二次創作
ヴィーナスさんは変態が多過ぎるので引きこもりたい。
#1
プロローグ
とても端的に言うと転生した。
ちなみに死んだ記憶はない。
覚えているのは迫り来る二つのライト。それがトラックのものだと理解して、慌てて引き返そうとしたけどもう遅くて。ブレーキが掛かっていないトラックは勢いそのまま私に突っ込んだ。
体の熱が一瞬でなくなって、酷く寒かった。身体は動かそうとしても全く動かず、衝突とともに視界は濁り切って最後の頼りだった音もだんだんと小さくなっていった。そして見事にブラックアウトしたんだっけ。
……ん?つまり死んだのか。
訂正、私氏ちゃんと死んだ記憶あった。死んだと思ったらいつの間にか転生していた。
しかしトラックに轢かれて転生、略してトラ転か。
別に第二の人生をもらえた時点で大分運がいいと分かってるんだけど、トラ転かぁ………悪くはないんだけど、なんというか無難。
ライトノベルでよく見るタイプの死に方だし、使い古されすぎて面白くない。
いや、最近トラ転同様によく見かける電車に轢かれて転生みたいな公共交通機関を止めるタイプの死に方じゃなくて良かったとは思うけどさぁ。
なんか味気ないんだよなぁ〜なんて考えていたが、鏡に映った自分を見て全部吹っ飛んだ。
私の容姿がめっちゃ可愛いのだ。
そりゃもう圧倒的に。
日焼け知らずの真っ白な肌だけど程よく血色が良くて、子供特有のものなのかきめ細かい。
濡羽色の髪はサラサラ〜っと効果音がつきそうな程指通りがいい。むしろ良すぎて捕まえるのに苦労しそうだ。
お目々はぱっちり二重でまつ毛も瞬きするたびに音が鳴るんじゃないかと思うほどぱさぱさ。白と黒のコントラストがハッキリしていて中々目力がある。
存在感はあまりないけど綺麗に通った鼻筋や花びらのような唇……パーツ一つ一つも然る事ながら、配置も完璧。
完璧なパーツが「おまっ、めっちゃええ所居るやん……」と言いたくなるような完璧な位置に居るので顔が何処をとっても完璧に美しい。
まさに横から見ても下から見ても、正面で見ても完璧で究極の美貌だった。
2曲ぐらい歌詞が混ざっていたけど、ほんとのほんとに可愛さと美しさを兼ね備えた完璧な美貌。
はぁ……っと鏡の前で自分に見惚れていたらママンがやってきた。
いけないけない、家族にだけはナルシスト認定されたくないんだ。あんまり鏡を見過ぎないようにしないと。
……でも私の顔が美しいのはこの世の真理だよなぁ?
「ねこちゃーん」
「あーい」
「あら、まだ鏡の所にいたの?ねこちゃんは本当に鏡が好きねぇ」
「んー、ままのほうがすきだよ」
「本当?」
「うん。ほんと、まますき」
「あらやだ嬉しい。ママもねこちゃんのこと大好きよ」
朝から鏡の前で麗しいママ上と愛を囁きあった。
ママ上はさすがこの顔の遺伝子を半分持つだけあって、真っ赤なリップが似合う猫目のとんでもねぇ美人さんである。
そんな美人さんの娘に生まれ変われるだなんて一体前世でいくら徳を積んだのだろうか?
精々、おばあちゃんの荷物を持ったくらいしか徳を積んだ記憶がないんだけど。
しかも陰キャ故に初対面の人と話せないせいでご年配の女性の前で謎の奇声を上げる不審な女になりかけていた。
いや、多分なっていた。あの時はおばあちゃんが「ゆっくりでいいのよ」と言って落ち着かせてくれたからちゃんと話せて、荷物を持って一緒に階段上がったけど……。
そもそも、助けようとして助けられてたのって助けたのに入るのだろうか……っと、思考の沼にハマりそうになった寸のところでパパがやって来たので切り上げた。
パパ、ナイスタイミング。
「ハニーと愛娘が可愛いことしてる〜。ねえねえ、ねこちゃん、パパは?パパは?好き?」
「ふつう」
「」
言葉も出ないのか顔を覆って俯いている。アニメなら白っぽく石化していそうだ。
パパもこの顔面の遺伝子を半分持つだけあって当然のようにイケおじである。
神の毛はやや気になるところだけど、お髭が似合うダンディな人だ。ハーフらしくて日本人と海の向こうの人々の要素を併せ持ったパパはシャープだけど外国人よりも柔らかみがある。
黙ってスーツでも着ていればお姉様方をブイブイ言わせてそうなイケおじだが、ファッションセンスは終わりを迎えているし子煩悩なうるさい父親である。
叩けば叩くほど鳴るタイプなのついつい面白がってしまうけど、このままでは可哀想だったのでちょっとサービス。
「うそだよ、ぱぱもすき」
よしよしっと石化したパパを撫でたら起き上がって、リビングに向かった。
数秒後に復活したパパが「下げてから上げるなんて、ねこちゃんKO・A・KU・MA!!でも好き!」っとウザ絡みしてくるんだけど、それはちょっと省略。
ちなみに死んだ記憶はない。
覚えているのは迫り来る二つのライト。それがトラックのものだと理解して、慌てて引き返そうとしたけどもう遅くて。ブレーキが掛かっていないトラックは勢いそのまま私に突っ込んだ。
体の熱が一瞬でなくなって、酷く寒かった。身体は動かそうとしても全く動かず、衝突とともに視界は濁り切って最後の頼りだった音もだんだんと小さくなっていった。そして見事にブラックアウトしたんだっけ。
……ん?つまり死んだのか。
訂正、私氏ちゃんと死んだ記憶あった。死んだと思ったらいつの間にか転生していた。
しかしトラックに轢かれて転生、略してトラ転か。
別に第二の人生をもらえた時点で大分運がいいと分かってるんだけど、トラ転かぁ………悪くはないんだけど、なんというか無難。
ライトノベルでよく見るタイプの死に方だし、使い古されすぎて面白くない。
いや、最近トラ転同様によく見かける電車に轢かれて転生みたいな公共交通機関を止めるタイプの死に方じゃなくて良かったとは思うけどさぁ。
なんか味気ないんだよなぁ〜なんて考えていたが、鏡に映った自分を見て全部吹っ飛んだ。
私の容姿がめっちゃ可愛いのだ。
そりゃもう圧倒的に。
日焼け知らずの真っ白な肌だけど程よく血色が良くて、子供特有のものなのかきめ細かい。
濡羽色の髪はサラサラ〜っと効果音がつきそうな程指通りがいい。むしろ良すぎて捕まえるのに苦労しそうだ。
お目々はぱっちり二重でまつ毛も瞬きするたびに音が鳴るんじゃないかと思うほどぱさぱさ。白と黒のコントラストがハッキリしていて中々目力がある。
存在感はあまりないけど綺麗に通った鼻筋や花びらのような唇……パーツ一つ一つも然る事ながら、配置も完璧。
完璧なパーツが「おまっ、めっちゃええ所居るやん……」と言いたくなるような完璧な位置に居るので顔が何処をとっても完璧に美しい。
まさに横から見ても下から見ても、正面で見ても完璧で究極の美貌だった。
2曲ぐらい歌詞が混ざっていたけど、ほんとのほんとに可愛さと美しさを兼ね備えた完璧な美貌。
はぁ……っと鏡の前で自分に見惚れていたらママンがやってきた。
いけないけない、家族にだけはナルシスト認定されたくないんだ。あんまり鏡を見過ぎないようにしないと。
……でも私の顔が美しいのはこの世の真理だよなぁ?
「ねこちゃーん」
「あーい」
「あら、まだ鏡の所にいたの?ねこちゃんは本当に鏡が好きねぇ」
「んー、ままのほうがすきだよ」
「本当?」
「うん。ほんと、まますき」
「あらやだ嬉しい。ママもねこちゃんのこと大好きよ」
朝から鏡の前で麗しいママ上と愛を囁きあった。
ママ上はさすがこの顔の遺伝子を半分持つだけあって、真っ赤なリップが似合う猫目のとんでもねぇ美人さんである。
そんな美人さんの娘に生まれ変われるだなんて一体前世でいくら徳を積んだのだろうか?
精々、おばあちゃんの荷物を持ったくらいしか徳を積んだ記憶がないんだけど。
しかも陰キャ故に初対面の人と話せないせいでご年配の女性の前で謎の奇声を上げる不審な女になりかけていた。
いや、多分なっていた。あの時はおばあちゃんが「ゆっくりでいいのよ」と言って落ち着かせてくれたからちゃんと話せて、荷物を持って一緒に階段上がったけど……。
そもそも、助けようとして助けられてたのって助けたのに入るのだろうか……っと、思考の沼にハマりそうになった寸のところでパパがやって来たので切り上げた。
パパ、ナイスタイミング。
「ハニーと愛娘が可愛いことしてる〜。ねえねえ、ねこちゃん、パパは?パパは?好き?」
「ふつう」
「」
言葉も出ないのか顔を覆って俯いている。アニメなら白っぽく石化していそうだ。
パパもこの顔面の遺伝子を半分持つだけあって当然のようにイケおじである。
神の毛はやや気になるところだけど、お髭が似合うダンディな人だ。ハーフらしくて日本人と海の向こうの人々の要素を併せ持ったパパはシャープだけど外国人よりも柔らかみがある。
黙ってスーツでも着ていればお姉様方をブイブイ言わせてそうなイケおじだが、ファッションセンスは終わりを迎えているし子煩悩なうるさい父親である。
叩けば叩くほど鳴るタイプなのついつい面白がってしまうけど、このままでは可哀想だったのでちょっとサービス。
「うそだよ、ぱぱもすき」
よしよしっと石化したパパを撫でたら起き上がって、リビングに向かった。
数秒後に復活したパパが「下げてから上げるなんて、ねこちゃんKO・A・KU・MA!!でも好き!」っとウザ絡みしてくるんだけど、それはちょっと省略。
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