勇｢暇だわ〜｣

シノマム｢勇〜 そんなに暇なら出かけて来たら？｣

勇｢それもそうね｣

勇｢…外に出たはいいものの、行く宛てが無いわ…｣

勇｢あら？｣

勇｢綾ちゃん。久しぶり｣

綾｢い、勇さん！？お久しぶりです！！｣

綾｢相変わらずお綺麗で…！｣

勇｢凄い崇められてるわ｣

綾｢何か用事ですか？｣

勇｢暇だったから外に出たの｣

綾｢勇さん！よかったら私と映画に行きませんか？｣

勇｢映画？たまにはいいかもね｣

勇｢行きましょう｣

綾｢ありがたき幸せ…！｣

勇｢？｣

勇｢所で、何の映画を見るの？｣

綾｢これです！｣

勇｢最近流行りの恋愛映画です！｣

勇｢へ、へぇ〜｣

勇(私の出てる映画じゃない…！)

綾｢勇さん？｣

勇｢いや、何でもないわ！行きましょう！｣

綾｢は、はい｣

映画館

勇｢大人1枚 高校生1枚で｣

綾｢勇さん、パンフレット買わないんですか？｣

勇｢私は帰りに買う派なの｣

綾｢勇さん、素晴らしいです…！｣

勇(始まったけど、)

勇(知り合いにお芝居見られるの恥ずかしいわね…)

綾(あら？これはもしかして、勇さん…？)

綾｢勇さん、素敵です…！｣

勇(喜んでくれてるなら、別にいいかな)

鑑賞後

綾｢勇さん！とってもよかったです！｣

勇｢それはよかったわ｣

勇｢綾ちゃん、この後時間ある？｣

綾｢はい！｣

勇｢それならカフェにでも行きましょう。｣

綾｢是非！どこのカフェにします？｣

勇｢そうね〜…｣

勇｢あそこにしましょうか｣

綾｢それじゃ、行きましょう！｣

勇｢ええ｣

おわり