人間ですが、獣人専用高校で結ばれました
...ある日、皆の心の声...いや、隼人限定で心の声が聞こえるようになった。
それに気づいたのは今日の朝のこと。
隼人が声をかけてきたときだった。
「歩美、おはよう」
「おはよう、隼人」
(ああ、歩美は今日も可愛すぎる。ん?今日は髪の毛を巻いているのか)
「えっ、よく分かったね。鈴ちゃんが巻いてたから私も巻いてみたんだ」
隼人は不思議そうな顔をした。
「あれ、口に出していたのか」
(今日は疲れているのか?というか歩美の唇が綺麗だ...キスしたい)
...!?
何かがおかしい。
もしかして、心の声が聞こえてる?
(急に黙ってどうしたんだ?悩み事でもあるのか?たぶん違うな。そんなものと無縁そうな顔してるし)
どんな顔よ!
っていうか隼人、心の中ではおしゃべりだったのね。
隼人に悪い気もするけど、ちょっと楽しい。
(この上目遣いがたまんないんだよ。ハグしたい。今すぐしたい)
(時々見える太腿がちょうどいい細さなんだよな)
(またあんな笑顔を振り撒いて...可愛いすぎるんだからダメだ)
...隼人っていつもこんなことを考えてる訳?
そんなことないよね、たまたまだよね。
(体育のときはポニーテールにしているから嬉しいな。...うなじ...エッロ)
「......!?!?」
私は思わずゴムをほどいた。
香里がこちらを見る。
「どうしたの、突然。大丈夫?」
「う、うん。ちょっと寒くて...あはは」
「変なの」
(...何だか今日の歩美はおかしい。まさかとは思うが...心の声が漏れていたり...さすがにないよな)
ほっ。バレてないみたい。
もう満足したから終わってくれていいんだけど...
(あっ、歩美の後ろに何かの影が。お化けか?)
「きゃーーーーっ!!!!!」
私が突然一人で悲鳴をあげたものだから、周りの人が怪訝そうにこちらを見ている。
隼人は呆れ顔でこちらに来て、私を引きずっていく。
「ちょ、ちょっと。何するの。今から体育...」
「1日くらいサボっても平気だ」
「もう、隼人ってば...!」
それから私たちは、皆グラウンドに行ったせいで誰もいない教室に戻って来た。
(身長差が悩みどころだな...キスしにくい)
今からキスしますとでもいうのか。隼人は少しかがんだ。
私は思わず目をつぶるが、唇には何も触れてこない。
くっくっくという隼人の笑い声が聞こえて、私は慌てて目を開けた。
「やっぱりお前、今日、俺の心の声が聞こえてたんだな」
私が何も言えないでいると、また声が聞こえた。
心の声なのか、実際に隼人が発した声なのかが分からなくなってくる。
「誰もお前にキスするなんて言ってないのに、目までつぶっちゃって。期待してたのか?」
「なっ...!」
顔が一気に熱くなる。
隼人はまた笑った。
「焦らそうと思ってたけど、可愛すぎてやっぱ無理」
そう言って隼人は私の唇に口付けた。
...そう言えばもう心の声が聞こえない気がする。
私が隼人が離れたのを少し名残惜しく思っていると、隼人は少し顔を赤くする。
ん?まさか...
「正解。」
隼人はまるで私の心の声が聞こえるかのように言った。
それに気づいたのは今日の朝のこと。
隼人が声をかけてきたときだった。
「歩美、おはよう」
「おはよう、隼人」
(ああ、歩美は今日も可愛すぎる。ん?今日は髪の毛を巻いているのか)
「えっ、よく分かったね。鈴ちゃんが巻いてたから私も巻いてみたんだ」
隼人は不思議そうな顔をした。
「あれ、口に出していたのか」
(今日は疲れているのか?というか歩美の唇が綺麗だ...キスしたい)
...!?
何かがおかしい。
もしかして、心の声が聞こえてる?
(急に黙ってどうしたんだ?悩み事でもあるのか?たぶん違うな。そんなものと無縁そうな顔してるし)
どんな顔よ!
っていうか隼人、心の中ではおしゃべりだったのね。
隼人に悪い気もするけど、ちょっと楽しい。
(この上目遣いがたまんないんだよ。ハグしたい。今すぐしたい)
(時々見える太腿がちょうどいい細さなんだよな)
(またあんな笑顔を振り撒いて...可愛いすぎるんだからダメだ)
...隼人っていつもこんなことを考えてる訳?
そんなことないよね、たまたまだよね。
(体育のときはポニーテールにしているから嬉しいな。...うなじ...エッロ)
「......!?!?」
私は思わずゴムをほどいた。
香里がこちらを見る。
「どうしたの、突然。大丈夫?」
「う、うん。ちょっと寒くて...あはは」
「変なの」
(...何だか今日の歩美はおかしい。まさかとは思うが...心の声が漏れていたり...さすがにないよな)
ほっ。バレてないみたい。
もう満足したから終わってくれていいんだけど...
(あっ、歩美の後ろに何かの影が。お化けか?)
「きゃーーーーっ!!!!!」
私が突然一人で悲鳴をあげたものだから、周りの人が怪訝そうにこちらを見ている。
隼人は呆れ顔でこちらに来て、私を引きずっていく。
「ちょ、ちょっと。何するの。今から体育...」
「1日くらいサボっても平気だ」
「もう、隼人ってば...!」
それから私たちは、皆グラウンドに行ったせいで誰もいない教室に戻って来た。
(身長差が悩みどころだな...キスしにくい)
今からキスしますとでもいうのか。隼人は少しかがんだ。
私は思わず目をつぶるが、唇には何も触れてこない。
くっくっくという隼人の笑い声が聞こえて、私は慌てて目を開けた。
「やっぱりお前、今日、俺の心の声が聞こえてたんだな」
私が何も言えないでいると、また声が聞こえた。
心の声なのか、実際に隼人が発した声なのかが分からなくなってくる。
「誰もお前にキスするなんて言ってないのに、目までつぶっちゃって。期待してたのか?」
「なっ...!」
顔が一気に熱くなる。
隼人はまた笑った。
「焦らそうと思ってたけど、可愛すぎてやっぱ無理」
そう言って隼人は私の唇に口付けた。
...そう言えばもう心の声が聞こえない気がする。
私が隼人が離れたのを少し名残惜しく思っていると、隼人は少し顔を赤くする。
ん?まさか...
「正解。」
隼人はまるで私の心の声が聞こえるかのように言った。