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虐待については結構直接的な描写があります!
 エロっていうかなんて言うか…性的描写が言葉だけあります。直接的な描写は一切ないです。

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拾われ少年、愛されました。

#7

第一章第六話『休日の朝』

 翌日、アリスは目を覚ました。目の前に零歌の顔がある。横向きで寝る自分の[漢字]癖[/漢字][ふりがな]くせ[/ふりがな]に少々を呆れて体を起こす。
[明朝体]「ッ…。」[/明朝体]
 痛みに顔を[漢字]顰[/漢字][ふりがな]しか[/ふりがな]める。体の節々が痛む。彼女は一人、苦悩していた。
[明朝体](きのう、[下線]『かうんせりんぐ』[/下線]っていってた…おねぇさんがいっしょにいてくれるっていってたけど、こわい…。)[/明朝体]
 物音がして思わず振り返る。
「[大文字][大文字]あ゛[/大文字]~ねみぃッ![/大文字]まだ寝てても良いんだぞ?」
[小文字][明朝体]「…?」[/明朝体][/小文字]
 また首を傾げる。零歌は頭を抱えた。
「…リビング行こーぜ。今日は日曜だから[漢字]朝飯[/漢字][ふりがな]アサメシ[/ふりがな]まで時間かかんだ。」
 手を差し伸べる。[明朝体]少し迷った[/明朝体]が、アリスは手を掴んだ。薄暗いリビングに入り、電気を付ける。
「ッてもやる事ねェな。テレビでも見るか?」
[小文字][明朝体]「…?わかんない。」[/明朝体][/小文字]
(そりゃあそうか、[下線]見れる環境じゃねェもんな[/下線]。実際私だって…。)
 無意識に[打消し]過去の記憶[/打消し]が脳裏に[漢字]蠢[/漢字][ふりがな]うごめ[/ふりがな]く。早く忘れたくて、拳を握り締めた。
[明朝体]「おねぇ…さん…?」[/明朝体]
「[大文字]ッ‼[/大文字]…嗚呼、すまねぇ。取り敢えず見るか。子供向けの[漢字]奴[/漢字][ふりがな]ヤツ[/ふりがな]とか放送してんだろ。」
 服の[漢字]裾[/漢字][ふりがな]すそ[/ふりがな]を引っ張られ、我に返る。アリスをソファーに座らせてテレビの電源を付けた。
[明朝体]《本日のニュースです。先日から報道されていた通称[下線]「親子消失事件」[/下線]、進展があったようです。最新の情報と今までの情報を照らし合わせていった結果を用意しました。事件の真相に迫り[小文字]ま[/小文字]ー》[/明朝体]
 番組を変えた。この事件の彼女らは心当たりがあったから。
[明朝体]「…!」[/明朝体]
 アリスが横を向いた。手でテレビのリモコンを操作しながら、アリスと向き合った。
「見たい?」
[小文字][明朝体]「…みない。」[/明朝体][/小文字]
「其の方が良いかもな。」
 子供向け番組に番組を切り替える。初めて見るアリスは興味深そうに、テレビの画面に釘付けになっていた。
「面白い?」
[明朝体]「…うん。」[/明朝体]
 しばらく時間がたった。[漢字]南東に太陽が位置した[/漢字][ふりがな]午前7時[/ふりがな]頃、頭上から[漢字]大きな物音[/漢字][ふりがな][大文字]ベッドから落ちる音[/大文字][/ふりがな]が響いた。
「[大文字]うおっ![/大文字]あ~そろそろやんなきゃな~っつてもアリスが居るし…。」
(一人で待たせちまうのもな…。[大文字][大文字]ッし![/大文字]こうなったらアレだ![/大文字])
 テレビの電源を切って、アリスに向かい合った。
「アリス、[漢字]手前[/漢字][ふりがな]てめえ[/ふりがな][下線]料理できるか?[/下線]」
[小文字][明朝体]「うん…?」[/明朝体][/小文字]
 [漢字]台所[/漢字][ふりがな]キッチン[/ふりがな]に手を引いて歩く。アリスも言葉の意図を理解したようだ。
[明朝体]「なに、すればいい…?」[/明朝体]
「…お湯沸かせるか?」
 縦に首を振った。其れを確認してやかんの位置を指差す。アリスはすぐに動き始めた。
 数分後、[漢字]台所[/漢字][ふりがな]キッチン[/ふりがな]に食欲そそる香りが満ちたー

作者メッセージ

いつものっいくぜ☆あ、コメントくださいコメントしたら返信するからさぁ~っ!

キャラクタア名簿
名前:宮沢 黄昏
フリガナ:ミヤザワ タソガレ
性別:男
性格:気の弱く、引っ込み思案な性格。いつもは人の一歩後ろにいるが、仲間を守るためなら前線に立つ勇気を持ち合わせている。
種族:人間
年齢:14
身長:165㎝
容姿(キャラメ見るのが一番早い)
髪:ロングを真っ二つに切った髪型。普段は黒色に染め、桃色のインナーカラーにしているが、地毛は桃色。
目:いつもは眼鏡とカラコンを使って黒に見せているが、本来は桃色。
服:中学生の制服にセーターを羽織っている。/インナーに上着を羽織っている。
その他(アクセサリー等):サイドリボンカチューシャをを付けている。(言い方あってる?)
キャラメ(ふわふわ鯖4)上から現在(眼鏡アリ)、過去、現在(眼鏡ナシ)
picrew.me/share?cd=0Y15L1qMs6
picrew.me/share?cd=gnhdcvsgYB
picrew.me/share?cd=ZLWfIpm3sd
一人称:ボク
2人称:君、○○さん、○○先輩、茜
過去:幼少期、両親が裏の組織の反感を買い、目の前で殺された。その組織に強制的に入らされ、花売りをさせられていた。精神が崩壊し、捨てられたところを芥川が救出した。その後、太宰と太宰に救出された茜と出会った。茜と触れ合ううちに、お互いの精神状態も回復し、タッグで行動するようになった。茜と血縁があるかどうかは怪しいが、ない事ではないということで、茜とは双子として、相棒として行動している。
Q&A
Q「自己紹介をどうぞ。」
A「あ、えと…ボクは『宮沢 黄昏』、です。茜の双子の弟っていうの…かな…?」
Q「他の方たちとはどのような関係ですか?」
A「零歌さんは、ボクの後から入って来たけど、年上だし、業績凄いから…実質先輩、かな…?」
「渚先輩は、強いし、年上だし…一寸、恐れ多くて、話せない…。」
「霞先輩は、優しいお医者さん。ボクと茜の治療を何時もしてくれるけど…あんまり怪我しないでって…頑張んなきゃ…。」
「茜はボクの双子で相棒。ボクを救い出してくれた…『ヒーロー』って云うのかなぁ…?」
「太宰先輩と芥川先輩…ボクと茜の子とよく見てくれてる人。でも、けんかの後処理が大変…。」
「瑠奈さんとは一回だけ顔を合わせたぐらいしか面識がないけど、とっても優しい人だったよ。」
「アリス…さん?は、喋ったりはしてないけど、仲良くできたらいいな…。」
「ボクの両親は、目の前で居なくなっちゃったけど、短い間、ボクを愛してくれたこと…ずっと感謝してる。」
Q「数年後の自分は何をしていると思いますか?」
A「あんまり、想像つかないけど…茜と一緒に居ると思う。」
Q「読者に向けてメッセージをどうぞ。」
A「ボクは、皆の足手纏いだと思うけど…皆を応援してくれると、嬉しいな。」

2025/02/01 09:59

鐘平瑠璃(無印の方でも活動中!) ID:≫pphMf4RMExK4M
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・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

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