」
ショ「だとしても、あなたはゾムさんを何も知らないみたいですね」
モブ「何を言っているんだ?彼はもうゾムではないんだよ」
モブ「Z、あの2人から先に殺せ」
ゾム?「はい、マスター」
トン「まずい、標的変えよった!」
トン「2人とも!頑張って避け!」
ショ「わかってます!」
コネ[大文字]「ゾムやめろ!お前の大事な後輩たちやぞ⁉️」[/大文字]
シャ「ゾム!!早く帰ってまた一緒にバカやってトントンに怒られようぜ!」
トン「それはやめてもろて」


  後輩なんてオレにはいない、お前らとは初対面だ“また”も何もない…そもそもさっきからゾムって誰のことだ?
  オレはZだ、ゾムじゃない
  …なんでこの呼ばれ方がしっくりくるんだ?
ゾム?[小文字][小文字]「…やっぱおかしいよ」[/小文字][/小文字]


ゾム?[小文字][小文字]「…やっぱおかしいよ」[/小文字][/小文字]
コネ[大文字]「おかしいのはお前だ!ゾム!!」[/大文字]
ショ「まずいもう避けられな」
エミ「ショッピくん後ろ!」
[中央寄せ][大文字]グサッ[/大文字][/中央寄せ]
ショ「エミさん⁉️」
コネ[大文字]「腹刺さってもーてるやん⁉️アホ!」[/大文字]
シャ「お前が俺みたいにできるわけ無いやん!何しとんねん」
トン「ゾムを仲間殺しにするつもりか⁉️」
エミ「急所は…外してあります」
エミ「止血すれば…なんとかなりますよ…」
エミ「ゾムさん…もうやめてください…どうか…思い出して」
ゾム?「っ…⁉️」


  何で何で何で何で何で⁉️マスターの言うことに従ったのに、敵を1人戦闘不能にしたのに!何で辛いんだ?
  思い出すことなんてない…はず…なのに……あれ?今刺したのって………
ゾム?[小文字]「エーミール?」[/小文字]
  何で?誰だエーミールって⁉️オレはこいつらを知ってるのか?オレは…何なんだ?
  あたま…いたい…
ゾム?「うぅ……」


ゾム?[小文字]「エーミール?」[/小文字]
エミ「思い…出しましたか?」
ショ「エミさん!今止血したから安静に!」
エミ「分かりました…あとは、お願いします」
トン「お前はようやったわ、あとは任せとき」
コネ[大文字][大文字]「おいゾム!聞こえとるんやろ!」[/大文字][/大文字]
ゾム?「うぅ……」
ショ「クソ先輩!うるさいです!苦しそうじゃないですか!」
トン「いや、声の大きさだけじゃないはずや」
シャ「さっきエミさんの名前言っとったし、思い出しかけとるんよな?」
トン「そのはずや」
モブ「そんなわけ無いだろ!おいZ!こいつらの話など聞くな」
モブ「早く殺れ」
ゾム?「は、い…マスター」
コネ[大文字]「ゾム!負けるな!戻ってこい!」[/大文字]
ショ「ゾムさん!頑張って!」


  うるさいうるさいうるさいうるさい!もどるもなにもない!こいつらのこえをきいてるとあたまいたくなる!
  はやく…はやくやらないと…


シャ「なぁゾム、聞こえとるやろ!返事しろよ!」
グル『ロボロ、準備はできたか』
ロボ『バッチリや、あとは上手く動くかどうか…』
トン「何をするつもりや」
グル『トン氏、インカムを耳から外してゾムの方へ向けろ』
グル『新機能、スピーカーの出番だ』
トン「はえーこっからでもわっるい笑み浮かべてんのが想像できるわ」
トン「まぁ、了解!」
  トントンはすぐにインカムを外しゾムに向けた
ショ「…?トントンさんなにやって」
トン「いいから」
グル[大文字][大文字][大文字]『ゾム…思い出せ、お前が何者か、我々とどういう関係かを』[/大文字][/大文字][/大文字]
  その場にいた全員の耳に低く、威圧感のある声が響いた


  低い、落ち着く声だなぁ…おれはこの声の主を知ってるのか?何者か、
どういう関係か
  …思い出せない、思い出せないよ…どうして?確かに、知ってるはずなのに…


ロボ[大文字][大文字][大文字]『俺はこの程度の洗脳でやられるような奴と相棒になった覚えはない
  で?』[/大文字][/大文字][/大文字]
グル[大文字][大文字][大文字]『早く国に帰ってこい、ゾム』[/大文字][/大文字][/大文字]


  …国?ここは…我々国じゃない!そうだ!!俺の居場所は我々国だ!あの声はロボロとグルッペンだ!思い出した!
  俺はZなんて名前じゃない!何やそのダッサイ名前!俺は…
ゾム[大文字][大文字]「俺はゾムや!!」[/大文字][/大文字]


グル『…どうだ?』
トン「動きが止まったわ」
コネ[大文字]「ゾム!聞こえ」[/大文字]
ゾム[大文字][大文字]「俺はゾムや!!」[/大文字][/大文字]
ショ「ゾムさん!」
ゾム「思い出したわ!俺はZなんてダサい名前ちゃうわ!」
トン「せやろなぁ」
ロボ『戻ってきたみたいやな』
シャ「よかった〜…」
ゾム「皆すまんかったわ…アイツは?」
モブ[小文字]「まさか洗脳が解かれるとは…今のうちに逃げねば[/小文字]次は覚悟し」
トン「次はないで?」
[中央寄せ]ガシッ[/中央寄せ]
モブ「なっ⁉️離せ!何をする!」
トン「何って…ゾムに散々やってくれたわけやし、“お礼”せな…やろ?」
シャ「当たり前だよなぁ?」
コネ「たぁ〜っぷり、やってやるわ」
グル『そのままそいつは連れて帰ってこい』
グル『A国の総統に許可を得たと先ほどオスマンから連絡があった』
シャ「りょ〜かい!」
ゾム「そうだ、エミさんは」
ショ「止血もしてありますんで大丈夫ですよ」
ゾム「ほんま?良かった…」
グル『トントンよ』
トン「なんですか」
グル『一度インカムをゾムに渡してくれないか』
グル『一言だけ言いたいことがあるんだ』
トン「あいよ」
トン「ゾム!」
ゾム「ん?何や?」
トン「グルッペンが話したいってさ」
ゾム「わかったわ」
グル『ゾムか』
ゾム「せやで」
グル『…おかえり、心配したゾ』
ゾム「…んふふ」
グル『何だ』
ゾム「いや、わざわざインカムを渡して言いたいことがそれとは…普通やなぁって」
グル『本気で心配してたんだぞこちとら』
ゾム「せやなぁ」
グル『…とにかく、無事で良かった』
ゾム「おう!」
グル『ならば皆に、なにか言うべきことがあるだろう?』
ゾム「せやな」
ゾム「みんなただいま!!心配かけて悪かったわ!」

作者メッセージ

終わったぁ!!長い!長すぎる!
5000字超えたぞ!馬鹿か俺は!
書いてみたかったんだこーゆーの!
ええなぁ…
次回はリクもらったんで悪周期ロボロ書きます!!
楽しみに待っていてくれれば嬉しいです!

2025/02/17 10:20

タコありタコなしタコタコ ID:≫ 8pHmcLlmAUlOI
続きを執筆
小説を編集

パスワードをおぼえている場合はご自分で小説を削除してください。(削除方法
自分で削除するのは面倒くさい、忍びない、自分の責任にしたくない、などの理由で削除を依頼するのは絶対におやめください。

→本当に小説のパスワードを忘れてしまった
▼小説の削除を依頼する

小説削除依頼フォーム

お名前 ※必須
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
削除の理由 ※必須

なぜこの小説の削除を依頼したいですか

ご自分で投稿した小説ですか? ※必須

この小説は、あなたが投稿した小説で間違いありませんか?

削除後に復旧はできません※必須

削除したあとに復旧はできません。クレームも受け付けません。

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL
/ 15

コメント
[57]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL