二次創作
「アウラ、自害しろ」をマッシュルの世界でもやってみた
ジル君たちが私の名前を呼んだ。
この会場にいる人たちは私が上空に出たことでさらにうるさくなった。
「あいつ、誰だ?」「選抜試験に出ていた子だ!」「たしか、●●・エイムズだっけ?」「マジかよ、そこまでしてエイムズ兄弟に追いつきたいのか?」「きっとそうだ、ここであいつに勝って楽して神覚者になりてぇんだ、あいつ」「うわぁ、だったら性格やばい人じゃん」
私のことを蔑む声が聞こえてくる。
彼女も上空にいる私に気付いたみたいで、目を合わせてきた。
そのタイミングで私の靴は地に着いた。
「あら。次はあなたなの?随分と威勢がいいのね。」
彼女が笑いを止め、話したことで会場は静かになった。
静かになった空間で私たちは一定の距離で離れて対面した。
ピリピリとはりつく空気。
「なぜ交渉で一番大事な名前を言わない―――[大文字][太字]七崩賢 断頭台のアウラ[/太字][/大文字]」
「!…不思議ね。あなたにはあったことも話したこともないのに。」
「あったことあるよ。まだ分からないんだね。」
ローブをつかみ、バサッと脱ぎ捨てる。
髪型や瞳の色は変わってないが、服が違った。
藤色の長いワンピースに、茶色の無地のケープ。
ブーツ(靴)は変わっていない。
杖はイメージによって形を変え、自分の身長の約⅔くらいの長さになる。
四角い水色の宝石が中心にはめ込まれており、水色の紐が巻かれている、相棒の杖。
――フリーレンの兄弟杖。
(フリーレンの杖の赤い宝石が水色の四角い宝石に、赤い紐が水色の紐に変わっただけです、説明下手ですまん②)
「ッ、貴様…![大文字]●●!![/大文字]なぜここにいるの……!!」
彼女――アウラは目を大きく見開いた。
「やっと思い出してくれた。本当に忘れたのかと思ったよ。」
「そんなわけないじゃない。勇者たちのパーティーの後ろにいつも引っ付いていて、フリーレンとわたしの戦いでも後ろに引っ付いていた、[漢字]年齢不詳の人間[/漢字][ふりがな]・・・・・・・[/ふりがな]。」
「姿も魔力量も変わっていなかったから不思議に思ったのよ。不老不死の魔法でも掛けているのかしら?」
(原作にそんな魔法があるのかは知りません。)
「とはいえ、まさか、この世界にわたしたちと同じで来ていたなんて思いもしなかったわ。」
―――違う。
私はあの世界で天寿を全うして新たに生まれてきた。
「“わたしたち”?」
アウラに否定をしたかったが、“わたしたち”という言葉に引っ掛かりを覚えた。
しかし、その意味もすぐに分かった。
もし、否、十中八九そうだとしたらかなりやばい。
今からでもいいから対策を考えないと。
「――――そうか。あの人たちも復活してここにいるんだね。」
「[太字]なら、ここを落とすわけにはいかない。[/太字]」
私は強い決意を言うかのように、アウラに言った。
「ダメよ。ここを落とせば大きな戦果になるし、あの方の悲願に近づく。」
「[太字]何が何でも落とすわ。[/太字]」
アウラが言った次の瞬間、首から上がない、いかつい鎧に身を包んだ人たち―不死の軍勢が剣や槍、斧などを大きく振り下ろしてきた。
かわしながら、アウラに対して言う。
「最初から落とすつもり…だったん、だね…!」
―――因縁の戦いが始まった。
この会場にいる人たちは私が上空に出たことでさらにうるさくなった。
「あいつ、誰だ?」「選抜試験に出ていた子だ!」「たしか、●●・エイムズだっけ?」「マジかよ、そこまでしてエイムズ兄弟に追いつきたいのか?」「きっとそうだ、ここであいつに勝って楽して神覚者になりてぇんだ、あいつ」「うわぁ、だったら性格やばい人じゃん」
私のことを蔑む声が聞こえてくる。
彼女も上空にいる私に気付いたみたいで、目を合わせてきた。
そのタイミングで私の靴は地に着いた。
「あら。次はあなたなの?随分と威勢がいいのね。」
彼女が笑いを止め、話したことで会場は静かになった。
静かになった空間で私たちは一定の距離で離れて対面した。
ピリピリとはりつく空気。
「なぜ交渉で一番大事な名前を言わない―――[大文字][太字]七崩賢 断頭台のアウラ[/太字][/大文字]」
「!…不思議ね。あなたにはあったことも話したこともないのに。」
「あったことあるよ。まだ分からないんだね。」
ローブをつかみ、バサッと脱ぎ捨てる。
髪型や瞳の色は変わってないが、服が違った。
藤色の長いワンピースに、茶色の無地のケープ。
ブーツ(靴)は変わっていない。
杖はイメージによって形を変え、自分の身長の約⅔くらいの長さになる。
四角い水色の宝石が中心にはめ込まれており、水色の紐が巻かれている、相棒の杖。
――フリーレンの兄弟杖。
(フリーレンの杖の赤い宝石が水色の四角い宝石に、赤い紐が水色の紐に変わっただけです、説明下手ですまん②)
「ッ、貴様…![大文字]●●!![/大文字]なぜここにいるの……!!」
彼女――アウラは目を大きく見開いた。
「やっと思い出してくれた。本当に忘れたのかと思ったよ。」
「そんなわけないじゃない。勇者たちのパーティーの後ろにいつも引っ付いていて、フリーレンとわたしの戦いでも後ろに引っ付いていた、[漢字]年齢不詳の人間[/漢字][ふりがな]・・・・・・・[/ふりがな]。」
「姿も魔力量も変わっていなかったから不思議に思ったのよ。不老不死の魔法でも掛けているのかしら?」
(原作にそんな魔法があるのかは知りません。)
「とはいえ、まさか、この世界にわたしたちと同じで来ていたなんて思いもしなかったわ。」
―――違う。
私はあの世界で天寿を全うして新たに生まれてきた。
「“わたしたち”?」
アウラに否定をしたかったが、“わたしたち”という言葉に引っ掛かりを覚えた。
しかし、その意味もすぐに分かった。
もし、否、十中八九そうだとしたらかなりやばい。
今からでもいいから対策を考えないと。
「――――そうか。あの人たちも復活してここにいるんだね。」
「[太字]なら、ここを落とすわけにはいかない。[/太字]」
私は強い決意を言うかのように、アウラに言った。
「ダメよ。ここを落とせば大きな戦果になるし、あの方の悲願に近づく。」
「[太字]何が何でも落とすわ。[/太字]」
アウラが言った次の瞬間、首から上がない、いかつい鎧に身を包んだ人たち―不死の軍勢が剣や槍、斧などを大きく振り下ろしてきた。
かわしながら、アウラに対して言う。
「最初から落とすつもり…だったん、だね…!」
―――因縁の戦いが始まった。