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短編集

#12

神様なんて戯言だ

[中央寄せ]・・・[/中央寄せ]

『娘の出産が上手くいきますように。』
『神様、どうか雨のお恵みをお願い致します。』

そんな声が聞こえてくる。
この村では、昔から神様に捧げ物をする代わりにご加護を受けている、という教えがある。
だから村人達は神に縋る。
実際だいたいの確率で叶うようになっている。


神様と話すと呪われる、という教えもある。
村人達はいつでも神を目視する事が出来る。
しかし、その教えを信じて見つけても何もしない。
昔、話した事はあったが呪ったり等はない。
真実を言おうとしても、みんな無視をきめこむ。
神についての話なんぞ聞きたくないのか、と思う。


『やっほ〜』
「何サボってんの?」
『失礼な!見回りだよ、み・ま・わ・り!』
「はいはい。」
「サボってちょっかい掛けるくらいなら帰って下さい。」
『はぁ〜...だからお前は友達が居ねぇんだぞ?』
「それは[漢字]あいつら[/漢字][ふりがな]村人達[/ふりがな]が悪い。」
『懲りないねぇ〜』

唯一、話せる存在と言えるのはコイツだけ。
仲が良いかと聞かれたらYesではない。
ただ、そう頻繁に会えるという訳でもない。
お互いそれぞれの役割で忙しい為、年に数回みたいな。
なので、年に数回の内の一回だった。


『おーい、そっちじゃないぞ!』
『お米はどこに置けば良い〜!?』
『急がないと間に合わないわよ。』

村が騒がしいと思えば、今日は月一の神事の日。
自分も色々と準備しなくてはならない。
この行事があってもなくても、、、みたいな所はある。
しかし、“昔から”あるという事で毎月行われている。
正直なところ面倒臭いので辞めてほしい。

『神事を始めるぞ〜!!』

村長の大きな掛け声が神事の始まりの合図となる。
さぁ、ここからが本番か。



『〜〜〜、ーー。ーーー〜、ーー〜〜ー。』
『ーーー、ーーー、〜ー。〜〜〜。』
『ー〜ー〜。ーー〜〜〜ー、ーー。』

この村の[明朝体]神様[/明朝体]という存在になったのは遠い昔の事だ。
毎月のように行われるコレもあまり嬉しくはない。
ましてや、いつも無視をしてくるような奴らだ。
教えがあるからといっても、会釈くらいして とも思う。
 その せい で ずっと 孤独
 誰と も 分かり 合え ない
 悲し く ても 寄り 添って くれ ない
 嬉し く ても 一緒 に なって 喜べ ない
 永遠 に でも 変わら ない 事実 な 事で


独りにしないで___

[中央寄せ]・・・[/中央寄せ]

作者メッセージ

神様も寂しいのですかね?

2025/03/19 22:34

せな⚡️ ID:≫ 80Ap5RDPRIhlQ
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