めろんぱーかーの絵師を努めたら愛されました。
side kamome
「左足に、ひびが入っていますね。あと右腕、深く傷が入っています。」
保健室の中年ぐらいの女性教師が、俺に向かって呆れた顔でそう言う。
.................まじかよ
「はぁ〜!?かもめくん一体なにやらかしたんですかあ....」
にょきをは一度目を見開いてから、座っていた椅子に再び腰掛けなおした。
別に、ちょっと高い木の上から窓に向かってジャンプしただけだし。
ちゃんと、着地できたし。猫、助けたし。
なろぴに言うための、色々な言い訳が脳内に浮かび上がってくる。
...............やっば、俺、どうしよ.....
「まったくー....かもめくん、もうちょっと頭使ってくださいよ」
ぐるぐると頭をフル回転させていると、隣にいたにょきをがやれやれとした表情で俺に向かってそう発する。
実際問題、俺はなろぴたちと"Zeppツアー"を控えている。
だから、それまでに足と腕を治せばいいわけだ。簡単なこと。
すると、保健室の外から騒がしく足音が聞こえた。
「しっつれーしまーす...かもめん...て、え!?」
なろぴだった。
なろぴは驚いた表情で俺を見る。.......いや、俺じゃなくても足と腕だな。
「なろぴ.......俺、やらかしたわ.....」
俺はなろぴにそう言う。
「なろきゅん、かもめくんが、骨にひびいれたんですよ!で、腕に傷いれたんですよ!」
「おい皮タトゥーいれたみたいに言うな!」
なろぴは目をがん開きにして言う。
「はぁ〜!?なにしてんのほんとに!!ええ!?」
「いやまじ悪いと思ってるって...」
「...........とにかく、今日はずっと保健室に居て。また休み時間とか来るし、帰りはみんなで送るから。いい?」
なろぴはずいっと俺に顔を近づける。
「.........ああ、わかった。それより、猫は大丈夫か?」
「大丈夫。○○がなんとかしてくれてるはずだよ」
............○○、ねえ......
「じゃあ、そろそろ授業始まりますから....なろきゅん、行きましょ」
にょきをはそう言ってなろぴをひっぱる。
「うん。じゃあ、安静にしててよねかもめん。」
2人はそう言って、すぐに保健室をあとにした。
side サムライ翔
「あっかいくーん!」
一限目終了後。俺は借りていた教科書を返すためかいくんの教室へと向かう。
「なんだサムライ」
「これ!前借りてた教科書。ありがとな〜」
「ああこれか。それだけか?」
「あ、それと....なろっちのクラスの、●●っていう人、知ってる?」
「........はあ?俺らまだ転校してきたばっかだよな?知るわけねえだろ」
「.......まあせやわなw」
「それだけだな?」
「おん、ありがと」
俺は、そう言ってかいくんと別れた。
「左足に、ひびが入っていますね。あと右腕、深く傷が入っています。」
保健室の中年ぐらいの女性教師が、俺に向かって呆れた顔でそう言う。
.................まじかよ
「はぁ〜!?かもめくん一体なにやらかしたんですかあ....」
にょきをは一度目を見開いてから、座っていた椅子に再び腰掛けなおした。
別に、ちょっと高い木の上から窓に向かってジャンプしただけだし。
ちゃんと、着地できたし。猫、助けたし。
なろぴに言うための、色々な言い訳が脳内に浮かび上がってくる。
...............やっば、俺、どうしよ.....
「まったくー....かもめくん、もうちょっと頭使ってくださいよ」
ぐるぐると頭をフル回転させていると、隣にいたにょきをがやれやれとした表情で俺に向かってそう発する。
実際問題、俺はなろぴたちと"Zeppツアー"を控えている。
だから、それまでに足と腕を治せばいいわけだ。簡単なこと。
すると、保健室の外から騒がしく足音が聞こえた。
「しっつれーしまーす...かもめん...て、え!?」
なろぴだった。
なろぴは驚いた表情で俺を見る。.......いや、俺じゃなくても足と腕だな。
「なろぴ.......俺、やらかしたわ.....」
俺はなろぴにそう言う。
「なろきゅん、かもめくんが、骨にひびいれたんですよ!で、腕に傷いれたんですよ!」
「おい皮タトゥーいれたみたいに言うな!」
なろぴは目をがん開きにして言う。
「はぁ〜!?なにしてんのほんとに!!ええ!?」
「いやまじ悪いと思ってるって...」
「...........とにかく、今日はずっと保健室に居て。また休み時間とか来るし、帰りはみんなで送るから。いい?」
なろぴはずいっと俺に顔を近づける。
「.........ああ、わかった。それより、猫は大丈夫か?」
「大丈夫。○○がなんとかしてくれてるはずだよ」
............○○、ねえ......
「じゃあ、そろそろ授業始まりますから....なろきゅん、行きましょ」
にょきをはそう言ってなろぴをひっぱる。
「うん。じゃあ、安静にしててよねかもめん。」
2人はそう言って、すぐに保健室をあとにした。
side サムライ翔
「あっかいくーん!」
一限目終了後。俺は借りていた教科書を返すためかいくんの教室へと向かう。
「なんだサムライ」
「これ!前借りてた教科書。ありがとな〜」
「ああこれか。それだけか?」
「あ、それと....なろっちのクラスの、●●っていう人、知ってる?」
「........はあ?俺らまだ転校してきたばっかだよな?知るわけねえだろ」
「.......まあせやわなw」
「それだけだな?」
「おん、ありがと」
俺は、そう言ってかいくんと別れた。
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