- 閲覧前にご確認ください -

この短編集には”いじめ”などの表現が入っている場合があります。
数行読んで入っている場合、苦手な方はお戻りください。

文字サイズ変更

二次創作
短編集

#2

お人形さん

「お前見てるとイライラするんだよ!!」
イライラするんだったら見ないでほしい。
そっちが勝手に見てきてさ、その言い方はないでしょ。
心の中では何でも言えるけど、口には出せない。
「黙ってないでなんか言えよ、ほんと人形だよな!」
僕はしゃべるのが苦手。しゃべろうすると、喉がつっかえる感じがする。
そんな僕につけられたあだ名は”お人形さん”
「・・・・やめ、て」
「あーー、しゃべった。かーえろ」
あいつらは僕がしゃべったら帰る、というルールを作っているらしい。
僕だってさっさとしゃべって帰ってもらいたい。
だけど、僕には簡単なことじゃない。
「っ、ううっ・・・」
「ほんと、声を押し殺して泣く人だなあ」
君が現れた。僕は君の前だけで普通に話せる。
つっかえていた物も綺麗に無くなって、リラックスできる。
「ごめんね。助けられなくて。もっと力があればよかったのに」
「・・・こうやって来てくれるだけで、嬉しいよ」
本当にそうだ。まわりで何食わぬ顔して僕を見てる奴らは全員嫌い。
「あいつらは卑怯だよね。暴力じゃなくて暴言だから」
あいつらは自分よりも下の人がいることで安心できる、不思議な生き物。
本当は人間に身分も上も下もないのに。
みんなが対等であるべきなのに。
「僕は味方がいるだけで十分だから、人間ってそんなもんだよ」
僕は思う。敵がいない人なんていないし、味方がいない人なんていない。
”みんなちがってみんないい”
なんて世間は口で言ってるだけで、本当は思ってない。
だけど、たった一人だけでも味方がいてくれたら頑張れる。
目標ができる。大切にしたい人もいる。
それだけで十分じゃないかな。
「帰ろっか」
「うん」
僕は今日も醜いこの世界で生きていく。
君と一緒に。

作者メッセージ

自分の思いを書いたつもりです。
めっちゃ長いー!

2025/02/15 15:50

ID:≫ 04kYm4qUdkyPQ
続きを執筆
小説を編集

パスワードをおぼえている場合はご自分で小説を削除してください。(削除方法
自分で削除するのは面倒くさい、忍びない、自分の責任にしたくない、などの理由で削除を依頼するのは絶対におやめください。

→本当に小説のパスワードを忘れてしまった
▼小説の削除を依頼する

小説削除依頼フォーム

お名前 ※必須
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
削除の理由 ※必須

なぜこの小説の削除を依頼したいですか

ご自分で投稿した小説ですか? ※必須

この小説は、あなたが投稿した小説で間違いありませんか?

削除後に復旧はできません※必須

削除したあとに復旧はできません。クレームも受け付けません。

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL
/ 10

コメント
[4]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL