二次創作
我々だ短編(多分)集!
燃え盛る屋敷の中、男が2人
なぁ母さん、俺な、今
人に銃口を、向けとるんや
沢山の人を、陥れて
私腹を肥やした悪い奴や
コネ「…お前のために、俺は……」
[中央寄せ][大文字]1年前[/大文字][/中央寄せ]
コネ『ゴメン…ゴメンな』
ショ『なんで部長が謝るんですか』
コネ『俺だってお前を撃ちたない…でも、やらなあかんねん』
ショ『なら、ひと思いに殺ってくださいよ』
ショ『別に、貴方を恨むようなことしませんから』
コネ『……ゴメン』
ショ『 』
[中央寄せ][大文字]バンッ[/大文字][/中央寄せ]
コネ『あ…あぁ……』
コネ『……なんで…なんでや…』
[中央寄せ]もしやり直せるなら
また2人で夏祭りの花火でも
見に行きたいですね[/中央寄せ]
コネ『…心配せんでええわ』
コネ『すぐに会いに行くで』
コネ『約束したやろ、ずっと一緒におるって』
コネ『なぁ、相棒』
[中央寄せ][大文字]バンッ[/大文字][/中央寄せ]
あのときに、死ねたらなぁ
でも、復習のときは来た
コネ「さぁ、今までの行いを懺悔しろ」
俺は…奴のつくった殺し屋集団に入っとった
“8番目の狙撃手”として
奴は、そこのリーダーとして名乗っとったな
[小文字]ペールノエル[/小文字]
コネ「Mr.Pere Noel…家に火をつけたわ」
コネ「どっちか選べ」
コネ「眉間を撃ち抜かれるか、この業火の中燃え尽きるか」
なぁ母さん、どんな悪党にも
贖罪のチャンスぐらい…与えるべきやろ?
だから俺、奴にこういったんや
コネ「お前の財産を手放せ」
コネ「すべてを奪った人に返せば、命だけなら助けてやるわ」
奴は笑いながらこういったわ
シャ「俺の財産、貴様なんぞには決して渡さない」
[中央寄せ][大文字]奴とは「強欲」の主人公、シャオロンだった[/大文字][/中央寄せ]
…どうしようもないクズやろ?
コネ「…やっぱり、お前は人々と俺の怒りを浴びて死ね」
[中央寄せ][大文字]これまでのまとめ[/大文字]
彼は大事な相棒を殺した
それを命令したのはシャオロンだった
彼は復讐を誓った[/中央寄せ]
[中央寄せ][大文字]memory[/大文字][/中央寄せ]
母さん、あなたは俺を女手一つで育ててくれた
生まれたのは森の廃屋
父親の顔なんて知らんかった
シャ「…せめて、ゾムだけでも逃がしてやりたかったな」
コネ「…は?」
コネ「何で…何で“それ”に」
シャ「ごめんな、不甲斐ない父親で」
なぁ母さん…“父さん”はもう…ダメみたいやわ
狂っとる
[小文字]ゾム[/小文字]
“人形”を【義兄さん】だと思い込んどるみたいやわ
[小文字]沈めた[/小文字]
“あの人”はもうとっくに暗い海の底沈んでいった
もう【息子】はこの俺1人だけなのに……
コネ「なぁ父さん…俺を見ろよ」
[中央寄せ][大文字]俺のことも見ろよ!![/大文字][/中央寄せ]
シャ「…そっか、良かった」
シャ「…燃え尽きた屋敷から見つかるやろな」
シャ「孤独な【親子】の亡骸が」
コネ「……なんでや」
コネ「なんで見向きもしないんや」
コネ「なんで答えてくれないんや」
コネ「なんで…なんで…」
なぁ母さん…あなたはどうしてこんな人を愛したんや
[小文字][小文字][小文字]シャ「…ありがとう、コネシ」[/小文字][/小文字][/小文字]
[中央寄せ][大文字][大文字]バンッ[/大文字][/大文字][/中央寄せ]
燃え盛る屋敷を背後に、彼はその場をあとにした
[小文字]父親[/小文字]
コネ「…これからは、アイツのことも、ショッピのことも忘れて、新しい人生を送ろう」
最後に、彼は屋敷を振り返り、呟いた
[小文字][小文字]ショッピ[/小文字][/小文字] [小文字][小文字]シャオロン[/小文字][/小文字]
コネ「さようなら、大事だった人、憎んだ人」
[中央寄せ]燃え尽きた屋敷から見つかったのは
孤独な男の亡骸と
大事そうに抱えられていた
[大文字]ぜんまい仕掛けの人形[/大文字]だった[/中央寄せ]
なぁ母さん、俺な、今
人に銃口を、向けとるんや
沢山の人を、陥れて
私腹を肥やした悪い奴や
コネ「…お前のために、俺は……」
[中央寄せ][大文字]1年前[/大文字][/中央寄せ]
コネ『ゴメン…ゴメンな』
ショ『なんで部長が謝るんですか』
コネ『俺だってお前を撃ちたない…でも、やらなあかんねん』
ショ『なら、ひと思いに殺ってくださいよ』
ショ『別に、貴方を恨むようなことしませんから』
コネ『……ゴメン』
ショ『 』
[中央寄せ][大文字]バンッ[/大文字][/中央寄せ]
コネ『あ…あぁ……』
コネ『……なんで…なんでや…』
[中央寄せ]もしやり直せるなら
また2人で夏祭りの花火でも
見に行きたいですね[/中央寄せ]
コネ『…心配せんでええわ』
コネ『すぐに会いに行くで』
コネ『約束したやろ、ずっと一緒におるって』
コネ『なぁ、相棒』
[中央寄せ][大文字]バンッ[/大文字][/中央寄せ]
あのときに、死ねたらなぁ
でも、復習のときは来た
コネ「さぁ、今までの行いを懺悔しろ」
俺は…奴のつくった殺し屋集団に入っとった
“8番目の狙撃手”として
奴は、そこのリーダーとして名乗っとったな
[小文字]ペールノエル[/小文字]
コネ「Mr.Pere Noel…家に火をつけたわ」
コネ「どっちか選べ」
コネ「眉間を撃ち抜かれるか、この業火の中燃え尽きるか」
なぁ母さん、どんな悪党にも
贖罪のチャンスぐらい…与えるべきやろ?
だから俺、奴にこういったんや
コネ「お前の財産を手放せ」
コネ「すべてを奪った人に返せば、命だけなら助けてやるわ」
奴は笑いながらこういったわ
シャ「俺の財産、貴様なんぞには決して渡さない」
[中央寄せ][大文字]奴とは「強欲」の主人公、シャオロンだった[/大文字][/中央寄せ]
…どうしようもないクズやろ?
コネ「…やっぱり、お前は人々と俺の怒りを浴びて死ね」
[中央寄せ][大文字]これまでのまとめ[/大文字]
彼は大事な相棒を殺した
それを命令したのはシャオロンだった
彼は復讐を誓った[/中央寄せ]
[中央寄せ][大文字]memory[/大文字][/中央寄せ]
母さん、あなたは俺を女手一つで育ててくれた
生まれたのは森の廃屋
父親の顔なんて知らんかった
シャ「…せめて、ゾムだけでも逃がしてやりたかったな」
コネ「…は?」
コネ「何で…何で“それ”に」
シャ「ごめんな、不甲斐ない父親で」
なぁ母さん…“父さん”はもう…ダメみたいやわ
狂っとる
[小文字]ゾム[/小文字]
“人形”を【義兄さん】だと思い込んどるみたいやわ
[小文字]沈めた[/小文字]
“あの人”はもうとっくに暗い海の底沈んでいった
もう【息子】はこの俺1人だけなのに……
コネ「なぁ父さん…俺を見ろよ」
[中央寄せ][大文字]俺のことも見ろよ!![/大文字][/中央寄せ]
シャ「…そっか、良かった」
シャ「…燃え尽きた屋敷から見つかるやろな」
シャ「孤独な【親子】の亡骸が」
コネ「……なんでや」
コネ「なんで見向きもしないんや」
コネ「なんで答えてくれないんや」
コネ「なんで…なんで…」
なぁ母さん…あなたはどうしてこんな人を愛したんや
[小文字][小文字][小文字]シャ「…ありがとう、コネシ」[/小文字][/小文字][/小文字]
[中央寄せ][大文字][大文字]バンッ[/大文字][/大文字][/中央寄せ]
燃え盛る屋敷を背後に、彼はその場をあとにした
[小文字]父親[/小文字]
コネ「…これからは、アイツのことも、ショッピのことも忘れて、新しい人生を送ろう」
最後に、彼は屋敷を振り返り、呟いた
[小文字][小文字]ショッピ[/小文字][/小文字] [小文字][小文字]シャオロン[/小文字][/小文字]
コネ「さようなら、大事だった人、憎んだ人」
[中央寄せ]燃え尽きた屋敷から見つかったのは
孤独な男の亡骸と
大事そうに抱えられていた
[大文字]ぜんまい仕掛けの人形[/大文字]だった[/中央寄せ]